私は、この記事は現状でも十二分に面白いと感じています。
未解決の謎が残されているのは確かです。しかし、明確な答えこそ書かれていないものの、真相に迫る手掛かりとなりそうな記述は随所にあり、敢えて全てを書かないことで読者がバックストーリーを色々と考察・想像できるようになっていると思います。また、謎を補完する形で関連記事を書く余地も生まれ、この記事単独で終わらない幅広い展開が期待できます。この記事では謎を謎のまま残すことが良い方向に働いている、というのが私の印象です。
ブラックウッド卿の証言の信憑性についても4個目の注釈に補足説明があり、なんら問題ではないでしょう。この記事はブラックウッド卿という魅力的なキャラクターを違和感のない形で上手く登場させることで記事全体の魅力を高めることに成功していると私は感じています。ブラックウッド卿の登場部分を削ってしまうのは勿体ない気がします。
術式の内容については確かに具体的な説明が不足しているようにも感じるので、この部分を掘り下げることには賛成です。