fragment:SCP-5153-3

特別収容プロトコル: SCP-5153は低レベル偽情報活動を通して収容されます。財団の科学者はSCP-5153を発見するため、その可能性がある全ての地球近傍天体を追跡、監視します。SCP-5153が再発見された場合、その軌道と到着予測日時を追跡します。SCP-5153は人類の存続とヴェール政策のどちらに対しても脅威を及ぼさないため、無力化の試みは実施されません。

説明: SCP-5153は直径約13kmの隕石です。例外無く、SCP-5153はシベリア地方の何処かに落下する軌道で地球に接近します。これにも拘らず、SCP-5153は地表から15km圏内で消失し、如何なる類のクレーターも残さずに大規模な爆発のみを引き起こします。

補遺5153.1: 確証されたSCP-5153出現事例

確証されたSCP-5153の出現事例は1908年、1941年、1947年、2002年、2009年、2013年、2017年、2018年に発生しました。財団の宇宙物理学者は現在、2020年2月に地球と衝突する軌道を進行中の、SCP-5153と推定される地球近傍天体を追跡中です。

落下日時 場所 死傷者
1908年6月30日 ロシア、ツングースカ川 3名死亡
1941年4月9日 ソビエト連邦、チェリャビンスク 無し
1947年2月12日 ソビエト連邦、シホテアリニ山脈 無し
2002年9月25日 ロシア、ボダイボ 無し
2009年2月7日 ロシア、チュメニ州 無し
2013年2月15日 ロシア、チェリャビンスク 1491名負傷
2017年12月15日 ロシア、カムチャツカ半島 無し
2018年12月18日 ロシア、カムチャツカ半島 無し
2020年2月25日到着と予測 ロシア、バイカル湖に落下と予測 死傷者無しと予測

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