画像はすべて自分で作成したものを使用しています。
SCP-1440-JPがそもそも何なのか(墨なのか? 紙なのか? それともタグで示されるように未知の植物なのか?)についてちゃんと説明されていないように思います。SCP-132-JPなどはオブジェクトが昆虫の一種であることや、昆虫としての生態を財団らしく描写していましたが、本作にはそういった科学的アプローチが欠けていて、単なる性質の描写に留まっているように感じます。故に、
また一定期間の後にSCP-1440-JPは円から打ち出すようにしてSCP-1440-JPを産出します
この記述の意味がよく分かりませんでした。産出されるのは墨なのか、紙片なのか、それ以外の別の何かなのかはっきりさせたほうが良い気がします。正体不明ならば、その旨を記載しても良いでしょう。
上述以外の点については、画像のインパクトを生かした巧みな構成で面白かったです。
指摘ありがとうございます。
オブジェクトそのものに関する記述の追加、またそれに伴って一部レイアウトを変更しました。
改稿版を拝読しました。科学的記述から不気味なオチに至る流れがスムーズで、作品の奥行きが増したと思います。+1
細かいですが二点だけ。
結局何なのかよく分からないのと、画像の奇妙さにthe SCP感を覚えてUVしました。グッズ化できそう。
それとRedHeartさんの意見に多少の疑問を感じたのですが、ヒアリより脅威でないオブジェクトはたくさんあります(むしろ有益なものですら)。ヒアリの方が怖い、というのがどのような感想なのかが気になりました。
・SCP-1440-JPは生物が活動するために必要とされている器官が確認されていません。~
何故生物である前提で書かれているのでしょうか。SCPに生物のような振る舞いを見せる非生物は多々あるわけで、これを異常な生物であるものとして扱う理由がありません。
・SCP-1440-JPは肥大化します。
大きくなっているようには見えませんし、厚みが出るんでしょうか?あくまで「ほとんど」なので「厚みがほとんどない」と矛盾はしませんが、すこし引っかかります。
・接点以上より上方の部分
「以上」と「より上方」は片方だけでいいです。
・曲線分
数学的な話ではないので「線分」は不適切です。また、写真を見る限り「曲線」と定義するほどに曲がってもいないです(もちろん厳密に言えば曲線ですが、「あ」の横棒を一々曲線とは呼ばないでしょう?)。ここは普通に「線」で良いでしょう。
指摘ありがとうございます