いささか迷いましたが、DVしました。
異常性の無効化のために人類が進化するだけの期間が必要なのは分かるのですが、今から1000年後の視点で書かれている記事となると、使用される言語が現代とは全く違ったものになってしまうと思います。平安時代の日本語が現代日本語と全然異なるのと同じことです。この報告書ではこの点がスルーされてしまっているので、記事全体の作り物感が増している印象を受けます。
実験記録は2003〜2005年の視点であり、補遺は3075年視点なので、何らかの手法で両者の文体の矛盾が少なくなるようにすべきだと感じます。
あるいは逆にこのオナガザルの発見時期の方を現代から1000年以上前の過去にして異常性のトリガーも変え、SCP-001-EX-Jに近い形式にするのも手かもしれません。
dvしました
O-92_Malletさんの仰るように、1000年単位で保管され、追記され続けてきた報告書としてのリアリティが不足しています。演出を凝ると陳腐になりかねませんが、最低限未来の報告書らしさを出すべきでしょう
さらに2点dvした理由があります
・話の流れに強く作者の意図が見える
尾てい骨が異常性発現のトリガーになっているのはいいのですが
たまたま尾てい骨を損傷したDクラス職員に影響がなく
たまたま尾てい骨が異常性発現の因子になっていることが分かり
たまたま尾てい骨がなくなる形質変化が蔓延し
たまたまscpの効果が意味をなさなくなった
という流れは非常に不自然さを感じました
・1000年は人体構造が変化するには短すぎる
生物の進化のスパンは長く、1000年程度では人体構造が変化することはまずないでしよう。何らかの異常であったとして、それを言及しないことに違和感があります
dvしました。
まず、人間そのものが変異して無力化というのは、既にこちらがありますので、その部分について特にオリジナリティを感じませんでした。ただ、dvの対象になるような被りではなく、単にオリジナリティとしては物足りないという程度だと思います。
dvの最も大きな要因は、EXの魅力である、どうしてEXになった、EXだったのかという部分が、非常に偶然に任されている部分です。偶然だとしても、なにか心に訴えかけるものがあればよかったのですが、自分はそのようなものを感じ取ることができませんでした。
特別収容プロトコルのビーグルクラスタはフックとしてうまく機能しており自分は好きです。異常性のどうしようもなさも非常にそそりました。しかしやはり、EXである以上、EXたる理由である部分がしっかりしていなければならないと思います。この部分が解決すれば、間違いなくuvする内容だと思いました。
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UVしました。
人類の進化があまりに早く、また定向的であると感じます。が、このオブジェクトによってヒトという種の在り方が歪められ、最終的に全人類がビーグルクラスタとなったのは、事実上の財団の敗北であると私は考えます。そしてそれがとても好きです。
通常の進化を明らかに逸脱しており、その結果が残り続けてはいます。しかし、今更どうすることもできないし、もはやヒトは全てがビーグルクラスタなのだから、それが世界の正しい形としてEX指定されるのも納得です。