拝読しました。
小学校の頃の規則に何年も縛られている、というのは不気味ですねぇ。精神年齢は固定されているのに、泣き笑いが制限されてしまっているというのも惨い。ただ、パンチに欠けるというか、もっと惨く表現できるような気がしました。
おそらくオブジェクト自体の描写が少ないからではないでしょうかね。規則違反を箇条書きで示したり、32人の名簿と生死、死亡した個体の死亡した原因など事細かに示していくなど方法は様々あると思います。
あと、「特定のルールに捕らわれた学生たち」という面でネタ被り……とまではいいませんが、似た特異性のオブジェクトがあります。こちらの根源は恨みや怒り、などではなく単なる本人のエゴです。そういった意味での後味の悪さは参考になると思いますので、ぜひ読んでみてください。
あと、ペナルティが「単なる死」じゃないことは重要かなあ、と。自殺したりするだけでは私は物足りなかったです。
何か一つでも参考になれば幸いです。