SCP-3939-52
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SCP-3939の写真

アイテム番号: SCP-3939

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-3939は標準保管セルに保管されており、特別な措置は必要ありません。

説明: SCP-3939は真鍮製のホルンと木製の土台を持つ古い蓄音機です。上部のビニールレコードが連続的に回転するという単一の異常現象が発生します。この作用の性質を明らかにするには、更なる試験が必要です。

3939-アルファ: 戻ってきなさい、ホーソーン。これをやります。

3939-ベータ: いいえ、わたし

3939-アルファ: 戻りなさい。

コミュニケーターの電源を切り、コンピューターで文書を開く。必要以上にこれを引き延ばす必要はない。これを片付けてしまおう。

入力を開始する。自分の心は呆然としていて、自分が何をしているのかも分かっていないことにすぐ気付いた。あなたが続けなければならないという全ての根拠は写真にある。あなたも実物を見たことはなく — 修正する必要がある。作業内容を保存し、立ち上がってオフィスを出る。この時点で上の空になっており — 何も考えず、ただやって、ただ疲れ果てる。仮収容セクターに着くまで、廊下やもといたオフィスを進んでいく。

SCP-3939が保管されているセルを見つけるのに数分かかる。サリーのカードをスキャナーにスキャンする。小さな赤いライトが緑になり、カチッという音がしてドアが開き始める。

あなたは目を閉じる。

見ようともしない。見るつもりはない。何も感じるつもりはない。ただ、観測するだけ。5秒だ。それ以上でも、以下でもない。あなたにはやるべき仕事があって、これは時間を無駄にしているからだ。

5。

四角い部屋。コンクリート。明るい照明。2つのストリップライト、1つは以前と同じように点滅する。

4。

台座。石。高さ約1メートル。上に座った蓄音機。

3。

真鍮のホルン。大きい。あなたのほうを向く。

2。

木製の土台。黒く、豪華。八角形。HMVロゴ。

1。

レコード。黒。回転。掘り続ける針。損傷なし。音楽なし。

0。

もう一度カードをスキャナーに押し付けると、ドアがスライドして閉まる。時間を無駄にしないよう、オフィスに戻って、椅子に座り、文書に戻る。見たものを入力する。頭の中がすっきりしていて、余分な情報もない。何も考えずに入力する。集中をいつもの思考で塗りつぶすこともない。

入力が終わったら、動きを止める。あなたはそれを素早く読む — バッチリだ — そして公開ボタンをクリックする。

まだやるべきことがある。さらに答えるべき謎が。

なぜこれは異常なのか?

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