気持ち悪さが最高ですね!デスコンの記事としてピッタリな内容だと思います。uv
SCP-1155-JP-Aを記録媒体と閲覧した人物両方に用いているのはあえてでしょうか?現在の説明だと若干分かりづらい気がしました。 完全に誤読してました。すみません。
脚注をクリックすると最後の編集中が見えてネタバレしてしまうので、
physicslikeさんのこの方法を使うのはいかがでしょうか?
ご意見、ご感想ありがとうございます。
ホラーな雰囲気が出せているようで安心しました。
脚注をクリックすると最後の編集中が見えてネタバレしてしまう
おっと、失念していました。脚注を折り畳みました。
safeじゃなくてもはやThaumiel
後半の編集枠にある“(心理的)迫害”と言う表現は他者から追い詰められることを指す為、残虐シーンから受ける反応を表現するうえでは少し違うような気がします。“ストレス/負担”等の方が良いのではないでしょうか。
オブジェクト自体の発想や実験記録はとても面白いのですが、不死性を獲得したことを自覚しているビクター博士がDクラス実験を監督し、その後もごく普通にオフィスを利用している様子が個人的に引っ掛かってしまいました。後述されている暴動・反逆のリスクを考えると、不死身であることが判明した時点で曝露者は全員個室に隔離され、Dクラスも元職員も一律で同じ扱いを受けても本来不自然ではないオブジェクトだという印象です。
(もしかしたらビクター博士はそれなりの備品が供給された収容室に住み込みで視聴実験をしているのかもしれませんが、仮にそうであれば明確にした方が良いと思います。)
この点が少し気になる為、今のところはNoVoteとさせていただきます。
ありがとうございます。
心理的迫害→精神的負担 に修正しました。
ビクター博士の境遇については、下手に収容段階で暴れられても……とか色々考えて、上層部が限りなく腫物のように扱っていたような痕跡をアピールしたかったのですが、力不足故に記述をサボってましたね……
上部、下部の収容プロトコルにそれぞれ追記を行いました、ご確認下さい。
収容プロトコルがとても興味深いSCPだと思いました。トムとジェリーの持ち込みを禁止するという出だしは、強いフックであると思います。
以下の3点を目的とした変更をすることで、より興味深いSCPになると思います。
- 記事先頭部分のスリム化
- SCP-1155-JP-Aに関して
- 実験記録のスリム化(C-Divesさんのポストを受けた上で。)
まず1点目に関して
この記事の旨味の一つは、トムとジェリーに言及するというフックにあると思います。したがって、これを際立たせるために、周辺の記述をカットすることで、より記憶に残りやすい記事になると思います。以下の文面がカット可能な点であると思います。
文章先頭の
……
あなたのセキュリティクリアランスレベルは3です。
……
権限を確認しました。
……
ようこそ、██博士。
この部分はカット可能であると思います。読者のクリアランスレベルが3であるという設定を置くための文章は他のやり方を取った方がいいでしょう。私は、特にクリアランスレベル3であるという設定をする必要もないと思いました。
特別収容プロトコルについて、最も重要な部分はトムとジェリーの持ち込み禁止であると思います。
これを際立たせるために「SCP-1155-JPの情報は…」と、「ビクター博士は…」から始まるパラグラフをカットするのも良い決断かもしれません。
もしこの箇所をカットして空けるならば、そのスペースにトムとジェリーの持ち込み禁止策の詳細を記載することができます。そうすることで、より特別感のあるプロトコルになるでしょう。
例えば「SCP-1155-JP-Aの収容のためにトムとジェリーシリーズで表現されていた外的ストレスに対する適応方法のカタログ化したドキュメントが用意されています。」などの文面を入れることができるかもしれません。
説明の先頭パラグラフのこの箇所は持って回った言い方に感じました。端的に述べた方がいいでしょう。
ほとんどの場合、SCP-1155-JPはオリジナルと比べて10%から40%程のデータしか持ち合わせていません。これはSCP-1155-JPに収録された"トムとジェリー"がオリジナルよりも早期に終了することに起因する、非異常性の結果です。
収録時間が短いという事実はこのように説明することができると思います。
ほとんどの場合、SCP-1155-JPはオリジナルの"トムとジェリー"より収録時間が短く、比較して10%から40%の長さです。
続く第二パラグラフの文章はよくわかる文章です。
第三パラグラフは
SCP-1155-JPはあくまでトムとジェリーを記録した媒体のみに影響を及ぼし、再生が可能であるだけの媒体は影響を受けません - SCP-1155-JPは動画サイトにアクセス可能な媒体に影響を及ぼす訳ではなく、ローカルスペースにトムとジェリーの動画ファイルが保存されている媒体にのみ影響を及ぼします。
この箇所が読みにくいと思いました。
SCP-1155-JPが伝搬する範囲は、読み取り可能なメディアで”トムとジェリー”が収録されているものに限られます。なお"トムとジェリー”に関連するテレビ放送等を受信している機器や、インターネットストリーミングを再生している機器は影響を受けません。ただし、伝搬が及ぶ範囲でこれらの映像を録画をしたメディアは異常性を持ちます。[なお、この受信した映像については異常が見られるのか、見られないのか文章から判別がつきませんでした。]
2点目について
これは説明の最終パラグラフに関わることです。最後に不死であるという結論を持ってきているのは、優れた構成だと思います。
しかし記述するにあたっては、
SCP-1155-JP-Aと指定されるSCP-1155-JPを視聴した人物は、永続的に外傷に対しての耐性を獲得します。SCP-1155-JP-Aは身体の切断/圧砕/刺突等に対し、トムとジェリーシリーズにおいて表現されていたような手法で回復します。このプロセスの最中の、身体が完全に生命維持能力を失ったと考えられている間も、SCP-1155-JP-Aは生命的な兆候を保ちます。そのため、SCP-1155-JP-Aは事実上の不死であると考えられています。
この箇所の記述が曖昧に感じます。特に不死は分析な言葉ではないと思います。
SCP-1155-JP-Aは明らかに有機的な組成を持ちますが、物理的ストレスに対して特異な適応能力を持ちます。SCP-1155-JP-Aは身体の切断/圧砕/刺突等に対し、人類の身体機構を逸脱した反射運動や瞬間的な柔軟変形で対応します。これらはトムとジェリーシリーズの表現をなぞる傾向があります。
3点目について
実験記録群1については、説明の最終パラグラフにつなげる形で記載したほうが流れがスムーズですし、実験記録群2に視線が集中することができると思います。
実験6は興味深かったです。
2点目につなげる形で
SCP-1155-JP-Aは明らかに有機的な組成を持ちますが、物理的ストレスに対して特異な適応能力を持ちます。SCP-1155-JP-Aは身体の切断/圧砕/刺突等に対し、人類の身体機構を逸脱した反射運動や瞬間的な柔軟変形で対応します。これらはトムとジェリーシリーズの表現をなぞる傾向があります。
今まで確認された例:実験記録群1相当
- 銃撃に対して、弾道と重なる部分に貫通孔を形成し銃弾を避けた。孔の形成に際して出血はなく、断面はスムーズであった。被験者は体に力を入れるような仕草の後に実験前の状態に復帰した。
- 頸部、胸部、腰部の切断攻撃を、体の一部分の自発的な除去あるいは放棄によって回避する。この自切に際して出血はなく、自切面はスムーズであった。被験者は細かい部位に分割されたが、攻撃が終了すると各部位は融合し実験前の状態に復帰した。
- シアン化カリウムやヒ素、ポロニウム210、その他テトラドトキシンを始めとする生物毒あるいはその混合物を摂取させた際、被験者の顔面は青などランダムに変色したものの、それ以上の反応は見られなかった。数秒後実験前の状態に復帰した。
実験記録群2
….
実験記録群2の記載が終わってからをこの記事のクライマックスとして、SCP-1155-JPの本質が不死性を与えるということ、上記の実験に参加していたビクター博士の末路を描くと、記事が表から裏に変わる瞬間がはっきりするので、よりドラマチックになると思います。
a.k.a. 鬼食料理長
熟読玩味ありがとうございます、とても助けになる批評です。批評に沿った改善を施しましたので再読、評価の再考の程をお願いします。
個別の批評に対し、返信していきたいと思います。
文章先頭のこの部分はカット可能であると思います。
考えた結果、カットしました。ただ、██博士(メタ視点での読者)のセキュリティレベルが3であるという情報は展望を示す上で必要なので一番最後の保存ボタン押下時のメッセージを変更しています。
特別収容プロトコルについて
トムとジェリーが一番のインパクトを持つという意見はとても参考になります。しかし情報制限の下り(制限2だったのが下部では3になることの対比)、ビクター博士の処遇(腫物のような扱い)に関しても同じく重要だと思っています。変更として、下2個のパラグラフを纏め、短く変更しました。プロトコル部分の「トムとジェリー」、説明部分の「トムとジェリー」の間に1文しか挟まっていないことになります。これによって、読者がトムとジェリーというワードに注目出来る確率は増したと思います。
説明の先頭パラグラフ
文を一部拝借し、編集しました。
第三パラグラフ
こちらも伝えたい情報を再考し、編集しました。
これは説明の最終パラグラフ
"これらはトムとジェリーシリーズの表現をなぞる傾向があります。" この表現はとても秀逸ですね、有難く頂戴しました。また、不死と断言するのは研究者っぽくないと判断し、削りました。
実験記録1の省略について
ここは削りたくない場面ですね。。。もちろん箇条書きでも十分に説明出来る項目だとは思います。ここはSCP-1155-JPがどれほど死から遠いのかの描写、ミーム実験を上層部が中断させたという伏線、そして「上層部が-Aの終了方法を発見し、ビクター博士を標的にし始める」というターニングポイントになります。
とはいえ、例示して下さった文章は非常に報告書らしい言葉選びであったため、一部拝借させて頂きました。ありがとうございます。
今回の批評でとても洗練されたと自分は思いますが、また追加の意見があるようでしたら是非お願いします。
改めて読み直しました。とても柔軟に改稿していると思います。抜群に読みやすくなりました。
評価を更新して、ダウンボートを取り消しました。
この記事はオブジェクトの性質の説明が簡潔で分かりやすいですが、間違いなく異常な性質が説明できている点が優れていると思います。
先日の3点のこと承知しました。柔軟に取り入られていると思います。
それでも、ビクター博士のコメントの部分は実験記録の内容と離した方が、主体と客体がよく別れて文章の見通しが良くなり、より読みやすい記事になるかと思います。ご検討ください。
記事の読みやすさや、文体については一旦ここで止めて、記事全体に関わる意見を述べます。
話は遡って、先日の実験記録群1について説明ありがとうございました。
ここはSCP-1155-JPがどれほど死から遠いのかの描写、ミーム実験を上層部が中断させたという伏線、そして「上層部が-Aの終了方法を発見し、ビクター博士を標的にし始める」というターニングポイントになります。
やはりこの箇所がターニングポイントですね。確かにこの記事は前半後半の二幕から成り立っているように感じていました。
前半はとてもよくできている記事だと思います。オブジェクトの魅力についてよく伝わりますし、内容も興味深いです。
また後半部分のビクター博士を主として、実験記録を通じて財団の処遇の流れを語るのも良い素材だと思います。
しかし、この記事に残された最後の課題は、前半と後半のマッチがうまくいっていない、延いてはオブジェクトとビクター博士のストーリーのミックスが上手くいっていないという点であると思います。先日、実験記録群の改稿を提案しましたが、この考えに至った違和感の源流もこの点です。
この記事はターニングポイントである、実験記録群1で視界不良になるような感覚がありました。読み進めるのにエネルギーを使います。何回か読んで、今この感想を書くために内容を整理した後は、良い記事だと思えますが、一読した後に、気づきが降ってくるような記事の方が望ましいです。アップボートをしなければ!という気分になれるからですね。
現行のターニングポイントは整理した方がいいでしょう。実験でわかった情報は、先日提案したことの繰り返しになりますが箇条書きにして、その情報でSCP-1155-JPがどれほど死から遠いのかの描写することが良いかと思います。ターニングポイントで描写するべき残りの要素は、博士の付記という方法ではない描写する道を探した方がいいと思います。というのもの、実験を行なっているものが、客観的評価と重要ではない主観的評価をないまぜに書いていることは疑問に感じました。
打って変わって記事の改稿に関する意見を述べます。ターニングポイントの難解さは改稿によって解決できると思います。先ほど上がっていたターニングポイントで記述するべきの残りの要素は、ビクター博士の役職を変えることで描写が行えると思います。2案用意しました。
A案は、ビクター氏をよりアクションできる立場にすることです。ビクター氏を警備員から収容チーム、機動部隊員にすることで実現できるでしょう。
これはテーマの二重構造に注目した変更案です。二重構造の内側はオブジェクトのビデオの内容で、トムとジェリーの死です。外側はそれを囲む財団で起きる職員の死です。ここでの内側と外側は記事の前半と後半に対応するでしょう。この二重構造を強化して、記事を俯瞰的にみたときにビデオのトムとジェリーの不幸が繰り返されているように見えるようにすることができれば、通読したときにまとまった印象を与え、延いてはより優れた読了感を与えることになると思います。
さて、現状では、ビクター博士が不死になったことが、財団に不都合だったので、計算ずくの自殺に追い込まれたというストーリーですね。ここを、不死になってしまったビクター隊員はトムかジェリーのような活躍の場を与えられていたが、それは財団のシナリオ通りであり、氏は標的であったという後半にすると面白いような気がします。殺鼠剤のことを猫いらずと言いますが、このような状況のアイロニーにもってこいだと思います。
A案のメリットは、記事の全体が客観的な視点が狭いところから広いところに移るという滑らかな形で遷移するので、ターニングポイントで失速することなく完読できるような記事にできるところにあると思います。
デメリットは、現記事から加える必要がある変更点が多くなりそうであり、各点の選択肢も無限にあって最適解が何かわかりにくいという点ですね。
それでももし、記事全体の二重構造が強化できれば、死のコンテストとしても記事としても、一流になると思いました。
B案は、ビクター博士の立場をミスリードさせて、オチでどんでん返しする案です。
これからA案より具体が過ぎる変更案を述べますが、ターニングポイントの読みにくさを解決させることと、博士のはめ方を隠蔽にすることと、最後のどんでん返しをよりサプライズにすることを狙った変更案です。また、この記事には送信ボタンがあるので読者体験型の記事ですが、より究極的な決断、例えば生死に関わる決定について関与してもらう方がインパクトがあると思います。その点にも触れます。
B案のシナリオは、現行案の特別収容プロトコルに設置している以下の伏線を次のように変更することでミスリードさせることから始まります。
SCP-1155-JPの情報はセキュリティクリアランスレベル2以上の職員に限定されます。ビクター博士はオフィスに留まり、監視されることを条件として当オブジェクトの研究の継続が許可されています。
↓
SCP-1155-JPの情報はセキュリティクリアランスレベル2以上の職員に限定されます。実験は臨時的に倫理委員会のStruldbrug決定に基づく指導によりビクター博士が監査することになっています。8月1日付でビクター博士の後任としてワーナー博士の着任を予定しています。
あくまでビクター博士は、SCP-1155-JPの影響を受けてしまった不死者ですが、このような文面に変えることで倫理委員会からの出向者の雰囲気が出ると思います。またStruldbrug決定のストラルドブラグはガリバー旅行記に出てくる不幸な不死者のことですが、別に名前はなんでも構いません。ここはどんでん返しした後でも、内容の首尾一貫性を失わないように、未回答の言葉を入れておく必要があるので設置しています。この言葉も最初はミスリードさせて、Dクラスなど被験者の人権を擁護するなどの決定だと思わせましょう。どんでん返しした後は、この言葉を「上層部がビクター博士を標的にしていた」という意味で固定させて首尾一貫性を保ちます。
これに伴って実験記録群1を若干変更する必要があります。付記の分析結果の部分の博士のコメント部分を、監査報告にします。コメントよりも必然性が出ると思われます。主観評価が求められている場なので、自然な形で博士の生の声を載せることにつながると思います。
実験6はこんな形になるでしょう。
実験6
実験内容: 致死量の複合毒を摂取させる。
結果: D-1940は顔面が極端に青く変色したが、それ以上のダメージを負った様子は見られない。D-1940の体内に入った毒物がどのように処理されたのかは、D-1940に対する手術が"修復"されるために不明である。
監査報告: 人体実験であるが結果は未知であり、研究の目的も公共の福祉の実現であるため、Dクラス職員を利用する限りは倫理問題を回避できる。実験を許可する。私も結果を確認したが青い、本当に青い。RGBで言うなら0,0と来て200以上はある。アレに対して笑いを覚える度に、研究倫理としての望ましいのか、自身の残虐性がどうなってしまったのかについて考えさせられてしまう。 - ビクター博士
実験記録群2ついては、徐々に盛り上げていきたいのですが、初手でビクター博士が不死性を持っていることを明かすと盛り上がりに欠くと思います。
ビクター博士の不死性を隠蔽する方向に、コメントに手をつける必要があるかと思います。以下は一例ですが、目標はどんでん返しの前と後で、印象が変わるようなコメントにすることです。
実験記録群2
メモ: SCP-1155-JPと原作のストーリーとの違いを調査する目的での連続視聴実験。監査はビクター博士が担当する。
実験1から最終パラグラフの部分について
このオブジェクトと縁が長い。このビデオは最初期に収容されたものの一つのはずだ。 - ビクター博士
ジェリーはトムを殺したと言えるわけだが、その後ジェリーは原作と同じく巣穴に走って逃げた。トムの死亡後もジェリーの行動は変わらないのか、それとも単にトムが死んだことにジェリーが気付かなかったのかワーナー博士と議論したことを覚えている。 - ビクター博士
付記:ニブルスは頭部の吹き飛んだジェリーを見て、オリジナルよりも驚愕していたように思える。単に私の思い過ごしか。耐久性の無い二人は死んで、それで終わり。ニブルスにもジェリーを殺すつもりは無かったんだと思う。分からない。あの後どうなったのか気になるが、ここにトムとジェリーのビデオを持ってくることはできない。あの日、メイヤーがカメラの操作を誤らなければ、続きを知ることができたのかもしれない。おかげで私も倫理委員会からとやかく言われた。
いつか原作の方も見たい。 - ビクター博士
こんな感じになるかと思います。ビクター博士の自由が制限されていること、記事では語られなかった過去があることをにおわせつつも、ビクター博士が不死であることと、倫理委員会から出向してきたわけではない事情があるという伏線を敷きたいです。ただ、ビクターがすでに不死になっていることを隠すのは、なかなか難しい点であると思います。この感想を書いている時間よりも検討する時間を設けた方が良いですね。
最後のどんでん返しで、今までミスリードしていた部分に正解を与えます。読者が記事を更新する形である現状でも良いどんでん返しだと思いますが、文章が重複する箇所が出てしまうので、別の表現を検討するのもありかもしれません。例えば、読者宛のメールとかが効果的でしょう。どんでん返しで初めてビクターが不死であるということが確定するとドラマチックですね。
また、読者の立場を生死を決定する立場に置きたいので、倫理委員会に所属していることにします。またこれは、偽の倫理委員会のビクター博士と対比する形になるので、印象を与えると思います。目標の一つは、読者が財団の考えに近ければ、ビクターの後任は自殺に追い込まれ、考えから遠ければ、ビクターの後任は永久に働かされ続けるという不死の苦しみを味わってもらう、どっちにしろビクターの後任は苦しむダブルバインドの質問に、自然な形でつなげることですね。
死ぬべきか永遠に生きるべきかは、究極の質問として興味深いですが、その質問の形にもひねりを加えたいです。今回は、財団の決定が倫理的かどうか?という質問でビクターの後任の末路が決定されるようにしてみました。
このやり方ではメールの文面は大まかなところはこんな形になると思います。実際のメールの形として足りない箇所が多々あると思うので、もしこの案を採用するなら、修正は必要ですね。
ようこそ██博士。あなたはSCP-1155-JPを編集中です。
↓
ようこそ██博士。倫理監査の決定をよろしくお願いします。
From: Site-██ Dr. サイディア
To: 倫理委員会 Dr. ████
Subject: ラグナグプロトコル中間報告3
📎 SCP-1155-JP_Rev.13.pdf
・・・・
+ ビクターの監査報告および主訴、生活像
以上がビクター博士に実施されたラグナグプロトコルの報告です。今回のレビューが済みましたら、倫理委員会のフィードバックをください。倫理上の問題が回避できるのであれば、ビクター博士の業務をワーナー博士が引き継ぎます。
> From: 倫理委員会 Dr. フロム
> To: Site-██ Dr. サイディア
> Subject: Re:ラグナグプロトコル中間報告2
> ・・・・
> メイヤー技師の自殺に関して、Struldbrug決定に基づく倫理上の問題は回避されています。9/1より、ワーナー技師の業務をビクター博士が引き継ぐことになります。来年の7/25に予測されているビクター博士の自殺は██博士がレビューする予定です。
>> From: Site-██ Dr. サイディア
>> To: 倫理委員会 Dr. フロム
>> Subject: ラグナグプロトコル中間報告2
>> 📎 SCP-1155-JP_Rev.7.pdf
>> ・・・・
>> + メイヤーの監査報告および主訴、生活像
>> 以上がメイヤー技師に実施されたラグナグプロトコルの報告です。今回のレビューが済みましたら、倫理委員会のフィードバックをください。倫理上の問題が回避できるのであればメイヤー技師の業務をワーナー博士が引き継いでいただく用意ができています。
>>> From: 倫理委員会 Dr. ナザルバエフ
>>> To: 倫理委員会 Dr. ████
>>> CC: 倫理委員会 Dr. フロム
>>> Subject: ラグナグプロトコルについて
>>>
>>> 先月の倫理委員会総会での死亡困難者の福祉に関わる処置に関するStruldbrug決定に関連して、インシデント:SCP-1155-JP-αに対する倫理委員会の監査要求がありました。我々ワーキンググループ-Дが担当することになります。
>>> インシデント:SCP-1155-JP-αで、SCP-1155-JPの収容技師であるメイヤー、研究員のビクター博士、ワーナー博士の三名がSCP-1155-JP-Aに指定されました。三名は現在SCP-1155-JPの担当から解除され、カウンセリングを受けています。
>>> B級死亡困難者のSCP-1155-JP-Aは、致死性ミームで殺害することはできませんが、自殺誘発ミームは有効であることが分かりました。なお、SCP-1155-JP-Aが収容違反、その他暴動を企てた際の阻止の難しさから、実験に関わったDクラス職員はすべてミーム接種によって自殺しました。これは倫理上の問題が回避されています。
>>> 上述の職員三名の財団の雇用契約の更新について、倫理監査を求められています。
>>> ラグナグプロトコルは、死亡困難者の福祉に配慮した………
From: 倫理委員会 Dr. ████
To: Site-██ Dr. サイディア
Subject: ラグナグプロトコル中間報告3
・・・・
監査報告フォーム
[[html]]
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="utf-8">
<title>サンプル</title>
</head>
<body>
<p>《質問1. ビクター博士の自殺に関して、Struldbrug決定に基づく倫理上の問題は存在するか》<br>
<input type="radio" name="grp1" value="1"> 存在する <br>
<input type="radio" name="grp1" value="2">存在しない <br>
<input type="button" value="ボタン" onclick="getRadioValue('grp1');">
</body>
<script>
function getRadioValue(name){
var radios = document.getElementsByName(name);
var result;
for(var i=0; i<radios.length; i++){
if (radios[i].checked) {
result = radios[i].value;
break;
}
}
if(result==1){
alert('ワーナー博士のラグナグプロトコルは実施されます。次の質問に移ります。');
}
if(result==2){
alert('ワーナー博士はSite-██に永久雇用されます。次の質問に移ります。');
}
alert('選択されていません');
}
</script>
</html>
[[/html]]
A案とB案について考えてみましたが、B案の方があまりみない形の記事のパターンなので、新規性があるような気がします。個人的にはB案の方がオススメです。
a.k.a. 鬼食料理長
改稿致しました。
まずは説明セクションについては特に問題ないかな ということで、オブジェクトの異常性や説明は変更していません。
今回、ターニングポイントが分かりづらい、加えて実験記録を読むのにスタミナを使うことが問題点であると判断したので、
- 実験記録群1を削除し、箇条書きスタイルに
- その後ビクター博士のコメントを入れる(実験記録群1についていたコメントの要約+α)
この2つを行いました。今まで「実験記録1と2の境目」という曖昧な点がターニングポイントでしたが、これによってビクター博士のコメントそのものがポイントになったと思います。
また、客観的記述と主体的記述が混じっているという問題点も解決できています。(実験記録群2についてはそのままですが、これはビクター博士が度重なるミーム接種で疲弊していく演出なので変更出来ない箇所です)
案Aについて:
わざとビクター博士に活躍を与えて終了する。ようはオチに向けての前振りを効果的にするといった所でしょうか。私としては、ビクター博士が活躍すればする程その裏切りが効果を生む というのは理解出来るのですが、若干taleに向いている題材になってしまうのではないかと思います。また、ビクター博士を活躍させるために記述を増してしまうのも、実験記録群1を簡略化した目的と相反してしまうのが問題です。
案Bについて:
具体的なコードまでご教授頂いてありがとうございます。私としては、ビクター博士の処遇をミスリードさせることと、そのために色々な要素を登場させることが果たして釣り合っているかと言われると、そうではないと思えます。
まず、倫理委員会という組織の登場、それに伴って登場人物の増加、プロトコルの増加。加えて最後に読者に選択を委ねる方針を採るとなると、この増加は削れるとしてもゼロには出来ないでしょう。なにせ、所々に倫理委員会絡みの情報が出てしまうと、案Aで協調しようとしていた落差も、この記事にもとからある裏返しも、あまり気持ちの良いものでは無くなってしまうと思います。
私が固有名詞を覚えることが苦手なこともありますが、とりあえず倫理委員会verを書いてみて、そういう理由で断念しました。折角の提案ですが、申し訳ありません。