はい。サイト以外のセキュリティ施設の命名規則は今のところありませんが、外宇宙支部管轄サイトについてはサイト-00[任意の数字]になります。
その他、雑多な設定類は外宇宙支部企画の外部サイトにあります。勿論、サイトメンバーが"外宇宙支部"の記事を作る途中で変更される可能性はあると思います。
http://scp-jp-star.wikidot.com
以前下書きスレッドで拝見した時より、格段にワクワクさせる内容になっていると思いました。
ハードSFの色彩が強く前面に押し出されていて、幕開けとしてふさわしい作品だと思います。
個人的には「評価不能」です。理由は以下です。
そもそも論として、私としては「外宇宙支部」つまり、地球外に固有の支部を作る必要はないのではないか、財団はそんなことはしないのではないか、と思うんですね。なぜかというと、例えば各国の支部(各国に支部が存在するヘッドカノンを採用するとして)は、「既に存在している国にある」のが前提なわけです。つまり、自治管理している「国」という基盤がまずあり、そこに財団の支部がある、という格好です。
しかしながら、地球外に支部があるとなると、まずその基盤がありませんし、規模が大変な事になります。なにせ宇宙全体ですから。地球上にも隠蔽すべき異常存在が沢山あるにもかかわらず、そもそも未知の部分が多すぎる宇宙に支部を置くというのはナンセンスでしょう。
呪詛を吐きながら接近してくる星とかならわかりやすいですが、地球上では見つかっていない謎の放射線を放出しながら不安定な軌道で動く小惑星、とかは異常物品なのかまだ発見されていないだけの宇宙の神秘なのか判らないのです。100グラムの物体を運ぶのにも莫大な費用が発生する宇宙空間へ、「支部」を立ててサイトまで建築するなど、世間への隠蔽も含めて「支部」のレベルではないでしょう。間違いなく本部案件です。
さらに言えば、宇宙に立てた支部は確実に地球上では実現できない技術を得ますし、宇宙全体を管理するため膨大なサイトを立てるでしょうから、地球上の全ての支部、本部を含めたモノよりも大規模なものになるでしょう。地方自治体が本部より力を持ってしまう、そうなるとほぼ確実に権力闘争が始まります。地球連邦とスペースコロニーの対立のような、よくあるSFです。もちろんソレはお話としては面白いのですが、財団のあり方としてはそのような展開はよろしくありませんので、当然そうならないように動くはずです。つまりは宇宙に支部は置かず、本部管轄とする、などです。
上記は、この支部の設定がスターウォーズ並に宇宙が身近な世界であればナンセンスな指摘です。そうであれば、もう財団本部は銀河連合のどこかにあって、地球は天の川銀河支部管轄とかになるかもしれませんね。
ついでに言えば、なぜ「外宇宙支部」なんでしょうか。日本語の「外宇宙」は定義が曖昧で、月より外、木星より外、太陽系より外、など色々あってはっきりしません。「地球外支部」「宇宙支部」ではダメなのでしょうか。
貴重なご意見有難うございます。
現在オリエンテーション自体は投稿していますが。k_u_m_aさんの仰るような問題点については沿革や組織構造の説明でクリアできれば良いと(共著者の私自身としては)考えていました。
ただ、疑問が実際にある以上、これについては共著者ディスカッションで納得の行く説明を行えるよう調整の上お答えさせていただきたく存じ上げます。
誠に申し訳ありませんが少しくお待ちいただけると幸いです。
返答遅くなりまして申し訳ありません。
外宇宙支部ですが、財団航空宇宙部門の下部組織として設立されたものの、外宇宙の発見・探索・観測任務が拡大した結果、地球からの直接指揮が困難な範囲まで行動が広くなった&規模が部門総体としては大きくなりすぎたため、支部として独立した組織です。
とはいえ、活動範囲は基本的に太陽系内~恒星間宇宙の一部までで、これは現実のNASAのプロジェクトよりは大掛かりですが、宇宙においては比較的限定された空間を扱っています。
ただし、外宇宙支部の総合的な規模(サイト数やサイト規模、人員数)などは他国支部以下です。国家を基盤とする他国支部と異なり、基盤が存在しないところに打ち立てていく都合から、どうしてもそうなってしまうというのが実情です。
上記のような事情から、本部案件にするには困難であるが支部としては控えめな活動をしているものとお考えください。
外宇宙支部の統制についてですが、基本的に予算とO5評議会の手駒である独立監査部門により手綱は握られています。野放図な拡大はできませんし、反乱を起こそうにもそれに必要な戦力がわずかしか存在しません。将来的にはそのような力を持つかもしれませんが、そのときは財団本部が宇宙に対してより大きく直接的な力を振るえるようになっているでしょう。
予算の面では、パラテクの導入(特にプロメテウス研究所崩壊時のパラテク資産確保)により、財団自体の進んだ科学力と相まって相対的にかなり安価になっている(その分、かなり宇宙は身近になっている)としています。
ですが、本来の予算が比較的財団全体としては小さく、地球上のアノマリーの確保・収容・保護が優先されているので、上記のごとき状況になっているという想定です。
なので、オリエンテーションでは結構壮大なことを言っていますが、実際は「現実対ロマン」のせめぎあいが外宇宙支部の実情です。
最後に、外宇宙支部という言葉ですが、英語の"Outerspace Branch"の直訳です。たしかに曖昧な意味合いを持っているので、ネーミングに関しては「?」と思われる方も多いでしょうが、ここはひとつご寛恕いただきたくお願い申し上げます。
オリエンテーションではごく基本的なことだけを語り、上記の設定はカノンハブで説明していこうという方針でしたが、ここにとりあえず暫定的な回答を書かせていただきました。なお問題点があるようでしたら、ご指摘いただけると幸いです。
最後に、外宇宙支部という言葉ですが、英語の"Outerspace Branch"の直訳です。
どうでもいい突っ込みですが一般的にそれを直訳するなら「宇宙空間支部」か「宇宙支部」になるのでは??
なんだか込み入ったヘッドカノンがある事は理解しましたが、そのような説明が一切無く突然この記事のような「知っていること前提」のようなオリエンテーションtaleが最初に投稿されるのはうまいやり方だとあまり思えません。これが例えば、フォーラムなどで十分にディスカッションがされていた結果ならばtaleの理解もしやすいのですが、どうやら財団のフォーラムではそのような形跡はありませんでした(外部サイトのことは外部なので判りません)。もう少し、このヘッドカノンが判りやすいtaleなりを投稿したあとにした方が良かったのではないでしょうか。
また、「外宇宙支部」についてですが、tokageさんも指摘知るとおり「Outerspace」の直訳は「宇宙空間」です。これを「外宇宙」と誤訳して支部名にするのは「外宇宙」の曖昧な定義も相まって不適切だと思うのですがいかがでしょう。普通に「宇宙支部」で良いのではないでしょうか。
そのあたりの設定をディスカッションで書くのはいいんですが、複数人で設定を組んでいくならばカノンハブ設立要件を満たしてカノンハブで語るべきだとは思います。「こういう設定で行きたいね」と「こういう設定です」は違いますし、外部サイトなりで話した内容はどうしても前者になりますし。
今のところこのオリエンテーションはそれなりに成功しているようですし、考えられた設定を元にしたTaleをあと2作作成してカノンハブ作成するのを個人的には薦めます。
k_u_m_aさん
hannyaharaさん
実際のところ、どうして外宇宙支部が必要なのかということに関して問われたので私達のヘッドカノンを提示したのですが、ご指摘のとおりあまりうまい方法論ではなかったと思います。
出来るだけ早く、カノンハブを作れるよう、ヘッドカノンをカノン化できるよう、Taleを作っていきたい所存です。
ご指摘ありがとうございました。
(外宇宙支部という名についても再検討させていただきます)