To: サイト管理官(サイト-39)
From: ████ ████████研究員
アマンダ、
元の連絡文を確認しました。実際にはSCP-3939ではなく、全く違うものでした。どうしてその間違いをしたのかよくわかりません。
時間を無駄にしてしまって本当に申し訳ありません。私の間違いを確認してくださってありがとうございます。
謝罪、
████ ████████研究員
全くのでたらめだ。あなたが見ているのはSCP-3939だ。間違いない。念のため、メールを打ち込んだことを確認した後、O5-3の最初のメールを開き、サイト-39にアクセスする、件名「賠償責任」。
…
うむ、確かに間違いなく、SCP-3939と書かれている。そして、メールはあなたとO5-3やO5-9の間で、任意の回数だけ繰り返されてる。「ちょっと待ってください、いや、全く異なるSCPです」とは誰も言っていない。
アマンダ・ソールズベリーはあなたを本当の大馬鹿者に見せようとしたのか、それとも13年も前からサイトに収容されていることを本当に知らなかったかのどちらかだ。どちらを心配するべきかはわからない。前者だと、このメールを送ったら自分が馬鹿みたいになる。後者の場合は、馬鹿に見えるかもしれないが、うまくいけば少し位はましになるだろう。
ここでできることは、「ましな馬鹿」が一番だ。メールを送信する。