画像はともに自作のものを使用しています。
タイトルは「逝く」と「行く」を掛けたものです。
2019/10/14追記
画像出典:画像はともに自作のものを使用しています。
タイトルは「逝く」と「行く」を掛けたものです。
2019/10/14追記
画像出典:特別収容プロトコルは文字通りそれを適切に取り扱い、安全に保持する あるいは危機的状態を収束させるための肝を詰め込んだ報告書中最も重要な記述です。(だからこそ、緊急事態だろうと真っ先に読まれる先頭部に簡潔に纏めているのです)現在記されているのは単なる保管場所の指示のみであり、その本来の役目を果たせていないと感じました。このままでは担当職員はやっていい事も悪い事も、どう扱うかも収容違反時にどう対処すればいいかも、記事全文を閲覧しない限り(ものによっては閲覧した上でも)その情報を得る事ができませんので、収容するに相応しくない状態であると思います。
また完成記事としては、全体的にまだ文章記述の不安定さを感じます。僕自身の読解力不足もあるでしょうが……
以下に(大いに僕個人の勝手な文章趣向も含みますが)改善の余地を感じた箇所と、自分なりに考えてみたその書き換え案を列記致します。あくまで「僕が書くとしたら、こんな記述にするだろうか」という参考例程度ですが、お役に立てれば幸いです。
SCP-1738-JPは動画投稿サイト「████」に投稿されていた「Sky Diving !! :)」と題された無音声の動画です。投稿者の特定には失敗しています。
これは好みの問題でしょうが、「投稿者の特定には失敗しています。」という部分に 僕は「1度調べたけど失敗したからそれで終わり」みたいな単発感を少し感じました。たとえば「現状その投稿者の特定には至っていません」などの”今でも続いている”雰囲気の文にすると、よりリアルタイムな情報記述に感じられるのでは?と思います。または、「〜と題された投稿者不明の動画ファイルです」等と記述をひとまとめにしてもいいかもしれません。
SCP-1738-JPは途中再生をすることができず始めから視聴する必要がありますが、一時停止することは可能です。途中再生できない原因は判明していません。また、再生時間は再生前は00:00と表示されており、再生すると実際の再生時間が表示されます。
少し、表現がややこしく感じました。「 SCP-1738-JPの映像は通常通り再生途中の一時停止・再開が可能ですが、不明な仕様により内容を飛ばす事ができず、視聴は必ず最初から行われることになります1。再生前時点のプレイヤーでは映像時間は00:00と表示されていますが、動画が再生されるとともにその都度適切な時間表示がなされます」などはいかがでしょうか?
SCP-1738-JPは初めに黒い背景に荒い文字で英文が書かれた画面が4秒間表示され、次に1人の人間が高層ビルの屋上から飛び降りるという内容であり、必ず撮影者が地面に激突すると同時にブラックアウトし、映像は終了します。
「SCP-1738-JPが再生されると、冒頭の4秒間は黒い背景に荒く乱れた何らかの英文が表示されます。続いて詳細不明の人物が映像機器を手にし、2高層ビルの屋上から飛び降りる様子が所持する映像機器からの視点で映し出されます。この映像は撮影者が地面と衝突すると同時に暗転し、ここで映像は終了します。」などでしょうか。
SCP-1738-JPの撮影者(以下SCP-1738-JP-a)は再生するごとに直前にSCP-1738-JPの異常性によって死亡した人物とみられる実体に変化し、それに合わせて動画の内容や再生時間は変動します。共通する点として、SCP-1738-JP-aは飛び降りるまで何かに対し抵抗するような素振りやビルの端から離れようとする様子を見せており、しきりに何かを映そうとカメラを動かしますが、現在までSCP-1738-JP-a以外の実体は映像に映っておらず、これらの行動でSCP-1738-JP-aが何を伝えようとしているのかは判明していません。
「SCP-1738-JPの映像内に登場する撮影者(以下SCP-1738-JP-a)は上記の異常性で直近3に死亡した対象者の姿をとり、その個々に合わせてSCP-1738-JPの内容・映像時間は都度変化します。SCP-1738-JP-aは共通して、飛び降りを強制する何らかの存在への抵抗ならびに屋上端から逃れようとする行動を見せており、加えて何かの姿を捉えようと映像機器をしきりに動かす様子が確認されています。しかし現状SCP-1738-JP-a以外の実体が映像に記録された例は存在せず、これらの行動でSCP-1738-JP-aが伝えようとしている事象が何であるかは現状分かっていません。」などでしょうか。
SCP-1738-JPは東京都に在住していた秋山████氏が自室内で死亡しているのが発見され、その死因が室内で発見されたにも関わらず高所から飛び降りたことと判明したことが財団の注意を引き調査が開始、オブジェクトの発見に至りました。
「SCP-1738-JPは████/██/██4、東京都在住の秋山████氏が自宅内にて異常な状況で死亡しているのが発見されたことにより財団の注意を引きました。秋山氏の遺体は室内環境であるにも関わらず高所からの落下5とみられる様相を示しており、現場の調査にあたった職員によって、秋山氏の所持していたパソコンに表示された当該オブジェクトが発見されるに至りました6。」などでしょうか。
……以降の実験部とオチ周りはここでは省きますが、こちらも記述について、もう少し分かりやすく、情報を整頓する事ができるかもしれません。
本来は下書き時にご指摘できればよかったのですが、本投稿後のこのようなコメントとなってしまいましたこと、申し訳ありません。
なにか、改善の助力になれば幸いです。
ご意見ありがとうございます。
まだまだ改善の余地はあるということですが、現行案でも既に繰り返し改稿してきたものであり、やっとこの形にまで持ってこれたので、これだけの大幅な改稿案を反映するだけの体力が今のところ残ってないのです。現行案がお気に召さなかったようで申し訳ございません。ある程度様子を見て、それからまたrkondo_001さんのご意見を基に改稿していきたいと思います。
ただひとつだけ、特別収容プロトコルはできるだけ簡潔に書くことを念頭に改稿したのですが、現状このオブジェクトはどうしようとただ延々とDクラス職員が笑顔で落ちているだけの映像でしかなく、これ以上何も書くことがないと判断したため、保管場所の指示のみになっています。物品としては収容(保管)されているので僕は問題ないと思いました。
最低限、特別収容プロトコルには実験に使用する場合の但し書き (このオブジェクトは実験記録を取られているようですので)、並びに起源が動画サイトであるため、再び投稿された場合の対処法などが欲しいなと感じました。
少し気になったのですが、この動画を視聴すれば特異性を受けてしまうのであれば博士はどの様にして-aが前回の異常性で死亡した人物である事を確かめたのでしょうか。
実験記録1738-JP-2において
開始時の映像には「What's happend ?」と表示されていた。
とありますが、「What happened?」か「What's happening」の誤字かと思われます。
いえ、それであってます。2018年の記事なので定かじゃないですが、What has happened?のつもりだったと思います。今まで何が起こってるんだ?みたいな。
追記: 当時英語を見てもらった人に連絡したんですが、話の流れとか加味してもWhat happenedにしたほうがよさそうだということだったので、そちらに変更します。
直しました。ご指摘ありがとうございました。