寝ている間にSCP-1315-JP-1が発生し上空へと転移、その後寝てる寝てないに関わらず落下する…という設定だったのですが少々わかりずらかったでしょうか。
SCP-1315-JP-1は対象が自身が寝ていた場所の上空15km地点に瞬時に転移する現象であり、SCP-1315-JP-2はSCP-1315-JP-1が発生した後、対象が元々睡眠をとっていた地点に転移する現象です。JP-1発生からJP-2までのインターバルは不定ですが、平均11秒程度です。ただし、最短で1.5秒、最長では43日、次点で4日のインターバルが確認されています。
最長43日、次点で4日とあるので、上空への転移後にその場でとどまり続けるイメージを想像してました。起きる起きないに関わらず、落ちた地点から寝てたところに戻る現象ってことですかね
特性自体はシンプルで面白みがあると思います。しかし最後のオチは好きじゃないです。他のオブジェクトを利用して危険性を主張している形ですし、財団には一度管理下を離れるとその時点でアウトになる人型オブジェクトも少なくないです。
SCP-181が対象になれば、その特性上彼は財団から逃げることが可能でしょうし、SCP-231がわずかの間でも管理外になりモントークに失敗すれば恐ろしいことが起きるかもしれません。SCP-237も、彼女を眠らせている装置が一緒ついてこなければ目を覚ます可能性があります。
総じて、このSCPは危険性を他のオブジェクトに頼っていたずらに煽っているだけのように思え、あまり魅力を感じません。他のオブジェクトに頼らない形で危険性を表現すべきだと思います。
ちょっと良くわからないのですが…
- 寝ている人物が、その場所の上空15kmへ転移する(その場所から15km「上方」ではない。
- そこから落下する。
- -2発生前に地面へ落下(着地)した場合、衝撃で概ね死亡する。
- 死亡しているしていないに関わらず、対象は-2が発生した場合に睡眠時の場所へ転移する(例えば土葬されていても転移する?)
こういう事でしょうか?
そういえば、夢の診断とかで「高所からの落下」ってお約束ですね。
あんまり数字は得意ではないんですが、15km落下するには55秒で、平均落下時間が11秒ならば最終的に約時速380kmで約600m落下してることになるんですかね。で、これが毎日200万件だから全人口を74億で計算すると10年ぐらいで全人類がこのSCPを経験することになるんでしょうか。……ちょっと規模が大き過ぎるような気がしますね。
意味不明かつ理不尽な現象で面白いです。
最後の件は、こういうの嫌いではないです。
ないですが、ちょっと財団の脇が甘いように思えてしまいました。
そう思ってしまった原因として、1日200万件という発生件数があると思います。
ごく大雑把な計算ですが、SCP-1315が発生するようになってから(財団が気づいてから、ではなく)
せいぜい1年もすれば、ある1人がSCP-1315に遭遇する確率は9%近くなりますから、
小さな町のピザ屋のチラシ(例え話です)にすら目を光らせている財団ならばすぐに異常を察知するでしょうし、
財団の関係者や人型SCPが対象となる可能性はかなり優先度が高い課題として検討されるのではないでしょうか。
特に人型SCPはどうやっても年9%の確率で収容違反を起こしうるということに等しいわけで、
財団にとっての大前提が崩壊してしまいかねない話になりそうです。
(SCP-1315をKeterクラスにして済む話ではなく、もっと事態は深刻であるという意味です)
基本的には理不尽な現象だからこそ面白いと思えましたので、そこのバランスが何とかなればと思うのですが。
収容違反の確率がかなり高いですね…個人的には1%ぐらいかなと思っていたのですが…発生件数を減らすとともに対象をすべての動物へと変えてみました。これでかなり確率的には低くなったと思います。
横から失礼します。
人間以外の動物も対象にしてしまうと他の生物系SCPも含まれてしまうのではないでしょうか。そうなると財団でも対処が難しいような…(転移した132-JPのいる紙が風で飛ばされてしまったりしたら大変です)
記事としてはあるあるネタの持っていき方や、少々滑稽なのに自分も長い時間を引いていたら…と思うと薄ら寒くもあり良いSCPだと思います。
これ、着地する前にヘリか何かで回収されたら急に消えるんですかね……インタビュー中に消失するのを想像すると余計シュールな。
シンプルかつ阻止が難しく意味不明で、現象系SCPとして結構好きです。
ただ、本家からギアーズ博士やアベルが出てくる必要性はちょっとよくわかりませんでした。
k-クラスシナリオの潜在的危険性を表すにしても、具体的にアベルではなく、
例えばSCP-███が対象となり、結果収容違反が発生し[削除済]、この事案により██件の被害が出てオブジェクトクラスを引き上げ、
といった感じに詳細を伏せて描写しても危険性は充分伝わるのではないでしょうか。
また、転移先高度について、博士が落下中にドローンを確認したとするよりも、ドローンの映像記録に現象の対象になった誰かが映った、という形の方が自然じゃないかなと思います。
実際問題人型オブジェクトだって睡眠は取るでしょうし夢を見るでしょう。しかし「SCP-076-1に入っている間は生物学的に死んでいます。」と描写されているSCPを登場させるのは少し無理があると思います。詳細な報告もしないのにギアーズ博士(冷静な人物なので突然の体験を報告させるにはもってこいでしょう)が登場する意味も解りませんでした。