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こちらのトップです。 プリチャード学院大学などの財団職員育成課程で行われるオムニバス形式の講義資料という体裁で作ったのですが
1.そもそも講義資料らしいか。またどうすれば講義資料のようになるか。 2.講義資料という体裁上所謂、起承転結やオチが難しいのですがそれでも問題ないか。 3.そもそも根本的に面白くない。 の点が特に気になっています。
また、よろしければ記事の改稿の参考に、皆さんの霊的実体、職員育成課程についてのヘッドカノンなどについてもお聞きかせ願えればと思っています。
面白くなかったです。
こういう俺設定陳列taleは情報量と外連味で読者を圧倒してそれっぽく思わせるものですが、そのどちらもないので薄味に感じられました。
参考として、悪魔学に関する簡潔な解説やオペレーション・リーウィン・ダーク、各種goiformatのtale、各種オリエンテーションtaleなどを読み直すことをお勧めします。
コメントありがとうございます。 情報量の不足は確かに感じていたのでアイディアの発掘に注力しようと思います。
私は、講義資料としてはかなりリアルだと感じました。読めば話の大部分が分かると思いきや講義でドンドン書いてない話が出てくるのが講義資料、というのが私のイメージなので、ここからどんな詳しい話が聞けるんだろう…と想像が広がって楽しかったです。 が、私はゲームの攻略本を買って設定部分を読み込んで喜ぶような設定マニアなので、多分他の殆どの方はあんまり面白くないと感じてしまうと思います。何らかの改稿は必要だと思います…どうやったら多くの人の心を鷲掴みにできるかは分からないのですが…。
ヘッドカノンですが、蒐集院が呪術やら神道やらに頼ってなおそこそこの量のオブジェクトを確保できていたというところを元に早々と人事ファイル案を考えていました。その中で、霊的実体に干渉できる人はどういう人なのかというのを"かなりオカルトな方面から"、蒐集院側から財団側に落とし込む形になるよう考察していました。こと科学的に解釈の難しい霊的実体やSCP-1001-JPのような呪術的産物の扱いに関しては実のところ財団より蒐集院の方が一枚上手なんじゃないか、だとしたら蒐集院の技術を財団が後から実証するような形で扱っているのでは、というヘッドカノンからの解釈です。 あまり参考にならないかもと思いましたが、もし必要でしたらちょっと恥ずかしいですがお話しします。遠慮なく仰ってください。
コメントありがとうございます。 やはり掘り下げを行う必要性がありそうですね。
現在オカルト方面の事象を空想科学に落とし込むのに四苦八苦しているので是非問題なければお話を伺いたいです。
分かりました。参考になれば幸いです。 最初は思いっきりオカルティックに考えて、それを財団科学に落とし込んでから、財団世界に違和感のないレベルまでオカルトを削っていく、というやり方で組み立てていきました。
まず、魔術や祈祷が「本当にできてしまう」人がどのような原理で実現できている設定にできるか、というところから考え始めました。 (ここでの魔術はファンタジーな魔法ではなく、1. 干渉できるのは未来の事象のみ 2. 現実的に不可能なことを実現するほどの力はない というものを想定しています。杖とナイフと杯を用意して、願いの内容に合わせた儀式を行い、願いを忘れた頃にようやく叶うと言われるタイプのものです) この現実改変とちょっと違う現象の共通点を考えてみると、
となります。これらを総合して考えてみて、「儀式起因性確率改変」という造語を作ってみました。共通点を抜き取って、小難しい単語に置き換えて、それっぽく並べました。
これで、本当に有効な魔術や祈祷を行える人を、儀式起因性確率改変者と定義することができます。強度や有効範囲についての略語はまだ考え中です。ですがこのままだと造語を作っただけなので、これを財団科学で補強していきます。
改変といえばヒューム値がありますので、まずこれを使います。現実改変者の場合は常にある程度高いヒューム値を保っていますが、こちらの2番目の質問にあるように、手順によって上下させることが可能であることしている前例があります。これをありがたく使わせていただいて、「特定の儀式手順を行うことで自身のヒューム値を任意に上昇させることができる」と設定します。 がしかし、これだけだと世に多く出回っている儀式手順でも真似すれば誰でも現実改変できてしまうことになりかねないので、再度オカルトに戻って共通の制約を探し出します。魔術では「儀式中に懐疑的になると失敗する」「儀式中は願いを心の底から望まなければうまくいかない」、宗教的な儀式では「信者でないとうまくいかない」という話がよくあります。これらから「信じ込んでいないと失敗する」という要素を取ることができます。これを少しだけブラッシュアップして、「各々が儀式中に一切の疑いを抱くことなく実施できる手順でなければ、確率改変者の基準を満たしていてもヒューム値を変動させられない」更に現実改変が不可能になるように、「確率改変者の場合、変動するヒューム値は+0.1〜0.2程度」(こちらの現実改変者のヒューム値を参考に、より低く設定)と設定します。
これでようやく下地ができたので、放置していた魔除けやお祓いなどの「リアルタイムで効果が出るタイプの儀式」について考えていきます。 高ヒューム値による現実改変で霊体が忌避する領域を作り出すのは、確率改変者には無理です。ヒューム値が足りませんし、確率が操作される時間を何秒後と指定することもできないからです。 ここでオカルトに戻って、リアルタイムに効果が出るとされる儀式について考え直してみます。大体ご祈祷であっても即時の効果を期待するものはほぼ存在せず(病気の平癒をご祈祷してもらっても、ご祈祷が終わった瞬間治るとは普通思わない)、殆ど例外のように、「悪霊」を追い払ったり「神様」にお許しを頂いたり「死霊」を憑依させたりと「霊的な存在と直接干渉する内容」ならすぐ効くと思われています。ここから、「霊素に対して干渉するには確率改変者レベルのヒューム値でも充分である」という設定を付け足します。これで、儀式起因性確率改変者が一心に儀式を行うと、霊的実体にならばリアルタイムに干渉できるということになります。霊的実体相手ならば消し去るのも自由自在とまでいくと違和感があるので、「改変」ではなく「干渉」という表現を重視しています。ごく僅かに高いヒューム値に頼って、通常知覚できない低級な霊的実体を自分と会話できるよう調整したり、一定の特徴を持ち合わせた霊的実体が忌避する性質を対象に付与したりできるが、あくまで一時的なヒューム値上昇であるため儀式が終わると効果が長続きしない、という感じです。一度祓ってもらっても憑きやすい行動を続けていると何度でもまた拾ってしまうという話も聞きますし…。
ここまでで作ったヘッドカノンを財団風に整理し直すと、こうなります。あんまり財団風にならない設定に関しては、無理せず"科学ではちょっとよく分からない"ことにしてぼかしてしまうとうまくいくのではないでしょうか。
神職や呪い師などの中には、儀式起因性確率改変者が僅かに存在していることが判明しています。蒐集院の人員の殆どが儀式起因性確率改変者で構成されており、忠誠度計測試験に問題のない財団所属の同改変者は蒐集院由来の技術の継承のため優先的に蒐集課へ転属されています。また古来から儀式起因性確率改変者が一般社会に存在しており既に文化に根付いていること、定義にあてはまる全てを収容するには数が多いこと、その改変度の微弱さを鑑み、財団では行動監視及び危険行動への警告と対処を行うに留めています。 儀式起因性確率改変者とは、特定の儀式手順をそれによって引き起こされる現象について充分に想起し集中しながら1実行することで、自身のヒューム値を一時的に+0.1〜0.2程度増加させ、これにより任意でない未来における特定の事象の発生確率を操作できる人物を指します。発生確率の操作は「発生しうる現象をより発生しやすくする」程度に留まり、統計的には同改変者による確率の操作は最大でも10%程度であり、実際には儀式対象者へのカウンセリングによる効果が大きいのではないかといわれています。この定義を越える事象を引き起こす人物は、現実改変者と同等に扱い、特に慎重に検査されるべきです。 儀式起因性確率改変者のヒューム値の変動は現実改変を行える水準には不足していますが、同改変者の大多数が霊的実体に対して儀式実行中に即時かつ一時的に干渉可能であることが判明しています2。俗に霊視と呼ばれる行為に代表される霊素感応もこれによるものなのかどうかを含めて、ヒューム値と霊素の関連についての検証が現在進められています。財団が保有する霊素干渉技術の殆どが使用するまでに機材の準備を必要とするものであるため、蒐集院技術を充分に習得している職員で構成された対霊的実体案件特殊先行部隊の編成が検討されています。
the-one-witchさんの言う魔術行使能力を持つ人間に関する設定なら、すでに世界オカルト連合カノンハブの奇跡論セミナー(4つあります)でかなり詳細に詰められています。
なお、ここに出て来るEVE量子に関してはIkr_4185さんがFSにてヒューム理論との統一を試みています。かならず参考になる文献群です。ぜひ目を通してみてください。
興味深い記事を紹介してくださってありがとうございます!財団関連の創作にしてはかなり魔術寄りな印象を受けましたが、そこがかえって面白いです。凄い好みです、これ…! 人事ファイルが作れるようになったら収容室や尋問室に護送されないように気を付けながら参考にしようと思います。
>the-one-witchさん ありがとうございます。使いこなせそうな部分だけでも参考にさせて頂きます。
>seafield13さん 私も参考にさせて頂きました。以前ikr_1485さんの当該記事を読んだことがあったのですが奇跡論セミナーの存在を知らないためにちんぷんかんぷんでした。 こちらも参考にさせて頂きます。