SCP-094-JPとちょっと似ているような感がありますね。でも、細胞一つ一つが意志を持っているという設定は面白く、筒井康隆の「最後の伝令」を少し思い出しました。
+1
あれ?点低くね?と思って投票者欄見たらぼくがDVしていた!
失礼しました、入れなおしました。かわいいけど……すごく気持ち悪いだろうな……
皆様のご意見、ご感想、ご質問に感謝します。ありがとうございます。
tokage-otokoさん
SCP-094-JPは執筆途中から意識し始めました。そのためオブジェクトナンバーもそれに近く、それでいてそれより下となるここへと決めさせて頂きました。
人体が異なる知性の集合体であるという仮定は以前からSFやギャグなどで用いられてきた考え方で、それは不思議でありながらもどこか身近で、説得力のあるテーマだったのではないでしょうか。
k_u_m_aさん
それが面白い所で、国っていうものが無くなったとしても国民または民族はなかなか無くならないものなんですよね。なのでSCP-098-JPが死亡しても、細胞達は異常性を失わないかもしれませんね。
kainndoさん
「文明開化」するかもしれませんね。
Stringfishさん
SCP-098-JPは全てのSCP-098-JP-1の声を聞き、理解することが出来ますから、SCP-098-JP-1の会話等を翻訳してもらうのと同時に細胞自体の観察を行う、ということを根気強く続けることで大まかな働きと社会の中での立ち位置の推察が可能かと思われます。
しかしあくまで現在記録されているSCP-098-JP-1は「主要なSCP-098-JP-1群」でしかありませんから、まだまだ未解明の「主要ではないSCP-098-JP-1」がいるでしょうね。人間の細胞は記事中に記述されている種類だけでは構成されていませんからね。
Wanazawawwwさん
全身から常に囁き声ですし、それぞれの細胞が能動的に自律活動するので常時全身がうぞうぞと蠢いていますからね。本人は気にしてないようですが外から見た場合は大変おぞましい光景かと思います。
ご回答どうもありがとうございます
「SCP-098-JP-1の声を翻訳できる」というのも「翻訳された文」も、あくまでSCP-098-JPの主張ですよね?
オブジェクトに対する直接のインタビューは確かに重要な情報源ですが、真偽が不明な以上あくまで「インタビュー」として扱うべきだと思うのです
この報告書はそうではなく、非常にメタ的な視点で書かれたか、財団が得体の知れない存在の言葉を理由なく鵜呑みにしているように私は感じました
オブジェクトの性質はとても面白いですし、完成されたものだと感じたので、この点が勿体無いなと…
重要なのは証言と観察結果の比較だと私は考えています。
SCP-098-JPに細胞の言葉を翻訳させるのと同時に、その言葉を発した細胞、またはその細胞によって言及された細胞を「取りあえず」観察してみる。
その結果、翻訳された言葉と整合性のある活動を細胞達が示したならば、SCP-098-JPに「翻訳能力がある」という事が一先ず分かります(この結論を出すまでにも相当数の実験を重ねたでしょう)。
次に、ある細胞一つに印を付けます。この印は恐らく極微量の放射線による刻印だったでしょう。そしてその印のついた細胞の活動を徹底的に追跡しながら、SCP-098-JPにその印のついた細胞の言葉を翻訳させ続けます。これを繰り返して、細胞の実際の挙動とSCP-098-JPの翻訳を比較することで両方の性質について調査する事が可能と思われます。
SCP-098-JPが最初から嘘のでたらめ翻訳をしていたのならば、それは細胞の実際の活動と整合性が取れていない証言であるはずなので、細胞そのものの挙動観察から翻訳が虚偽である事が判明するでしょう。
そしてもちろん、この比較実験はSCP-098-JPが「どうやら協力的なようだ」と判明してからも続けられているでしょう。SCP-098-JPがいきなり嘘をつき始めるかもしれませんし、翻訳を誤る場合もあるからです。
SCP-098-JPの翻訳は、あくまでそれを調査の指針としつつも、その調査結果との比較で翻訳の信憑性も常に調べられるものです。それに、結果としてSCP-098-JPが正直者だったおかげで研究は捗りましたが、彼が嘘つきかもしくは一切喋らない物体であったとしても財団はより長期的な観察と調査から、細胞が持つ性質と役割を突き止めていたでしょう。
全身の組織が異常な働きをしている人間がいる。じゃあ細胞組織を調べよう。どうやら細胞に異常があるようだ。では細胞に的を絞って観察してみよう。複数の細胞の行動パターンから、どうやら細胞は群体的な意識の下で社会性を持っているらしい。ということは、全身から出ている音は細胞達のコミュニケーション手段なのでは? 観察してみよう。細胞が発する音と電気信号の経路を見るに、どうやら序列や役割があるようだ。では個々の細胞を詳細に観察してみよう。どうやら部位によって性質や役割が異なるようだ。
かなり時間と手間はかかるでしょうが、以上の手順を辿れば、報告書内に記載されている程度の情報ならば調査が可能かと思います。それこそ、信憑性のあるデータとするために何千回という実験が必要でしょうけど・・・
しかし、SCP-098-JPに関する実験はコストも殆どかからないため、実験の回数だけが問題であるのならば財団はそれを「簡単な部類の実験」だと認識するのではないでしょうか。
翻訳内容と、細胞の挙動を比較する膨大な数の実験。それによって、少しずつSCP-098-JPと細胞達が持つ性質は明らかに出来ると思います。少々ややこしい記述になってしまうため、記事中では省かせて頂きましたが・・・
SCP-098-JP-1の性質は、それに関する調査が何らかのリスクを伴わない(実際には潜在的リスクを伴ってた訳ですけど)という時点で、十分に財団の力で、ある程度までは解明出来るかと思います。この記事中でも、財団はSCP-098-JPの言葉を「信用はしてないが参考にしている」と思いますよ。
>SCP-098-JPは通常規格の人型存在収容室に収容し、
標準人型収容室 としたほうがいいかもしれません
>、対象を構成するあらゆる細胞の一つ一つが
>、また一つ一つの発言を抽出して認識することが
漢数字ではなく半角数字のほうがいいかもしれません
もしくは個々などのほうがいいかもしれません
>主要なSCP-098-JP-1の特徴一覧内容
文末に「。」
>「一つの社会に取り込まれた少数民族のコミュニティを思わせる」
漢数字ではなく半角数字のほうがいいかもしれません
>更には拘束時のSCP-098-JPが感じたパニックが
感じたではなく、生じたなどのほうがいいかもしれません
>※注:
><映像開始><映像終了>
太文字のほうがいいかもしれません