槙野さん、今日は██日です。あなたが夜のうちに消失してから5日も経っています。
「人間の消失」という現象は、一般市民にとっては極めて異常な言葉に聞こえるはずです。このインタビューの研究員がどんな身分を装って対象に聴取しているのか不明ですが、一般的な市民に対して「あなたは消失していた」と告げるのは適切ではないでしょう。「行方不明になっていた」「神隠しにあっていた」などが妥当では。
また、「消失って最近話題の……?」と答えが帰ってくるのも違和感がありますね。新聞やら噂やらで知っていた、というのは分かりますが、「消失した」と直接的には噂にはならないでしょう。
その夢の内容ってのが、████小学校の中で変な何かに追いかけられるってものでして
小学校の中にいるだけで、どこの小学校にいるかというのは判断出来るのでしょうか。せめて「出身校だったから校長室に入ったときに歴代校長の写真でわかった」など、適当にそれっぽい理由があったほうがリアリティが出るでしょう。
最初はDクラスがなんとかして人を助けたのかと思ったけど。。
このオチってことは閉じ込められた人たちは永久にかえってこれないんですか。。
後味が悪い無力化です。
また、こういったオチは非常に新鮮だったためUVです
んー….。
財団が、一般人を救うためとはいえ「オブジェクトの破壊を目的としたDクラス職員の投入」を行うか、疑問に思います。
殺されれば出れる、ならば、校舎内の一般人を殺すためにDクラス職員を投入した方が、オブジェクトを失わずに済むのではと思います。幸いDクラス職員には、人殺しに慣れている人物もいるでしょうし。
オブジェクトの破壊を目的としているという記述はどこにもありませんが……補遺の話ですよね?流石に僕もオブジェクトの破壊目的でDクラス職員を投入するとは思えませんね。
読み違い防止のため補遺の文章を少し変更しました。
あーなるほど、これD-6663が全部破壊しているんですね。理解できました。
てっきり一般人を救うために-3を破壊しようとしていたのかと思ってました。
インタビューを受けてた人の名前が出てきた時に「ん?」となって、まさかそんなオチになるとは思いませんでした……
面白かったのでUVさせていただきました
いいですねぇ、いいですねぇ!
「学校の怪談」風な世界観と日本的なモチーフのクリーチャーがいかにも「ジャパニーズホラー」という感じで面白いです。それでいて、絶望的なオチがSCPらしさもキチンと醸していますね。
これは一個人の意見ですが、SCP-941-JP-2の持ち物はハサミでもいいと思いますよ。下書きでの意見を反映しているとのことですが、単に包丁よりはハサミの方が「それらしい」と思います。(ハサミというものは、深層心理学においても独特な意味合いを含んでいますし。)
昨年のこのころ、SCPを書き始めたばかりに作ってあんまり納得いった出来ではなかったこの記事を、1から書き直して大規模改稿しました。
タイトルも「悪夢の如し」から「寝ても覚めても悪夢は終わらず」に変更しました。
ストーリーに変化はありません。以前の文章の粗や表現だったりを修正しつつ、構成を洗練する形での改稿を行ったので、以前この記事を面白いと思って下さった方でも安心して読めるかと思います。
改稿に当たりindonootoko 氏にご意見を頂きました。ありがとうございました。
ソース: https://twitter.com/log_mousou/status/1168445116811366400?s=20
ライセンス: CC BY-SA 3.0
著作権者: log_mousou
公開年: 2019
補足: 記事に合わせてFennecistがトリミングし加工しています。