財団日本支部も四周年を迎え、投稿された記事の総数はかなりのものになっています。ですが、本部において認められている記事の書式のうち、まだ日本支部に導入されていないものがいくつか存在します。その中で特に大きな比重を持つのが、「GoIフォーマット」です。
「goi-format」という独自のタグを持ち、SCPともTaleとも異なるものとして扱われるこれらの記事は、Foundation-Universeにおける異常存在を、財団ではない他の要注意団体の視点で捉え、団体ごとに決められた特定の書体を用いて書かれるものです。異常存在との付き合い方は団体ごとに様々であることから、GoIフォーマット形式を使用することは各団体の特色を極めて鮮明に描き出すことに役立ち、ひいてはFoundation-Universe全体によりリアリティのある活力を与えることに大いに寄与するでしょう。
日本支部でもGoIフォーマットと呼べそうな記事はいくつか作成されていますが、その大半はあくまで「Tale-JP」であり、独自の枠組みを形成するには至っていないのが現状です。
(一例)
GOCハブ・日本支部バージョンとして機能しうる内容です。「脅威存在の一例」として、ENにおけるGOCのGoIフォーマットと同一の書式で書かれた異常存在記録が出てきます。
本部におけるGOCのフォーマットを踏襲し、SCP-1229-JPをGOC側の視点で描いたTaleです。
日本支部で誕生した要注意団体、「東幣重工」の製品に関するマーケティング文書です。
こちらも日本支部出身の準要注意団体、「幻島同盟」のハブです。極めて詳細な設定が盛り込まれているだけでなく、記事の最後には執筆ガイドが存在し、フォーマットの規定がなされています。
また、以上の例からはやや外れますが、こちらのフォーラムスレッドでは蒐集院のGoIフォーマットを制定する取り組みが行われているようです。
今回のスレッドでは、皆様がGoIフォーマット記事に対して感じていることをお尋ねしたいと考えています。
「新しいGoIフォーマット記事をたくさん読んでみたい、書いてみたい」「日本支部発の要注意団体の特色を出す書式を作りたい」「Taleとはまた違った位置づけとしての枠組みが欲しい」といったポジティブな意見、あるいは「やっぱり財団視点の作品の方が好きだ」「現行のTaleと同等の扱いのままで問題ない」といったネガティブな意見、なんでも構いません。皆様から様々なご意見を集め、それを元にして日本支部に「GoIフォーマット-JP」が必要か否かを考えていく、というのがこのスレッドを立てた目的です。
このスレッドではあまり込み入った議論を行うことはせず、あくまで軽い意識調査に留めます。
ご意見を受け付ける期日は8/26(土)23:59:59までにしようと思います。その時点で集まったご意見をもとに、また新たなスレッドを立ててより深い議論の場を作る予定でいます。
ご協力をよろしくお願いいたします。