クロスさせたオブジェクトたちを見事にまとめられており、非常に完成度が高いと思いました。
しかし、あまりにもまとめられすぎており、ナンバリングされた報告書としては想像の余地が無く、
Taleの解説文を延々と読んでいるような後味で、報告書であるが故に魅力が死んでしまっていると感じました。
現状ではnvです。
ご意見ありがとうございます。
そのご指摘はごもっともです。というのも、当初の予定ではこの作品自体Taleとして投稿することを想定して作成していたからです。
元々は後半の3文書のみで作品とし、1780というナンバーも使用していませんでした。その中で「犀賀六巳」が役職として存在し、その引継ぎを行うという犀賀視点のifストーリーとして作成しようとしていました。
ところが、「文書がバラバラだとそもそも内容が難解すぎて理解できない」というご意見を多数頂いたため、より理解しやすい作品になるように視点を財団に移した報告書の体裁にまとめ直した、というのが実際のところです。
最後の引継文書が極めて長大かつ説明的になっていることも自分では気になってはいる点なのですが、逆に削りすぎると内容が理解できなくなるというジレンマもあり、批評時点では「長い」というご意見は頂かなかったことから結局現状の形に落ち着きました。
現在の「SCP-1780-JP」は、それ自体を基にしたTaleというのが極めて書きづらい作品であるという点には自分でも同意しております(特に、最初からNeutralizedである点)。
ただ、自分としてはこの形式でも、「犀賀と基底次元の関係性、犀賀は基底次元を救いたいのか潰したいのか」というこれまで厳密には語られていなかった設定に一石を投じるという当初の予定は達成できているのではないかな、と考えており、この設定を用いて今後の他作品と連結していくことが可能なのではないかと捉えております。
非常に面白いアイデアで、記事の完成度も高いと感じました。
意見としては、クロスコンの性質上仕方ないのかもしれませんが……とにかく長くて読みづらいというのが第一印象にきてしまうのが惜しいと思いました。様々なSCPやGoIが絡み合った世界観は素晴らしいです。素晴らしいのですが、それだけに情報量が多く、面白いと思う前に読解する段階で疲れてしまいました。故に心苦しいながら、今回はNvにさせて頂きました。
> myomyo様、Porsche466様
面白い、記事の完成度が高いというご感想は非常に励みになります。ありがとうございます。
この記事の文字数を調査したところ、日本支部記事としては特殊構文の記事を除くとTOP10に食い込むほど長いことが判明しました(それでもSCP-1730の半分程度なのですが)。
長いという一点だけでも読みづらくなってしまうというのは確かなので、今後はもう少し短めにまとめられる記事を目指させていただきます。
細かいですけど「SCP財団」じゃなくて単に「財団」がベターかと
なにしろ彼らは「SCP財団」とは名乗っておらず、僕らがそう呼んでいるだけにすぎないので
既存のSCPへの解釈が非常に面白かったのでUVしました。
内側の補遺についてですが、「映像記録」という言葉が気になりました。「SCP-1780-JPから帰還した探査機が撮影していた映像への記述」という意味でしょうが、映像記録というと職員が実際の映像を確認しているように思えてしまいました。