タイトル:安全ピンの善意
アイテム番号:未定(以下、SCP-XXXX-JP)
オブジェクトクラス:Safe
特別収容プロトコル:未定
説明(概要):安全な物体になろうとする安全ピン。自身が危害を加える状況を積極的に回避し、
回避できなければ与えた損害を消そうとする。
・実験記録1
内容:SCP-XXXX-JPを手に持ち、布に刺す。
結果:SCP-XXXX-JPは未知の原理で飛び跳ねるように被験者の手から離れた。
考察:「布に傷がつく」という損害を回避しようとしたと思われる。
・実験記録2
内容:SCP-XXXX-JPに固定具を付け、布に刺す。
結果:布はSCP-XXXX-JPの針先に触れた瞬間消失した。
考察:布自体を消去し、損害を消そうとしたと思われる。
・実験記録3
内容:D-XXXX-3の腕にSCP-XXXX-JPを刺す。
結果:D-XXXX-3は消失したが、その後人事担当者の記憶にない新たなDクラス職員が
雇用されていることが判明した。
考察:人員の消失を損害とみなし、新たな人員を生成することにより相殺を図ったと思われる。
また、SCP-XXXX-JPは現実改変能力を持つと考えられる。
・インシデントレポート1
SCP-XXXX-JPのオブジェクトクラスの決定のための会議中、
SCP-XXXX-JPの危険性について発言した職員が消失。█名の職員に対し不明な権限から配置転換が行われ、
業務予定も新たに振り分けられていた。新たな人員は生成されなかった。また、改変された業務予定は
修正不可能となった。
・実験記録4
内容:Dクラス職員に筆記または口頭でSCP-XXXX-JPが危険であることを述べさせる。
結果:4回の実験においてすべての被験者は消失。その後の動向の内訳は以下の通り。
・新たなDクラス職員の雇用・・・2回
・実験に無関係なDクラス職員の実験予定の改変・・・1回
・Cクラス職員のDクラスへの降格・・・1回
いずれの場合においても、改変された情報は修正不可能となった。
考察:SCP-XXXX-JPは情報監視能力を持ち、自身が危険であるという直接的な情報の発生源を
消去しようとする性質があると考えられる。また、SCP-XXXX-JPは記憶改変能力を
持たないと考えられる。人員消去後の補填方法の規則性は不明。
・インシデントレポート2
実験中にD-XXXX(実験後に██研究助手に昇格予定)が██研究助手(実験終了後に終了予定)を
SCP-XXXX-JPで刺し、██研究助手が消失。
主な内容は以上です。インシデントレポート2は改変を受けており、実際は
「終了予定のDクラス職員が助手を刺し、SCP-XXXX-JPの改変能力によりそのDクラス職員が
助手になってしまった」という内容です。






