SCP-6082-2

評価: +1+x
アイテム番号: 6082
レベル4
収容クラス:
safe
副次クラス:
{$secondary-class}
撹乱クラス:
dark
リスククラス:
notice

yellowknife.jpg

2004年頃のイエローナイフ。


特別収容プロトコル: SCP-6082-Aとグレートスレーブ湖をつなぐハッチは封鎖されます。SCP-6082への進入は、レベル4以上のクリアランスを持つ人員にのみ許可されています。

説明: SCP-6082-Aは、カナダ・ニューウェスト州イエローナイフの地下200mに存在する巨大な地下施設であり、グレートスレーブ湖の下にあるハッチからのみ進入可能です。

SCP-6082-Aは、鉄製で五角形の大きなボイラー室のような形をしており、いくつかの機械装置で構成され、別の機械が多くの活動を行うための動力源として機能するように設計されています。SCP-6082-Aにおいて発見された証拠の分析によると、この異常は1969年11月27日にSCP-6082の収容ユニット兼動力源として異常な技術で作られたことが判明しています。SCP-6082-AとSCP-6082の作成に関与した組織又は団体は現在のところ不明です。

SCP-6082-Aは完全自動化されており、動作には人の手を必要とせず、その任務を完了するために必要な機材や道具を所有しています。それらの道具として機能すると思わしきいくつかの物品や部品が内部で発見されました:

  • 大量の配管。
  • 円筒形のガラス管。内部には木炭、石油原料、ウランなどの物質エネルギー源を圧縮して一つの塊にするためのピストンが入っている。それらの塊は圧縮後に一対のパイプで押し出され、細長い鋼管から漏れ出す。
  • 廃ガスが漏れる2本の幅広で長いパイプ。未知の閉鎖したポケットディメンションが内部に存在すると推定されている。
  • SCP-6082-Aの中央に位置し、SCP-6082への入り口として使用されている巨大なハッチ。ハッチの先には管理室が存在する。
  • 地球外の太陽系内から撮影されたと推定される、近傍銀河の記録セット。
  • SCP-6082-Aのハッチ中央に存在する"怪奇部門"と記述された大きな金色のプラカード。1
  • 一連の自動運転ドローンについての情報が描かれた複数の設計図。

SCP-6082-Aの構成を鑑みた上で、財団超常技術部門はそれがSCP-6082の収容室であると推定しました。それ以外の点でSCP-6082-Aには一切の異常性が存在しません。

SCP-6082はSCP-6082-Aの下にある巨大なシャフトです。SCP-6082には、執筆時点現在では進入できません。SCP-6082の開放に関する研究は現在進行中です。

補遺: 1999年9月17日、サイト-94から派遣された12名の研究者チームがSCP-6082への侵入を試みました。その際、SCP-6082-Aの管理室の下に存在する隠しエレベータを使ってSCP-6082を開放し、内部に侵入することに成功しました。その後、その中には大きく破損したロケットがあることが判明しました。

その後、ロケットの内部を調べたところ、内部からは破損しながらも機能する自動操縦のドローンや衛星アンテナ、高度な技術の設計図や、木星の大赤斑が描かれたVHSテープ、そして"優先度: ターゲット"と書かれたVHSテープ等の物品が発見されました。

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