【終了】タグ"ontokinetic"の訳語はどれが良いかの議論

概要:

各訳語への意見募集です

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タグ"ontokinetic"の訳語はどれが良いかの議論

Hasuma_S 25 Feb 2018 13:57

当議論は終了しました。

こんにちは、タグ・コントリビューターのHasuma_Sです。

前回のスレッドでは、SCPでもメジャーとも言える現実改変を表すタグ"ontokinetic"(造語)の訳語を募集させていただきました。皆さんご協力ありがとうございました!

さて、このスレッドの目的は候補の中から、どの訳語が良いかを議論することです。最終的にはタグ・コントリビュータ―やスタッフがここでの議論を受けて決定をしますが、実際にタグを利用するのはSCPの作者・読者のみなさんなので、ここでの議論が重要だと考えています。だからみんな参加してね!

とは言うものの、「これがいい」「これダメ」などのポストではどの候補が良いかが議論できているとは言えないでしょう。「○○が○○だから、これがいい」「あの候補と比べると、□□が□□だからこれはあまり良くないと感じました」など、必ず理由を添えましょう(具体的であればあるほど説得力が増すかもしれません)。勿論、他人の意見に同意してもOKです。ただし、こちらも同意だけでなく補足や具体化などがあると良いですね!

前置きはほどほどにして、候補を見ていきましょう。

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タグ"ontokinetic"の訳語の候補一覧

リンク先は募集スレッドでの応募ポストです。

・現実改変
・オントキネティック
・現実量変動
・現実操作
・固在流動力
・存在動態
・存在動的
・存在流動化
・実在干渉
・歪実力
・動在性
・曲在性
・現実改編
・幻実改変

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議論期間は2週間です。但し、議論が続いている場合は期間の延長が行われることがあります。

2018/02/25 ~ 2018/03/11 23:59

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最後の編集 12 Mar 2018 10:13 by Hasuma_S さらに表示

Re: タグ"ontokinetic"の訳語はどれが良いかの議論

Hukazawa_Moai 25 Feb 2018 15:28

英語力は皆無ですが利用者になるかもしれないということで、意見します。
現実改変を表すということで、私は「現実改変」から字面的にあまり遠くない訳語が好ましいと思っています。これは遠くなると字面から正しい意味の推測が困難になりそうというのと、すでに普及している「現実改変」との関連付けが困難になりそうだからです。そのうえで個人的に良いと思ったのは次の4案です(理由は折りたたみます。)

+ 現実改変

新たに語を作る必要がなく混乱も発生しないだろうと推測しました。
ただ翻訳に詳しくないのですが、以前のスレで指摘があったように翻訳に際し問題が発生しうるなら無しかな、とも。翻訳者の方の意見も交えてお聞きしたいところです。

+ オントキネティック

シンプルですし、変に訳をつけるよりはわかりやすそうだなと思ったので。雰囲気もあると思いましたし。
ただ英語圏で"ontokinetic"がどのように用いられているのかわからないのですが現実改変の英語訳として普及したときに"reality bend"との混乱などを招きそうなら無しかなと。これも翻訳者の方の意見も交えてお聞きしたいところです。

+ 現実量変動

専門用語感、意味の推測が容易に思える。などから賛成です。現状個人的懸念点もありません。

+ 現実操作

シンプルですね。訳理由に完全に共感できました。既に普及している「現実改変」の代わりに利用されても何を言っているのか理解しやすいですし。現状個人的懸念点もありません。

この4案が個人的には良案だと考えています。
次点で次の6点がよいと考えています。

+ 現実改編

字面は近いですし、良いと思ったのですが、漢字を一字すり替えるだけならよりシンプルでわかりやすい、また雰囲気のある前述の個人的な4つの良案の方が良いかな、と思ったのが次点の理由です。

+ 存在動態 / 存在動的 / 存在流動化

「現実」の部分が「存在」と置き換わっていることに問題はないと思いますし、専門用語の雰囲気を纏っているというのが好印象です。ただ「現実改変」から字面が遠いというのが大きな次点の理由です。正直前述の個人的な4つの良案に含めて7案にしてもいい気もしてます。

+ 固在流動力

基本は「存在動態」などと同じ理由です。補足するなら、「固在」という造語を用いて造語を作っているため二重にわかりにくくならないか心配になりました。

+ 実在干渉

個人的には意味の推測が「現実改変」と同じかそれ以上にしやすくシンプルでよいと思ったのですが、そうでない層の存在が予測でき、すでに普及している「現実改変」と混ざるとややこしくなりそうだな、と思ったので次点です。

残りの案については個人としては基本"保留"です。(理由は折りたたみます。)

+ 歪実力

個人的に「わかりづらいかな……」と思ったので。字面も遠いですし。

+ 動在性 / 曲在性

訳の理由は強く共感でき、専門用語としての雰囲気も申し分ないのですが、意味の推測や「現実改変」の字面の遠さから個人的に保留です。

+ 幻実改変

音が同じ「現実改変」「現実改編」でいいと思いますし、「幻」の採用理由が不透明で個人としても推測できず、ふさわしいとは思えなかったので反対です。

Re: タグ"ontokinetic"の訳語はどれが良いかの議論

Nanimono Demonai 25 Feb 2018 15:54

オントキネティックが良いでしょう。onto-から始まり、広く使われる語のオントロジーがカタカナ転写だからです。

現実改変は別の訳語と衝突するので反対します。

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a.k.a. 鬼食料理長

Re: タグ"ontokinetic"の訳語はどれが良いかの議論

ffc96e9 25 Feb 2018 20:30

『現実改変』ないしは『現実操作』に賛成します。原語をどれだけ忠実に翻訳しようと、字面からなんとなく何を意味しているのかがわかならなくなるのでは意味が無いからです。

Re: タグ"ontokinetic"の訳語はどれが良いかの議論

furabbit 26 Feb 2018 05:45

「現実改変」を支持します。特にタグとしては参照性・実際に記事内で広く使われている語句であることが重要と考えます。

補足として、意味合いが異なる場合は「ontokinetic」に対応する訳語も必要になるかと思いますが、全く同じものを指す場合は同義語扱いで意訳してしまった方が混乱が起きにくいと考えています。現時点でほぼ統一されている用語を新たに分散させてしまうこともないかなと。
ただ、EN本部のタグが「reality bending」にならなかった理由がいまいち掴めなかったので、もしなにか明確な使い分けがなされるようでしたらこの補足部分は撤回します。日本支部用タグでは訳語というより互換タグとして「現実改変」を支持する点は変わりません。

Re: タグ"ontokinetic"の訳語はどれが良いかの議論

Tsukiyomizuku 27 Feb 2018 10:15

「現実改変」を支持します。理由は概ねfurabbitさんと同様です。意見を変更します。変更後の意見は下のポストをお読みください。ここでは、「オントキネティック」が適切でないと判断する理由を述べたいと思います。

前スレッドからENでのスレッドを見ましたが、元々このタグ、英語圏特有の知識に基づいているように思います。あちらでは英語が母国語になっていることもあり、このwikiにいるぐらいの聡明な人は「ontokinetic」が何かが直感的に分かるのでしょう。
しかし、日本はそうではありません。タグに何の説明もなく「オントキネティック」と書いてあっても、何を意味しているのか全く分かりません。ここの作品を見ているのは、タグガイドをじっくり見るような人ばかりではないはずです。似たことはENのスレッドでも指摘されていましたが、特に有意なレスポンスはありませんでした。ENでも「分かりにくい」と言われるものが、日本語のカタカナに直して分かるはずがありません。

Nanimono Demonaiさんは他の訳との衝突を懸念されているようですが、ENのタグガイドのOntokineticの項目に「manipulating reality (aka "reality-bending")」訳:現実操作(別名"現実改変") とはっきり書かれていることから、「ontokinetic」は現実操作あるいは現実改変と互換可能であることが分かります。また、支部はENを全て受け継がなければならないというルールも無いはずです。

最後の編集 27 Feb 2018 19:10 by Tsukiyomizuku さらに表示

Re: タグ"ontokinetic"の訳語はどれが良いかの議論

Nanimono Demonai 27 Feb 2018 13:23

また、支部はENを全て受け継がなければならないというルールも無いはずです。

支部はENを受け継ぐべきである、などという前提を私は持ち出していません。

「オントキネティック」と書いてあっても、何を意味しているのか全く分かりません。

意味がわかるか、意味がわからないかの話を持ち出すと、「ミーム」についても私たちは話し合わなければなりません。問題は分割しましょう。

「ontokinetic」について訳語が衝突するのを避けたい理由を補足します。

有名なTermination_Order(終了依頼)について。このTaleの面白いところは、現実を弄る連中を指して、以下の語を使い分けている点です。財団とGOCで語句が違うんですね。それこそ、ハリーポッターのマグルとノーマジみたいなもんです。

• reality bender : 現実改変
• reality shifter : 現実歪曲

現実を弄る連中の語の訳語の衝突は、単体のTaleでさえ起こりうる問題です。WIKI全体でいくと、reality warperも含めないとなりませんね。したがって私はontokineticの訳語を既存のものから躱したいと考えています。

その点で、「現実改変」は反対します。タグとして、ontokineticを「現実改変」とするのは、片側から見た分にはいいですが、逆から見る分に困ります。例えば、ontokineticが単体で現れる記事の翻訳の際に、タグの「ontokinetic」の訳語が「現実改変」だから文中のontokineticを「現実改変」と訳すことが起こりかねません。

意味がわかるかわからないか以上に、私は区別がつくかどうかを重視します。

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a.k.a. 鬼食料理長

Re: タグ"ontokinetic"の訳語はどれが良いかの議論

Tsukiyomizuku 27 Feb 2018 18:22

ENの受け継ぎについては、補強的な意味合いで付けたものですので、比較するような意図はありませんでしたが、誤解を招いてしまったようですね。申し訳ございません。

そうですね。問題を混同していたかもしれません。が、ミームについてもhannyaharaさんが仰っている通り、googleで調べれば意味の分かるものであり、なぜ「ミーム」という語でなければならないのかがはっきりしています。ENのスレッドを見る限り、僕には「ontokinetic」が何か特別な意味を持っているようには見えませんでした。さらにタグガイドからの情報も合わせて互換可能かなと判断した次第です。

なるほど、訳に支障が出るわけですね。
報告書中で用いられることを懸念するのであれば、何か「これがontokineticだ」と自信を持って言える訳を作らなければならないと思います。結局のところ、ここでそれを決定しなければ、翻訳者は「ontokinetic」を「オントキネティック」というよくわからない語に訳すか、ENのタグガイドを見て「現実改変」あるいは「現実操作」と訳すのではないでしょうか。「ontokinetic」を単に「オントキネティック」とするのは、何も問題が解決していないと思います。

改めて僕の意見を言いますと、訳が衝突する恐れがあるのであれば、それを回避するために何か「ontokinetic」に完璧に対応する日本語の単語を決定するべきだと思います。完璧な訳が決定したのであれば、タグもそれに合わせて頂いて構いません。

完璧な訳が決定せず、かつ「reality-bending」との差を作りたいのであれば、僕は「現実操作」を推します。「現実改変」では訳が衝突するおそれがあり、「オントキネティック」では何を意味しているのか初見では全く分かりません。「現実操作」であれば、現実改変との差別化もできていますし、単語からそれなりに意味はくみ取れるのでタグにも適していると思われます。

総合的には、「現実操作」を最も支持し、「現実改変」が次点です。最初の評価と違いますが、他の方々のポストを読んで考えが変わったということでご容赦ください。

最後の編集 27 Feb 2018 22:10 by Tsukiyomizuku さらに表示

Re: タグ"ontokinetic"の訳語はどれが良いかの議論

SIN1024 27 Feb 2018 13:37

「現実改変」を推します。先輩方のコメントと重なることもあるかもしれませんが、幾つかに分けて理由を述べたいと思います。

まず、タグの翻訳で第一の目的は翻訳元のタグと日本語のタグの用途を完全に一致させることであり、元の語句の意味を汲み取るのはその手段にすぎないとも言えます。Tsukiyomizukuさんの仰る通り、当タグは現実改変と言い換えることができることがはっきりしており、かつO5 Commandのタグ提案スレッドでもReality-Bendingと同義であることを前提とした議論がされており、類似タグと衝突する懸念はないものと思います。

次に"reality-bending"がタグ名として使われなかった理由を推測混じりですが説明します。タグ提案スレッドでRoget氏が(ontokinesisではなくessokinesisの方にですが)"I'd be for this nomenclature"と述べています。おそらく、ハイフン入りのreality-bendingではあまりに科学用語らしくなく、他のアトリビュートタグから浮いてしまうということを懸念されたのではないでしょうか。reality-bendという言葉がSCP独自の言い回しに近い(架空の概念であるうえ他のフィクション、例えばアメコミでもreality-warpという)ことも要因なのかもしれません。

翻って、「現実改変」という日本語についてですが、四字熟語として科学用語らしさはある程度担保されていると思いますし、現在の日本語アトリビュートタグの中で浮くとは思いません。また少しググった限りでは現実改変という語はSCP外でも同じ意味で使われている(reality-warpの訳などで)ようなので、全くの造語よりタグとして適切だと思います。

追記：これは英語タグを日本語タグに置き換えるというサイト側の話であり、記事中の"ontokinetic"という語の訳を「現実改変」にする必要はありません。むしろ私はreality-bendと全く違う表現である以上、別の訳語を当てて当然だと思います。

最後の編集 27 Feb 2018 13:46 by SIN1024 さらに表示

Re: タグ"ontokinetic"の訳語はどれが良いかの議論

k-cal 27 Feb 2018 13:47

• 現実動的
• オントキネティック

上の２つのどちらかが良いと思います。
理由1: ontokineticを単に"現実改変"として訳した場合、ENの記事中でontokineticとreality bendの使い分けが発生したときに翻訳で対応しにくくなります。(使い分けが生じるということは、作者は明確にreality bendとontokineticを分けて考えているのにも関わらず、です。) これが最もわかりやすい『現実改変』をわかりやすいにも関わらず推せない理由です。

理由2: 記事中でontokineticという単語が使われる場合、どの様な用法で使われるかの実例がまだありません。このような状態でontokineticを端的に表現する日本語を選択するならば、既存のkineticの訳し方にできる限り倣った『現実動的』、もしくはカタカナの利点を生かしそのまま『オントキネティック』が良いように思えます。これが上の2つを推す理由です。

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批評に対するご意見・ご質問で返信が必要なものにつきましては、ディスカッションで返信の形で投稿いただいたうえで、PMにご一報ください。SB3のフォーラムは追っていませんので、ディスカッションへの投稿だけだと気づけない場合がございます。

最後の編集 27 Feb 2018 13:48 by k-cal さらに表示

Re: タグ"ontokinetic"の訳語はどれが良いかの議論

krt_w 27 Feb 2018 14:45

結論から言うと、私は「現実操作」を支持します。

前提として、タグは「分かりやすさ」が最重要であると考えています。記事の内容、属性、関連等を示し、検索性を向上させるのがその役割だからです。たとえば、タグ "ijamea"は、短い議論の後、分かりやすさのために「帝国異常調査局」とされました（参考: このpostから続くやり取り）。

さて、分かりやすさで言えば「現実改変」または「現実操作」が最も優れていると思います。ただし、私としては、Tsukiyomizukuさんとは逆の立場で、ENのタグガイドに "(aka "reality-bending") / 別称: 「現実改変」" の一言があるからこそ、ontokineticに「現実改変」の語を当てるのは強く反対します。この箇所はontokineticとreality-bendingが「似ているが、異なる」言葉であることを明確に示しています。
異なる原語に同一の訳語を定訳として与えることの弊害についてはNanimono Demonaiさんが述べられている通りです。

なお、「オントキネティック」はその意味の分かりにくさから懐疑的です。Nanimono Demonaiさんは「ミーム」を引き合いに出されましたが、「ミーム」というタグや用語があることが、我々にとって馴染みのないカタカナ語を増やす理由にはならないと思います。

Re: タグ"ontokinetic"の訳語はどれが良いかの議論

hannyahara 27 Feb 2018 15:36

現実操作を支持します。

SCP財団で良く使用される"現実改変" は先にNanimono Demonaiさんが挙げたように
reality bender：現実改変
reality shifter：現実歪曲
の2種があります(個人的にはこれ、訳が逆なんじゃないかと思ったりしてますが)

ontoは現実・存在の意味があり、kineticには"動き"の意味があります。恐らくはpsychokinesisのkinesisと似たようなニュアンスなのだと考えますが(間違ってたらすみません)、現実に何らかの力を働きかける、という意味が近いように思います。上記2種と区別した単語としては現実操作が最も適していると考えます。

あと、よく話題に出ている「オントキネティック」については消極的な反対の立場です。「ミーム」については一般に使用される単語であり、それこそ「ミーム」でグーグル検索すれば本当の意味が出てきます。オントキネティックについてはSCP財団サイト内でのみ通用する造語であり、その意味を推測するには"onto-"と"kinetic”と単語を分解して考える必要があります。結局、意味についてはタグガイドなどに「オントキネティック：現実改変/歪曲/操作orなんちゃら…のこと」と記載するしかなく、迂遠になると感じます。
検証不足かもしれませんが、タグガイドをざっと見渡しても固有名詞でない財団独自の造語はあまり存在しないためなるべく訳された単語を使用した方がいいように思います。

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