基本的には財団には理事会や支部は存在せず、O5は世界のそれぞれの地域を担当する代表者であるというのが個人的ヘッドカノンです(そもそも論として日本なんていう狭い地域に13人も代表者は必要ないでしょう)。
また、財団は完全に一枚岩の組織であり、財団には組織対立は存在しないと考えています。なぜなら日刊ペースで世界が滅亡の危機を迎えているのに内ゲバしている余裕があるというのは馬鹿げた話だと思いますし、また、様々なフィクションにおいてそういった世界を守る組織の内ゲバ設定が持ち込まれた場合、常にその作品の出来が損なわれたという理由もあります。片手間で宇宙を滅ぼすオブジェクトが内ゲバや権力闘争のついでに収容されているというのはオブジェクトの危険性や恐怖を貶めるものです。
また、財団は少なくとも財団のメンバーに絶対的忠誠心を植え付けていると思いますし、個々のメンバーも自由にやっているようで心底から財団への忠義を誓っているでしょう。たとえ要注意団体の元構成員であっても。逆にその点においてわずかでも曇りがある人間は財団の構成員になれないと考えています。
また、特定の要注意団体の連中が暗躍して財団の思想を歪めるようなこともないと思います。他人の頭の中くらい簡単に除くことができる組織に対して隠し事が早々出来はしないでしょう。
また、財団は特定地域にだけ特別な組織構造を許すような集団ではないとも考えています。財団の組織構造は画一的であって、何かしらの特別な組織などはないと思います。
要するに個人的には、理事会も内ゲバも全て財団にはありません。理由はそれは面白くないですし、そんなゆとりのある連中に宇宙的恐怖が収容できるというのはオブジェクトによる世界の危機が馬鹿馬鹿しいものになってしまうからです。シンゴジラの内閣が協力せずに内ゲバしてゴジラの脅威がほっとかれてたらクソつまんない映画になってたでしょう。そういうことです。