120ハブ改稿版年表
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完全版年表
出来事は、間違いなくストーリーの最も重要な部分といえる。だが膨大な出来事があると、混乱の中すぐに迷子になってしまうだろう。以下にカノンの全ての大きな出来事を年代順にまとめた包括的年表を掲載する。特に重要な出来事は太字の[I]で示してある。
一応平たく言っておくと、『120の記録書庫より』は、史実の随所に超常的な出来事を振りかけながら進んでいく。これに対する唯一の例外が2021/11/25のヴェール崩壊後の世界の状況であり、この出来事以降はどれも現実とは完全に同期しておらず、別の歴史だと考えるべきだ。
- [不明]
- 古代の神格存在らによる何万年もの外部干渉の後、合意現実は安定に至る。彼らの世界への影響力は次第に薄れ、旧き神々は地球自体の陰謀に任せてこの惑星を去る。
- 紀元前30万年
- [I] 人類、妖精、野人の三大支配種が、共通祖先から進化するかたちで地球上に現れる。
- 紀元前28万年
- [I] マブ女帝と“発明家”が生まれる。神にも匹敵する力でもって、二人は全妖精民族を一国に束ねあげる巨大な帝国を築く。[描写]
- 紀元前27万5千年
- [I] 妖精帝国が全世界に拡大し、野人は奴隷として、人類は単なるペットや娯楽として収監する。
- 妖精の貴族と貧民の間の格差が急速に増大するなかでも帝国は変わらず非道な行為を続け、最終的に“緋色の愚者”が誕生する。[描写]
- 紀元前24万年
- [I] 妖精帝国の派閥間緊張がかつてないほど高まった結果、内戦が勃発。マブ女帝と“発明家”はそれぞれ対立する側につく。混乱に乗じて野人の奴隷たちと人類は自由になり、マブ女帝に対立する反貴族運動を支援する。
- [I] 双方の最終決戦で、マブ女帝が姉妹を殺害し、その名前を奪う。この一瞬の弱っているタイミングに乗じて、反貴族派がマブの物理的肉体を殺害。しかし、マブの魂は彼女の魔法により、基底現実の外で生き延びる。[描写]
- [I] 二人の現人神の女帝の支えが無くなったことで、妖精帝国は崩壊する。その臣民は世界中に離散し、野人がこの惑星の支配種として台頭、第一次グレート・ディアスポラが終結する。
- 紀元前22万年
- [I] 野人文明が広大な先進技術都市を建設していく。これは全世界に広がりつつも、自然と調和したものだった。野人文明に平等に参加できるほど発展するまでの間、人類は保護目的で隔離区域に置かれる。
- マブ女帝が再度基底現実を観測できるようになる。
- 紀元前21万年
- 紀元前18世紀
- [I] 崇高なるカルキスト・イオンがダエーバイトの主らに対する奴隷の叛乱を指揮し、その過程でナルカ教が生まれる。
- ナルカの民からアディタイト帝国が設立され、ダエーバイトから独立。新たに手にした威光でもって、帝国は新しいイデオロギー・哲学で世界の大部分を征服する。
- 紀元前16世紀
- 崇高なるカルキスト・イオンの敵軍を打ち倒せる究極兵器を作ろうとして、ダエーバイト帝国が砂漠棲ワイバーンの肉体と帝国戦士らの怒りの魂からキメラを合成。しかしその命令に反して、結果生まれた怪物──数千年後にSCP-682に指定される──は主らに向き直り、デヴォンの住人を殺戮したのちに、その廃墟で深い眠りにつく。[描写]
- 紀元前12世紀
- [I] 第一次オカルト戦争が勃発し、崇高なるカルキスト・イオンの死と、 メカニト文明の四散を招く。かつて強大だった都市たちと技術は海の底へと沈み、時代・歴史から失われる。
- 紀元前11世紀
- 金烏のカルトに関連するアノマリーを収容するべく、商王朝が異学会を設立。[言及]
- 紀元前10世紀
- 古代世界で活動していた数多くの魔道士や、マブ女帝をはじめとする敵対的な存在力学的存在の影響を抑え込むために、ソロモン王がデミウルゴスを生み出す。[言及]
- 2世紀
- ダエーバイト帝国とローマ帝国間の紛争──おそらくはクラヴィガル・サァルンの陰謀によるものだと考えられる──を発端として、第二次オカルト戦争が勃発。
- 1224年
- [I] 妖精帝国復権の試みを発端として、第四次オカルト戦争が勃発。[言及]
- 1228年
- 17世紀
- パーシヴァル・ダーケがダーケ貿易会社を創設し、故郷ロンドンを拠点に事業展開する。[言及]
- 1618年
- [I] 非異常な政治的理由を発端に、30年戦争と並行で第五次オカルト戦争が勃発。[言及]
- 1648年
- [I] 第五次オカルト戦争が終結し、奇跡術・超常事物が大いに人類の役に立ち得るものだと認識されるようになる。今後何年にも渡り、かつての異常界の強権的支配は緩やかに薄れていき、魔法の世界的流行に移り変わっていく。[言及]
- 18世紀
- 全世界を席巻する第五次オカルト戦争後の超常への関心の波に乗じて、超常現象の確保収容に関する王立財団や全米確保収容イニシアチブなどの複数の前正常性機関が設立され、力を増していく。超常界と基準世界が次第に分離し始める。
- 19世紀
- エイモス・マーシャル、ルプレヒト・カーター、パーシヴァル・ダーケが彼らの超常貿易会社を合併させてマーシャル・カーター&ダーク株式会社を設立。[言及]
- 1868年
- [I] 10月13日 — 第六次オカルト戦争の混乱の中、無神論カバールがデミウルゴスを殺害。これによる魔導バックラッシュの飛散は現実を大きく不安定化し、マブ女帝の注意を今一度引きつける。[言及]
- [I] その後の混乱を受けた各国政府の介入が契機となり、第六次オカルト戦争が終結。[言及]
- [I] 11月23日 — 各国政府ならびに有力な前正常性・オカルト機関の代表者らが超自然事物に関する条約に共同署名し、公的に正常性のヴェールが制定される。[言及] [言及]
- [I] マブ女帝により再浮上した脅威を恐れ、“管理者”ことフレデリック・ウィリアムズの下で世界各国の13の主要な超常組織が結集し、マブ女帝に対する奇跡術師・神学者総会が設立される。[言及] [言及] [言及]
- 19世紀
- ヴェールの成立に伴い超常コミュニティにおけるアナート拡散が急速な高まりを見せ、Are We Cool Yet?の設立に繋がる。
- 1892年
- SCP財団やマーシャル・カーター&ダークなどの複数の超常後援者から金銭的援助を受けて、プロメテウス研究所が創立される。[言及]
- 1894年
- SCP財団とマーク・ウォール率いるプロメテウス研究所のチームの共同開発により、記憶処理薬の製法が完成し、現代の錬金術を使わないバージョンが作られる。
- 1898年
- マブ女帝 (彼は“発明家”だと誤って信じさせられていた) の力による援助を受け、ジェームス・ローランダーがポーランドに自らの工業帝国を持ち込み、最終的にファクトリーを創設する。[言及]
- 1905年
- 第六次オカルト戦争の魔導バックラッシュとヴェールの制定により発生したアヴァロンの脱概念化により、国民はスリーポートランドへの避難を余儀なくされる。[言及]
- 1908年
- [I] プロメテウス研究所のシャナハン・ライアンが妖精族の大部分が罹患している鉄アレルギーの治療法を発明・普及。[描写]
- リチャード・チャペルと彼のシカゴ・スピリットが、合衆国の妖精犯罪シンジケート群と何度か縄張り争いを起こす。
- 1910年
- 1911年
- 1913年
- 1914年
- 1916年
- 1934年
- オスヴェンドール・サリアン・エンザンが『"正常性"委任批判』を超常界で出版。[描写]
- 1935年
- 数十年に渡るゲリラ戦を経て、SCP財団はファクトリーの文書保管庫を掌握していることを活かしてシカゴ・スピリットを根絶し、リチャード・チャペルを収容する。
- 1939年
- 1944年
- 1945年
- 1946年
- SCP財団が奇跡術と回収された古代のパラテクノロジーを用いて宇宙航行手段を得る。その後間もなくして、財団はアトレウス・アレイを軌道上に打ち上げ、パノプティコン全世界監視システムを正式に起動する。[言及]
- 1948年
- 指令アルファ/1911とSCP財団の新活動方針に反対して、一部の将校・軍事職員らが組織を掌握しようとクーデターを開始。“財団内戦”は敗北した悪徒集団が離反し、カオス・インサージェンシーに再編することで終結する。[言及]
- 1949年
- 1956年
- 古代の妖精・野人のパラテクノロジーを用いて、SCP財団がHECORとして知られる固有兵器を構築し、軌道上に打ち上げる。[言及]
- 1957年
- 10月10日 — ダニエル・アシュワースがニューヨークで生まれる。[言及]
- 1959年
- レイア・マイケルズが自然死し、サイト-120の管理官としての地位をイーサン・マッカーシーに譲る。
- 1960年
- プロメテウス研究所の夢学部門が本体のコングロマリットから分離し、独立企業のオネイロイ株式会社となる。
- 世俗的正常性機関が急速にその力・影響力を増していることを受けて、境界線イニシアチブが正式に設立される。
- 5月22日 — SCP財団が地底の大都市・ドルヴトゥールを発見する。[言及]
- 1961年
- 冷戦の平和カンファレンスへの襲撃時、トリウムヴィレイトは誤って史上初の人造神を誕生させ、その偶発的神格化を招いてしまう。[描写]
- 1964年
- [I] 複数の各国政府がSCP財団が冷戦の両陣営に協力していることに気づき、同組織への支援を削減、パノプティコン危機が正式に始まる。[描写]
- 1968年
- [I] ソビエトの侵攻が迫ったため、サイト-120は数週間業務を停止し、被害を防ぐべく職員・文書を付近のエスターバーグへ移動させる。その後間もなくして、サイトは隠蔽奇跡術とパラテクノロジーを用いて業務を再開する。[描写]
- 1970年
- 重要職員が大規模活動に対してより強い影響力を行使できるようにしなければいけないという認識から、SCP財団がO4評議会を創設する。
- 超常界で増大しつつある生態系・人道の問題に対抗して、マナによる慈善財団が創設される。
- 1971年
- 1978年
- 4月2日 — チルドレンが儀式に失敗したことで、“獣”として知られる太古の破壊の神がナタリー・アシュワースを乗っ取り、物理的形態を得る。この存在は発見されたばかりだという状況に乗じてSCP財団 O5評議会に潜り込み、新たなO5-9となる。生涯の恋人を失ってしまったと考えたダニエル・アシュワースはその場から逃亡し、チルドレンとの関係を正式に断ち切る。[描写]
- 8月13日 — 奇跡術の専門知識とチルドレンに関する内部情報から、ダニエル・アシュワースがSCP財団に勧誘される。
- 1980年
- アイリス・ダークの誕生から間もなくして、両親が不審な状況で死亡し、彼女がパーシヴァル・ダーケの直系相続人となる。[描写]
- 1982年
- サイト-120のダニエル・アシュワースとアリステア・ヴェンホフが、バベルの図書館の地下室でテネブラ写本を発見する。[言及]
- 1984年
- 1985年
- 4月 — ダミアン・ノヴァクがSCP-5795を利用し、新たな同胞の勧誘とヴェールの破壊を試みる。SCP財団が本事案に迅速に対応したため、計画の完遂を防ぎ、退却を余儀なくさせることができた。この事件の余波で、財団は誘拐されたイーサン・マッカーシー Jr.を奪還。[描写]
- 4月 — ダニエル・アシュワース、ジェシー・リベラ、ジェレミー・コンウェルが、放浪者の図書館に暫し迷い込む。[描写]
- [I] 5月1日 — O4評議会のサミットが迫っていることを考慮し、サイト-120の管理業務が新設された管理評議会に移譲される。在籍者はダニエル・アシュワース、マグダリン・コンウェル、イーサン・マッカーシー Jr.、ジェームズ・マイケルズ、ジェシー・リベラ。[描写]
- [I] 5月17日 — ダミアン・ノヴァクの捕縛に失敗し、O4評議会はエスターバーグの1/5を過失で破壊してしまう。[描写] [言及]
- 5月22日 — O5-9がSCP財団 O5評議会を掌握。[描写]
- 5月22日 — 両者の最終決戦にて、ダニエル・アシュワースがダミアン・ノヴァクを殺害。[描写]
- 5月26日 — ここで完全に彼を排除しておこうとして、O5-9が不当にもダニエル・アシュワースをSCP財団内部裁判にかける。この際の罪状はダミアン・ノヴァクとの共謀であった。死刑を宣告する前に、無法者のトリウムヴィレイトのセルが彼とその味方たちを救出する。[描写]
- 8月12日 — 知恵を求めて、ダニエル・アシュワースは母なる地球の神と一時的ながら交流する。[描写]
- 9月6日 — O5-9がサイト-120を襲撃、テネブラ写本を奪取、守人を誘拐し、自己流の呪文でサイトを凍結させる。[描写]
- 9月10日 — O5-9がテネブラ写本を用いて自身の邪悪な計画を完遂しようとするも、彼女の内で抗う力により何度も成功から遠ざけられる。[描写]
- 9月10日 — ダニエル・アシュワースと彼の同胞たちが、O5-9を打倒すべくサイト-01の襲撃を開始する。[描写]
- [I] 9月10日 — ダニエル・アシュワースがO5-9と対峙し、その正体を知ると、彼は型破りな方法で彼女を打ち倒す。その後間もなくして、O5評議会は彼女の支配下から解放され、普段の業務を再開するが、O5-9のポジションは永久に空席となる。ダニエル・アシュワースと彼の同胞たちは再度SCP財団のメンバーとなり、最初の一大プロジェクトとして、O5-9の行動で被害を受けた人々への支援を──特にエスターバーグに与えたダメージを中心に──行っていく特別プログラムを担当。ダミアン・ノヴァク事件の終結に際し、ダニエル・アシュワースは自身の過去について受け入れるようになったものの、ノヴァク自体にまともな埋葬権を認めることはせず、その結果として彼はノーバディとして転生する。[描写] [言及]
- 1988年
- SCP財団の人工知能適用課と存在力学部門の共同で、Ra.aicが開発される。[言及]
- [I] 6月13日 — C. gigantisが妖精王国ハイ・ブラジルを襲撃。ヴェール破壊級の脅威に対し、世界オカルト連合は奇跡核兵器で実体を無力化するも、ネクサスを破壊し、大多数の国民を殺害してしまう。
- 1990年
- 1994年
- プロメテウス研究所が間もなく倒産するだろうと勘付いたヴィンセント・アンダーソンは組織を離れ、自分のパラテクノロジー企業“アンダーソン・ロボティクス”を立ち上げる。[描写]
- 1995年
- シャヴ・アヴが終えた仕事は、あまりに私的な結末を迎えた。その後、彼は傭兵組織“プリモルディアル”に加入する。[描写]
- 1996年
- 復興中のエスターバーグで増大する問題に対して、ナタリア・エスレ不動産が設立される。[描写]
- 1998年
- 1999年
- ヴァチカンが新たなオカルト戦争の準備をしているのではないかと恐れて、SCP財団が一時的に同市の占拠を試みる。混乱の解消に伴い、財団はヴァチカンを彼らなりの考えに任せる。[描写]
- 2000年
- SCP財団が第三南極帝国世界との情報・職員交流プログラムを制定。その結果、マーク・カウフマンがサイト-120に雇用され、研究チームの一員となる。[言及]
- 1月1日 — SCP財団が監督真司令部かんとくましれいぶの存在を把握する。[描写]
- 1月2日 — 科学実験の失敗で、サイト-120のロバート・スクラントンが非現実に取り残される。この出来事で得られたデータは、最終的にスクラントン現実錨の完成に繋がる。[言及]
- 4月 — SCP財団のダニエル・アシュワース、ハロルド・ブランク、ジェイ・デューン、ポール・ラグー、ランドール・ハウスがラスベガス協定に共同署名する。[描写]
- 人間以下の扱いにうんざりしたハーマン・フラーの部下たちが団長に反旗を翻し、彼の支配の手から不気味サーカス全体を解放する。[言及]
- 2001年
- 12月27日 — サイト-120のイーヴェル・ブレッフェンの死から、SCP財団はSCP-643の調査の再開を余儀なくされる。[描写]
- 2002年
- 2003年
- 2004年
- 2005年
- 12月23日 — ロバート・スクラントンの遺体がサイト-120に再出現し、トラウマを思い出してしまったアナ・ラングが退職する。その後間もなくして、マーク・カウフマンがサイトの研究チームのリーダーという彼女のポジションを引き継ぐ。
- 2010年
- 4月10日 — SCP財団がバルト海溝を発見。[描写]
- 2012年
- 2014年
- 2015年
- 2016年
- マックス・ロンバルディ、アシム、クロエが平和裡に協力し、喫緊の異常事象を解決。この結果として、フリーポート“シルバースパイア”が誕生する。[描写]
- 2017年
- ルーキー・プログラムの有用性を示すべく、SCP財団が一般市民出身のロバート・マッデンを雇用する。[描写]
- 2018年
- ジョセフ・アームストロング主導で行われたカオス・インサージェンシーのサイト-59襲撃は完全な偶然によって鎮圧され、結果として将軍はSCP財団に収監される。
- 2019年
- 2020年
- 2021年
- 2月2日 — あるパラウォッチのメンバーが野人種族と一瞬接触し、その存在をインターネットの広域に暴露する。[描写]
- 4月1日 — サイト-120が死につつある現実と一時的に次元混交を起こし、施設全体が数時間に渡り無害な存在力学的カオスに陥る。[描写]
- 4月1日 — 異常なヨーグルトを食べたせいで、ダニエル・アシュワースが一時的に猿に変化する。[描写]
- 8月6日 — ダニエル・アシュワースが遂に長年抑えつけてきたトラウマと対峙し、これまで以上の幸せを手にする。[描写]
- 10月 — 訴訟に対して妖精が魔法をかけたことで、KFCフランチャイズの名前が奇跡術的に奪われる。[描写]
- [I] 秋 — “難局”が過去最高潮に達し、超常界全体に破壊の種を撒く。[描写] [言及]
- [I] 11月24日 — 数十年の捜索の末に、ノーバディが遂にマブ女帝の魂に辿り着く。彼はマブと姉妹に最終決戦をさせて二柱の神に死を齎し、ノーバディとしての役割を完全に辞したうえで彼なりの平和な最期を迎える。森を拘束していた呪文を維持する者がいなくなったため、名無しの森は消滅し、内部に残っていた妖精たちは解放されて基底現実に自由の身で帰還する。[描写] [描写] [言及]
- [I] 11月25日 — “難局”の影響でSCP財団は次第に解散していき、それに代わってヴァンガードが創設され、正常性のヴェールは崩壊を迎える。1世紀以上の時を経て、再び超常界の存在は全市民に恒久的に明らかにされることになる。[描写] [言及] [言及]
- 数人のSCP財団の古参職員らは、組織の過ちと自分たちの罪を反省するようになった。彼らは同僚の一人を埋葬し、新たな財団無き時代を受け入れる。[描写]
- 2022年
- 2023年
- 2024年
- アイルランド共和国と北アイルランドが単一の国家として統合する。
- 異常事件課がスリーポートランドのアンダーソン・ロボティクス国際本部に大規模襲撃を仕掛け、合衆国国会への違法な潜入工作で逮捕する。その後間もなくして、社は解散する。
- 2025年
- 4月25日 — エスターバーグでダニエル・アシュワースと作戦行動中、コール・スレヴンがロストする。[描写]
- 2030年
- 2031年
- スコットランドがイギリスから独立を勝ち取ろうとして、イギリス=スコットランド内戦が勃発する。[描写]
- 2032年
- ドルヴトゥールほか何個かの異常の飛地が、最初の独立超常国家として国際的に認知される。
- 2034年
- エスターバーグとチェンストホヴァが、一体都市ノヴァ・チェンストホヴァとして合併する。[言及]
- 2035年
- 12月9日 — 最期の時をSCP-6072に看取られ、イーサン・マッカーシー Jr.が亡くなる。[描写]
- 2037年
- 8月23日 — 崇高なるカルキスト・イオンの基底現実帰還記念祭を発端に、2日間のソーシャルメディア紛争が勃発。[描写]
- 2049年
- オネイロイ株式会社が倒産し、全世界のオネイロスフィアと一部顧客の精神に甚大な被害を齎す。[言及]
Footnotes
1. 訳注: 原文では"the Holy Order of the Golden Dawn"。本来、黄金の夜明け団は"the Hermetic Order of the Golden Dawn"である。