朝夕検査員を使っていただいたのはうれしく、雰囲気も好きでした。
ただ、上記の方々の指摘と同じような疑問や違和感を感じました。よってNVとさせていただきます
個人的な疑問としては男性警備員と検査員である朝夕が二人いながら、特に技術もない学芸員に殺されてしまったことです。これでは何のための警備員かわからないですし、例え一方が押さえられても、二人いれば何とかなるんじゃないかと思います。保安部門の人間はオブジェクトに対しては無力であっても、人間に対してならある程度の対抗はできるはずです。あくまで常識的に考えれば、という話ですが。
超常的な力を発揮された・身体能力が火事場の馬鹿力的なもので向上した、などの理由があるのかもしれません。しかし、そういった描写が一切描かれていないのでこのような疑問を感じてしまったのだと思います。
違和感や疑問は作品を読む、楽しむという行為の邪魔になってしまう要素です。そういった部分を排除していき、説得力を増していければ面白い作品にはなると思います