ディスカッション ページごとのディスカッション / ページごとのディスカッション » 人間の悪意を甘く見てはいけない - 定命種エミュレータ事例集
語り手となる妖怪がその純朴さによって騙される、という流れが定命種エミュレータのフォーマットと相性が悪いように感じました。ずっと眠っていた世間知らずの割に「人間の悪意」や「フロント企業」など言葉選びが割と近代的なのがミスマッチですし、結果をメタ視点で考察する定命種エミュレータのフォーマットよりも普通の物語形式の方が語り手の心の機微がより伝わりやすい形で描けるかと思います。妖怪としての能力を悪用されたというこの話の肝自体も、進んで異常現象を起こしている時点で定命種をエミュレートするという趣旨には合っていないように思いました。
定命種エミュレータで投稿したいという気持ちが先行するあまりTaleのフォーマットが適している内容を投稿したのは良くなかったと反省しています。Taleにするつもりです。
オリジナル妖怪を出したのもあまり良くなかったように感じます。「わらしべ長者の藁紐」の妖怪と言われてもどういう存在なのかよく分かりませんし、元のわらしべ長者では何か特別な力を持っているわけでも無い藁が妖怪になっているのは、リサイクルセンターに繋げるための作為を強く感じてしまう要素でした。物を直す妖怪は確かになかなか思い当たりませんが、であれば適当な妖怪を選び、その能力が悪用できそうな業種を考える、という順番で物語を組み立てていった方が良い気がしました。
物を直す妖怪が必要になった時に「わらしべ長者の藁紐」の妖怪を捏造したのは確かに作為的に取られても仕方なかったと思います。次は妖怪から逆算しようと思います。
また、内容とは直接関係ないのですが、サンドボックスでの批評も定例会での批評も全く反映しないまま投稿に踏み切ったのは何か理由があるのでしょうか。この批評を書くにあたって参考になるかと思いそれらの批評を見てみたのですが、批評を受けた時点の下書きページからこの記事は1文字も変更されておらず、改善された形跡が確認できませんでした。Hoojiro_sanさんはそれらの批評に返信も行っているようなので気付かなかったわけではないと思いますし、もし意図的に無視したのなら流石に批評者の方々への不義理であるように感じます。
批評と定例会を受けて改稿を考えたのですが、どうしても思い付かず自分の投稿したいという意志で強硬したのは、批評して下さる方が貴重な時間を割いて批評している事への不義理であったと痛感しました。以後はこのような行為はしないようにします。