棍棒での殴り合いコンテストエントリー作品になります。
大変な力作で興味深いバックストーリーもあるものの、冗漫でとっ散らかっているという印象があり、総じてあまり面白いと思えませんでした。
全体を要素ごとに大きく分けると「テレビから謎のメッセージを受けるという都市伝説ミステリ」「意味不明な面白超能力」「異世界人からのメッセージ」の3つに分解できるように思いますが、前者2つが真相である異世界メッセージの伏線として機能していないため、リアリティに乏しく荒唐無稽な内容になってしまっているように思います。
異世界人がなぜテレビメッセージという手段を選び、なぜ超能力が地球ではうまく機能しなかったのかという点を説明できれば、全体に一つの流れが生まれるのではないでしょうか。
あと、博士のインタビューなどはストーリー上の必要性が薄く感じたので、ごっそり削ってしまってもいいように思いました。
ありがとうございます。
全体的に改稿いたしました。
率直なご意見感謝いたします。筆が進んだ以上ひとまず形にしてみた次第ではありますが、私もギャグテイストに寄り過ぎてしまったとは思っていたので客観的な意見がいただけて幸いです。
下書きの時点でも指摘されていましたが、伏線に関しては大変悩みどころです。私としては現状の収容プロトコルと説明の冒頭で、「何かが起きて、これから何かが起こる」ことを意図する書き方にしたつもりですが、やはり伏線としては弱いようですね。後半に補足として博士の言葉を追加してみました。
異世界人がなぜテレビメッセージという手段を選び、なぜ超能力が地球ではうまく機能しなかったのかという点を説明できれば
ネットが普及していない時代の設定にしたため、そもそもテレビしか主たる通信媒体が無いため……のつもりです。超能力に関しては機能しなかった理由を深堀するつもりがなかったので現状良い案が思い浮かびません。投稿した後で難ですが今一度練り直します。
博士のインタビューなどはストーリー上の必要性が薄く感じたので、ごっそり削ってしまってもいいように思いました。
やはり説明の繰り返しになってしまっていますね。抗う者がSCP-1087-JP-2達だけでないということを示したかったですが、説明と補遺で補足してみます。