翻訳wikiの訳注より
レガトゥス・マキシムス・ロムルス、紀元前53,5██年(「原ラテン語」文書)
ミノアの王ミダス、紀元前8██年(線文字A)
ローマの建設者ロムルスは紀元前8世紀の人物なので、単なる誤記か、あるいは全く別人のロムルスさんのような気がします。同様に、ミダス王はフリギアの王様であって、線文字Aのクレタ島ミノア文明とは800年ほど時代が隔たりますが、単純にミノス王の誤記かも知れません。訳者が前史ヨーロッパに全く詳しくないので詳細がわかりません。とりあえずそのままにしておきます、ごめんなさい。
鋼のごとき逆棘(さかとげ)の手は、爪鱗棘瘤(そうりんしりゅう)に覆わるる。名工刀匠が鍛えたる、いかな刃(やいば)も其を通さじと 。
脚注8 前の説明(「鋼のごとき逆棘の手……いかな刃も其を通さじと」)、英国古典「ベオウルフ」の一節、グレンデルの容姿の引用です。
今回ベオウルフの原典はおろか訳本にもあたっていません。ごめんなさい。