これは……評価が難しい……。
地球の赤道面の直径や公転周期、自転速度や気温、大気の組成なんかが改変されてないからまだマシですね。多分地球上限定ってだけでなく、それ以外にも限界がありそうです。
なんと言いますか、神山博士の特性(?)が個人的に天丼ネタのように感じてしまい、シリアスな笑いがこみ上げてしまいまして。
一度そう受け取ってしまったら、他の部分もすべてジョークに感じてしまいました…。
ちょっと気になる事があります。
全てが9となるためには、基準が十進数である必要がありますよね。
もしも十進数が「九進数」に改変されてしまえば、8の次に10がくるようになり、もはや「九進数」という単語のみが唯一の9になります。
つまり彼が9たりえるのは十進数という"非9"が見逃されているからに他ならない。
この事を知った時に一体何が起こってしまうのか……
私は普段、こういう過度に知的な内容はコンプレックスを感じちゃうのであんまり好きじゃないのですが、
1. 丁度suramusi様と(たぶん)似たような発想に思い至り、そしてそれがΘ-プライムへと繋がる事に気付いたのと、
追記: 某所で同じ指摘がされてた…くやしい…!
GOC「コイツやばすぎ! 破壊しようぜ!」
そしてSCP-999-JPはGOCの潜入工作員によって暗殺された。
すると地球は立方体になった。
人類は滅亡した。
彼によって地球は「球」き ゅ うになっていたのだった…
くやしい…! でも、+1!
記事内のSCP-999-JPの性質の有効範囲について「地球上全領域」となっていたのを「地球の引力圏内全領域」に変更しました。
以下がレスとなりますが、大変な長文となりましたので対象となる方それぞれに対する折り畳み文という形式を取らせていただきます。ご了承下さい。
「全てが改変の結果として既にそこにある」という可能性もあるわけで・・・
とは言え、大気の組成はやはり改変されていないでしょうね。改変されていれば、SCP-999-JPの周辺と周辺以外でそれぞれ違った組成の分子が発見されるはずですからね。
尤も、SCP-999-JPが一度の呼吸で体内に取り入れる気体分子の総数と排出する分子の総数は・・・
確かに、本記事がjoke分類のものではないか、とは私とて制作過程で感じはしました。
しかし本記事のアイデアは、jokeとして書いてしまってはあまり良いものとはならないだろうと今回は判断いたしました。ギャグとしては、中途半端な結果に終わるだろうと思ったのです。
そこで通常の記事として執筆した場合と、jokeとして執筆した場合、どちらがより記事としての欠点を抑えられるかと考え、私は通常の記事として執筆した方がより良いだろうと結論を下したのです。
ですので、k_u_m_aさんの本記事に対する指摘は、私にとってもあながち間違いではありません。
しかし神山博士の死は、今回初めて活用しましたものですから、天丼的な笑いを感じられるのは些か早いかと・・・
とはいえ、確かに今回の記事はそういったキャラの記事内での活用実験も兼ねてはおりましたので、貴重なご意見の一つとして今後の参考とさせていただきます。
結局問題となるのは「SCP-999-JPによる影響を甘んじて財団が受け入れて良いものか。それは収容努力を怠っていると言えるのでは」という事なのだと思います。だから神山博士は敢えて改変に逆らおうとしたのではないでしょうか。
SCP-999-JPのナンバーについては、メタ的な動機で言えば099には既に高評価の記事が存在する事、009は何だかこのオブジェクトが00Xというナンバーには相応しく無いように思えたので避けたという事情があります。
実際としては、「SCP-999-JPの性質にとって9であると認識されている」ことが重要ですので、部分的な省略は常に働いている、というのを想定しています。
099とか009とか999とか言っても、それは常に省略なのであり、実際のところ999を00000000000999等としても我々は定義づけられてしまうので、その程度の価値観や尺度の変更などでSCP-999-JPの性質は動じない、という形にさせていただいています。
知性ある人型、keter級、おまけに現実改変能力。
我ながら、よくもまあこんな無茶振りみたいな題材を用いたものだと思います。
それは非常に面白い指摘、あるいはテーマであると思います!
その点に関しては、私も正直予想がつきません。なのであくまで、以下に述べるのは一読者としての私が考える一つの解釈として捉えてください。私は暫く、SCP-999-JPの作者ではなくなります。
まずSCP-999-JPの性質は、一つの事柄や事象に対し、必ずしも常識的な一面からアプローチしないと言えます(その点は神山博士の声明の一部でも語られています)。それがどのように事象に関係しているのかについて法則性は無いため、SCP-999-JPの性質の関与自体が不明な場合も多々ある事でしょう。人類に取って発見し辛い要素か、あるいは未知の要素に「9」が適用されていた場合、それを認識する事自体が困難を極める事となります。
ならば現行の「十進法」または「進数」という考え方自体が既に「SCP-999-JPの性質の影響を受けていない」とどうして言えるでしょうか? 九進法に9が存在しないという事実そのものが、もしかしたら「十進法は既に9であるから、それを無理矢理に九進法に変更することは却って9を損なう」という証拠なのではないでしょうか? つまり私達が九進法を用いたとすれば、恐らく「進数」という考え方自体が改変されることになるかもしれません。あるいはその結果が現行世界なのかも・・・
と、まあ、このような考え方も可能となってしまう、というのが性質に多くの謎を秘めたSCPの魅力でもありますね。
数学は突き詰めると哲学に腰まで突っ込むことになる(頭までは突っ込まない)、というのが私の持論ですので、本記事の数字という概念存在に対しては、あくまで直感的に感じ取って頂いて大丈夫ですよ。
SCP-999-JPを破壊しようとしたら、そうしようとする過程で彼のなにがしかの「9」を乱してしまって、その時点で現実改変が発生するでしょうね。何せ、改変は彼が意識的に行っている事では無いですからね。
尤も、様々な考え方や捉え方があって良いのがSCPというものです。soilenceさんが思うままに、Taleを書いてくださって結構ですよ(ニッコリ
作者にとっては、それはかなりイイ所をついた読みであると考えます。
とはいえ、私自身がそれ以上に踏み込む事は控えさせていただくしかないのですが・・・
皆様多数の意見またはご感想をありがとうございます。
本記事の評価が+9で留まっているのは、大変望ましいことであると言えます。
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