お世話になっております。指摘致します。
全体的に、宿主記録の記述が客観性に欠けているように感じます。
「寄生された人に発生した事象」ではなく、「寄生された人が破滅するストーリー」を読まされている印象を受けました。
その為、恐怖感を伝えきれていないと思います。
またインタビュー記録についてですが、研究員が「流行」に執着するというのも観念的すぎてちょっとわかりません。
個々の流行に執着するのであれば、インタビューしたらもっと具体名が出てくるはずです。
アニメのタイトルであるとか、好みのブランドとか……(たとえそれが黒塗りで隠されるとしても)
オブジェクトがどのようなギミックで動くのかを意識されたのかもしれませんが、具体例に落とし込む場合はもう少し具体的に記述されるべきでしょう。
逮捕後暴れるSCP-ZZZ-JP-A-1のうなじからSCP-ZZZ-JPが出現、署内のエージェントが捕獲した。その後SCP-ZZZ-JP-A-1は深く反省し模範囚として釈放された。
詳しくないのでよくわからないのですが、模範囚とされるのは実刑判決を受けて収監された者を指すのだと思っています。16歳で刑務所に収監されるというのは(よほどのレアケースでない限り)考えづらいのではないでしょうか。
「流行のバッグ」と5分に一度検索し、検索結果を手当たり次第購入していた。その結果解雇され、また多額の借金もしていたからか██線に飛び込み自殺した。
「██線」と部分的に隠されているのはどういう意図でしょう?
また、「流行のバッグ」とは具体性に欠けるため、何らかの具体名を出したほうが良いかもしれません。また、「その結果解雇され、」がどの文脈につながっているのか不明瞭です。
仕事中に通販サイトで買い物していた為という理由は、解雇理由としてはありかもしれませんが、即時解雇の理由としてはやや弱いため、省略してしまうのも唐突な印象を受けると思います。
以上、よろしくお願いします。