私はこのエッセイにENが抱える問題の縮図を見た気がします。
Whoops! It looks like you were trying to engage in a format screw. Might I suggest…
…STICKING WITH THE FUCKING FORMAT?!
おっと!君は飛び道具を使おうとしていたようだね。僕が…
…どうしてクソみたいなフォーマットに拘るんだ?!
個人的には「Might I suggest…」が「僕が…」になることに違和感を覚えます。他の部分で「提案があるよ?」のように主語が省略されているにも関わらず、唐突に「僕」という主語が出てきていること、現状では原文で「提案がある」とされていることを訳文を見ても類推できないのではないかということ、この二点が気になるためです。この部分は「僕が…」ではなく、「提案を…」や「提案として…」などのように「提案」という語を入れるべきだと考えます。
また「STICKING WITH THE FUCKING FORMAT?!」は確かに完全文ではありませんが、「WHY(どうして)」を補完するのは行き過ぎた意訳であると考えます。せいぜいここは「ARE YOU STICKING WITH THE FUCKING FORMAT?!」あるいは「YOU ARE STICKING WITH THE FUCKING FORMAT, AREN'T YA?!」くらいでしょう(語調の強さこそ差はありますが、この場合はどちらも「クソみたいなフォーマットに拘っていやがるな?!」といったニュアンスです)。
すみません、stickingの意味の取り方について勘違いしていました。ここは単にsuggestからのつながりで「フォーマットに従いやがれ?!」ですね。
参考までに。
提案として… / …クソったれのフォーマットに従いやがれ?!
Might I suggest… / …STICKING WITH THE FUCKING FORMAT?!
Might I suggest sticking with the format?(フォーマットに従うことを提案しようか?)と言おうとして途中でブチギレた形ですね。
第一に、原文では疑問文なのでクエスチョンマークが付いていますが、訳文では「従いやがれ」と命令形になっているので、クエスチョンマークは不要だと思います。
第二に、従うべきフォーマットを「クソったれのフォーマット」と罵倒するのは少し合わないと思います。fuckingは極めて下品な単語と言われますが、必ずしも悪いものやことに対してのみ使うというわけでもないようです。良いものに対してとか、あるいは強調の意味で使うこともあります。(参考)
ここでは、形容詞としては訳出せず、口調に下品さを反映する方法を提案します。
訳案: 提案として… / …フォーマットに従いやがれこのクソったれ!
最後の画像にビビったのは自分だけじゃないはず。
これは凄いブラックジョークですね…ENだけでなく、JPやCNなどの繁栄している支部にも突き刺さりそうなのが怖いです。
1つ質問なのですが、この記事を反転した際に以下の文章があることが判明しました。ここは故意に翻訳していないのですか?
we cant stop it its in our heads
its formatting our brains
im so sorry
やはり長文難解フォーマットスクリュー記事を読んだあとにこういうものを読むと考えさせられますね…!
記事を作る上で頭に入れておかねば。