- 財団の職員はどのような格好をしているのでしょうか?
- 財団の装備はどのようなものを使っている?
- そういや財団のあの役職の制服ってどうなっているんだ(特によく死ぬ財団の警備員職とか)?
- 現実のこの装備、財団は導入しているに決まっているぜ!
このような話題を広くゆるく話し合うスレッドです。
a.k.a. 鬼食料理長
このような話題を広くゆるく話し合うスレッドです。
a.k.a. 鬼食料理長
財団職員は人である以上、生身で脅威に対応することはできるはずがありません。ですから、彼らは身を守るために、科学の力(魔力)を結集した様々な機能性装備を用意していることでしょう。
財団職員の格好のインスピレーションの泉のようなアートワークは様々な場所に投稿されていますね。
Example:
http://www.deviantart.com/art/SCP-SecTeam-concept-316225664
http://foggygolem.deviantart.com/art/MTF-SCP-Guard-Upgraded-Weaponry-569272554
http://foggygolem.deviantart.com/art/SCP-Researcher-Concept-575919901
http://kig043030.deviantart.com/art/SCP-Foundation-Mobile-Task-Force-487343198
他にも財団職員の装備に関わるアートワークもあると思います。
特に最初の、財団のセキュリティの装備のアートワークはかっこいいですよね。説得力があります。
a.k.a. 鬼食料理長
"化"学者として正しい服装を書いてみます。
まぁ豆知識程度に思ってもらえれば……
ちなみにリアルさを演出したい人向けに化学者の卵としてエッセイでも書いてみるかとやってみてはいますが、思いっきり滞っています。
・髪型
長い人は絶対に後ろに結ぶ。薬品やバーナーに触れると髪はもちろん自分自身も危ないので。
・顔
化粧は粉などが薬品に混入したらダメなので厳禁。最悪化粧が顔の上で揮発した薬品と反応……なんてことも絶対起きないとは言えない。
目に入ったらまずい薬品(殆ど該当する)を使ったり目に危険が及ぶ作業をするならば眼鏡の上からでも安全眼鏡を着用するが、別に普通の眼鏡があればそれでいいとする人も居るには居る。最近ではめっちゃカッコいい形のものも売っている。コンタクトレンズは万一の際目にくっつきかねないので厳禁。
ピアスも万一の際耳にくっつきかねないので厳禁。シリコンならギリギリ許容範囲か。
・首、手首、指などなど
万一の際(略)、アクセサリーは着けない。
・白衣の下
長袖長ズボン、綿製品がベスト。夏場なら本来は空調の方が頑張るべき。
靴は革靴(合皮ではない)がベスト。ヒール付きやつっかけはコケる可能性があるので厳禁。サンダルなど足の甲が見える構造の靴も足の保護になってないので厳禁。キャンパスシューズが疲れにくくてオススメ。
・白衣
綿製品がベスト。本当はマストなのだが、-何故か化繊が混じったものしか生協に置いてなかったりして、みんなして守ってないなんてこともある。
本来手洗いして白く保つべきだが、薬品で色とりどりに染まっている人も多い。最近では使い捨てのものもあるが、素材が素材(石油系)なので滅多に使わない。
萌え袖厳禁、短すぎるのもダメ。
・実験ノート
基本的に実験中机の上に出す紙は必要最低限の数にする必要がある。散らかると危険なので。そこで唯一机の上に置いてあるのが実験ノートである。
片方のページに整理された手順(図で描くのも全然アリ)、もう片方に記録と結果を書くのが基本形。レポートではないので個人使用なら最悪自分が読めればそれでいいし、ピンクとかオレンジとか書いても大丈夫。グラフに直すのは後でやるので、PCで出力したりする測定でなければ表をザックリ作ってそこに数値を書いたりしている。
鉛筆書きは改竄可能なので厳禁、水性インクだと滲むので油性ボールペンがオススメ。よく濡れるので万年筆で書くものではない。
化学技術者としてちょっとした追記を
安全眼鏡
大学生協とかではよく硬質プラスチック製の眼鏡が売ってますが(でかいサングラスみたいな形状)
隙間から薬品が入ることがあるので完全に眼を保護するゴーグルがよく使われますね(水中ゴーグルみたいな形状)
目に入ってはいけないどころかあらゆる薬品を扱う際は常に着用することが義務付けられています。
大抵首にぶら下げてます。
保護具
これもほぼ常につけるんですがラテックス製の薄手の手袋を使いますね。
溶剤などのラテックスでは防げない薬品は厚手の耐溶剤グローブ(所謂ゴム手袋みたいなもの)を使います。
熱いものを扱う時は軍手を、液体の場合はその上から前述したラテックス手袋をつけたりします
揮発性の薬剤なんかを扱う場合はほとんどの場合ドラフト内での作業ですが、缶式の防毒マスクを使うこともあります。
おおっ、実戦現場ではかなり厳重ですね!ラテックス手袋はまだ1回しか使ったことがないです……。
個人的にはあんまり財団は化合物を弄っているイメージが無いんですが、やる時には厳重にやった方が財団らしくていいかもしれないですね〜
財団職員の装備に関わるアートワークはどれも、美しく、かっこいいものです。
それに水を差すつもりは全くありません。
これは、個人的な考え方です。
財団の基本となる隠蔽と歴史から考えて、フィールドエージェントの殆どは、そのあたりをぶらつくチノパンやジーンズのおっさんや主婦のおばさんに、報告書を上げてもらうか、せいぜい、普及品のカメラや発信気をつけてもらう程度のものでも、情報網さえアレばカバーできるでしょう。
特殊部隊や戦闘部隊の殆どの武装や装備は西側諸国。特にアメリカの物を使用しているのではないでしょうか?
財団の独自用途や特殊口径の重火器等になってくると、もうこれは、特定の対scp専用武装となり、(そりゃもうイカしたイカれた)対scp用scp兵器の乱立につながりかりません。
それは大変夢があって素晴らしいですが。(対SCP280-JP用非現実式接触不可対消滅弾とか、、、)
潜入捜査の先でも同様の感じで、財団の戦闘部隊といえども、武装としては現地における一級品が普及品としてあり、後はそれを戦術と連携でどうにかしていく形ではないでしょうか?
ただし、秘密結社という方向性から、人員の保護のため通常よりも安全性の向上のために多少のアップグレードは行われているのかなあとも思います。
・・・Dクラスの装備には・・・Dクラスの装備は命だけで、あとはそれを保護する最低限が最寄りのサイトから提供されているだけだと考えていますね。
こんな装備あるのかなあと想像したものがあります、いまいち扱いに困っていたのでここで披露しましょう。
対認識災害型オブジェクト対応機動部隊装備:「ヘレン・ケラー」
「見てはいけない」オブジェクト・「聞いてはいけない」音を発するオブジェクトを捜索・確保するための装置です。
によって構成されるヘッドマウントディスプレイです、フルフェイスヘルメットのような形状をしています
エコロケーションシステムは、パッシブ音波を発信・受信することで周囲の反響音から地形を走査し、リアルタイムに地形情報をヘッドマウントディスプレイに表示します。
補助機構としてカメラとマイクが付属しており、Dクラス職員に映像と音声に暴露させることで"毒見"させ、安全が確認された映像・音声だけを回すことができる、という機能がついています。
ある研究の話で「解像度(画像に限らない)を落とすことで正確な認識が困難になる」という話を聞いて
認識が困難になる→認識災害の影響が軽減/無力化されるのでは?
というのから設定だけ組み上げたものがありますので投げときます。
視覚認識災害対策
ヘッドマウントディスプレイ(AMD_Sulon_Qのような前面にカメラが付いてるタイプ)を用いる手法。
諸説あるそうですが、人間の視覚は脳が認識しているのは800万画素程度と聞いたことがあるので、HD画質の物で1/10程度に減らすことができるはず!上手くいけば視覚を封鎖せずともオブジェクトの影響を受けないで収容任務に従事できるかも!
シャイガイはわずか数ピクセルで活性化するから意味ないとか言わない
聴覚認識災害対策
遮音性の高いヘルメットを着用し、周囲の音は300~340Hzのデジタル合成音声で聞き取る手法。
手早くいえば電話と同じ。
必要な指示などを聞きとれ更に周波数帯域の制限と合成音声さらにデジタルの為分解能を下げることができるので微小な信号に由来する認識災害から隊員を守る優れものだといいな!
このヘルメットには前述の視覚認識災害対策機能も付属しるんじゃないだろうか。
触覚認識災害対策
原始的に厚手の服装をする。早い話触った感じがよく分からなければ認識災害の影響が軽減される…んじゃないかな!
嗅覚/味覚認識災害対策
収容任務中に使うことがあると思えなかったので現状「封鎖」以外思いつかなかったです。
おまけ:初期の認識災害部隊
装備の話からそれるのですが、ハイテクな装備が開発できなかったころはきっと五感にハンディを持つ人が従事していたのかなと思ってます。当然人手が足りないので五感を「封鎖」したDクラスなんかも投入されたと思いますが。
認識災害の防止のために様々な装備を整えることは、良いアイディアだと思います。
ふっと思い出したのですが、認識力を低下させるメソッドを確立している分野は、高齢者疑似体験教材かもしれません。
a.k.a. 鬼食料理長
ミーム系なにかの研究者用の首輪というものを考えたことがあります。
バイタルサインを確認し、異常が発生した場合はスタンプ型麻酔薬注射器、針型筋弛緩剤注射器、切断ワイヤー、と順に異常者の行動を停止させる装置です。
これなら情報災害の現場に行っても二次災害は大丈夫!
命の保証はいたしませんが。
とりあえず財団に特有のパラテックを利用した兵器のことを考えるなら、第三法則はマストだと思いますね。
あれはいいものです。個人装備以外もぜひ知りたいものですね。LTE-2712-Boschに出てきたような超兵器を財団も持っているのだろうか……。
個人的にはエージェントたちがしょっちゅう使う「記憶処理を行うためのガジェット」に可能性を感じています。
某Taleでおなじみスプレー型の経鼻吸入式の他にも、カメラストロボ型の光学式とか、座薬型の粘膜吸収式とか、
それはそれはたくさんのタイプが時代の変遷とともに作られているのだろうなあ・・・と思いを馳せています。
豆知識を追加させていただくと、座薬は点滴よりも更に効きが速いらしいですよ。粘膜に直なのでかなり有利なんだそうです。 訂正します。
手術でお腹切ったことがあるんですが、その初日の痛み止めは「点滴なら眠くなる成分も入ってる」と看護師さんに言われて、座薬と点滴に混ぜる薬の二択が提示されました。発言から察するに薬の成分もちょっと違うんでしょうね。
物凄く気になってしまったので、一点だけ訂正させてください。
座薬は点滴よりも更に効きが速いらしい
坐薬は飲み薬に比べて効きが早いですが、重要なのは血液中の薬の濃度なので、"点滴より早い"ってのはあり得ないです。同等か、点滴の方が早いですね。
尚、飲み薬の場合は初回通過効果(消化器官から吸収された化合物は全身を回るよりも前に肝臓を通過する為、ここで無毒化されてしまう)を通常受けますが、一部の坐薬は直腸からの直接吸収(門脈を経由しない)なので初回通過効果を受けない為に飲み薬よりも効率がいい訳です。更に言うと、血管にダイレクトに化合物を注入する注射及び点滴は血中の薬の濃度を厳密に管理しないと直ぐに副作用が出てしまう為、処方の難易度が多少上がります。また、坐薬の他に、舌の下に挟む薬(舌下錠)も吸収効率が良く初回通過効果を受けにくいです。
細かすぎる指摘をば失礼しました。
いえ、人から聞いただけで専門外の話なので、訂正していただけてとても助かりました。解説までしていただきありがとうございます。
カメラストロボ型の光学式
メン・イン・ブラック…!
とまあ、それはさておき。
記憶処理用のアイテムなんかは注意を引かないようにパッと見何の変哲も無い普通の、それこそ百均にでも売ってそうな外見をしてそうな。
スプレー型なら小さめの、香水とか消毒液とか入れられるような奴で、光学式ならペンライトか使い捨てカメラ、座薬型なら市販のボラ○ノール的なやつに偽装されてそうですね。
偽装されたモノはロマン。