諸星大二郎の「誰なのか分からない死体が出てくる島」(タイトルは確か"藪の中"だったはず)を思い出しました。
アレと違うのは死体が次々に出てきて、悲惨なことになるところですが。
現象そのものは決して非常に恐ろしいものではありませんが、人間がこの記事を恐ろしい物にしていますね。そういうの好きです。
こんな方法があるのか……と驚いているところです こうやって人の怖さを表せるのか……
訳される前の方言は何か原型があるんですか? 何もなしに"複数の意味に取れる方言"を選び出すのって難しそうですが
皆様の評価、ご意見、ご感想に感謝します。ありがとうございます。
tokage-otokoさん
この記事はその作品をかなり参考にして作られています。諸星作品はSFや伝奇的な作品の秀逸さがよく取り上げられますが、ああいった集団心理的なサスペンスにも特別な緊張感と不気味さが漲っていて独特の良さを感じますね。
今回の記事は、そこにSCPという明確な異常概念を持ち込む事で、人間という存在が醸し出す不気味さをまた違った形で表現出来たかと思います。
k_u_m_aさん
調査記録をtaleにしちゃうと報告書自体が非常に無味乾燥としたものになってしまうので・・・それでも、外部事例-587の概要を示唆する、等の手法は考えられますが、そうしたとしてもtaleにするには少々難しかったのでこのような形になりました。
wanazawawwwさん
方言に元ネタはありません。ただ「若干情緒的に訳した翻訳文」のように書いてあるだけです。その辺りは本家ページまたは翻訳Wikiにも色々と例がありましたので、それらのやり方を参考にさせていただきました。
mistyrainさん
Euclidのままでいいような発見があれば、心情的にはまだ救われた部分はあったでしょうねえ。
shinjimaoさん
なんだかんだ言って一番恐ろしいのは人間。今や使い古されたフレーズではありますが、その内容が私達の心を未だに大きく揺さぶり得るのは、それが真実であることを私達は心のどこかで知っているからではないでしょうか。
Kwanaさん
こういった手法(作品の中心となる事物そのものより、その周辺を描くことで事物そのものの輪郭をつける)自体は汎用性の高いものなのですが、同様のテーマを再度用いるのは、確かに難しいでしょうね。
異常性の無さがかえって異常な事例が持つ意味を修飾している、というのは私にとっても変化球で少々心配でした。
m0ch12uk1さん
財団という組織としては喜ぶべきことなのですが、人類の一員としては・・・
darumaboyさん
上述の通りちょっと変化球気味の記事なので、良い評価が頂けるかどうか不安だったのですが、気に入って頂けたのならば幸いです。
SCP自体は恐ろしくないけど、SCPの存在自体によって間接的に起きてしまった事件が恐ろしい。
昔、怖い夢を見たときに母に何が一番怖いかを聞いたら、人間が一番怖いと言っていたのを思い出してしまいました。