第二幕: このパートは第一幕以降の期間 (長さは不定。3ヶ月から6ヶ月くらいの間でストーリーの目的に見合った期間を設定) を舞台とします。
状況は深刻です。それまで知られていなかった勢力による財団サイトへの大規模な襲撃は多数の収容違反を引き起こしました。数百とは言わないまでも数十のSCPオブジェクトが解放されました。他の超常関連組織はこれらの事件を見るなり即座に行動へと移りました。さらに悪いことに、解放されたSCPの一部もまた独自の行動指針を掲げています……
Phase 2のテーマは「収容」。襲撃に対して財団の安全圏を確保するPhase 1とは異なり、Phase 2では野外にあるSCPに焦点を当てます。ストーリー案を挙げると
- 逃亡したSCPを捕獲する機動部隊
- 財団を攻撃した団体の調査、またはそれに対して支援を行うエージェント
- 財団外にとどまることを目論み、自身の悪巧みを実行に移すSCP
- 対立する他の組織のメンバー
- 財団史上最悪の攻撃による被害
第一幕から得られた教訓を元に、第二幕は第一幕よりも密に関わりのあるものとなるでしょう。第二幕では誰でも編集できる長いストーリーラインを1本仕上げることはせず、代わりにストーリーラインを「自己完結Self-contained」した複数の短編群に分割します。これは単に読みやすくなるという点に留まらず、短編の執筆や共著を可能にするという効果も期待されます。さらにログや書き起こしのフォーマットという制限があった前回とは異なり、比較的高い自由度でストーリーを描くことができるでしょう。
このページはPhase 2のストーリーラインの索引兼参考文献リストであり、大まかなストーリーラインやそれらの索引も掲載されています。
最後に: Game Day Phase 2には「書く許可を与えられた作者リスト」は存在しません。誰でも執筆者として自由に参加することが可能です。ただし、通常の削除ルール (Rateが-10以下で削除) はそのまま適用されます。
チャットルームを設立しました: SynIRCの#scpgameday
イベントのタイムライン
(短編を書き終えたら自由に追加して構いません)
- Day -???: SCP-953が"YiffCon ████"を襲撃し、███名の参加者を殺害。 1人の生存者がそれを目撃していた。 ("And Then I Saw The Light.")
- D-Day: 「テンペストナイト」 - 多数の収容違反を引き起こした、サイト-17への大規模な襲撃
- Day +0: テンペストナイト開幕後の後始末 (アンチウィルス)
- Day +1: SCP-953が超常権利擁護団 (PPR) と円満とは言えない協定を結ぶ ("And Then I Saw The Light.")
- Day +1: Second LanguageにてSCP-911はSCP-343の元に現れる。
- Day +3: SCP-542とSCP-347がディナーに出かける (ぜぇぇぇーったい逃げてやる!)
- Day +4: エージェント・クラマーとハーケンがマーシャル・カーター&ダークの上層部に表敬訪問を行う。 (A Working Lunch)
- Day +6: エージェント・クラマーとハーケンが壊れた神の教会の運営する施設を破壊する。 (Like Clockwork)
- Day +8: 田園の小さな家に訪問者が現れる。 ("The Light At the End of the Tunnel.")
- Day +9: 世界と世界の間にある場所。 ("Tunneling Between Worlds.")
- Day +10: エージェント・グライムスがバグマンと出会う。 (F.U.B.A.R)
- Day +11: 天使が教会と相見える。 (Rapture)
- Day +12: エージェント・クラマーとハーケンが新たな地位を得る。 (Reflections)
- Day +17: 研究員がSCP-682/SCP-229の混成体に遭遇する。 (虫酸は走る)
- Day +18: ダーク氏が現場に駆けつけ、部下達の失態に辟易する。 (Discovered Attack).
- Day +20: メールのやり取りとある博士の来訪、日記の内容。 (A Breath of Fresh Air: Inhale)
- Day +21: ショッピングモールでの銃撃戦は解明される以上の謎を産み出した。 (The World From a Different Angle)
- Day +23: 著名なマーシャル・カーター&ダーク従業員の遺体がフロリダ海岸に打ち上げられる。 (A Little Chat)
- Day +24: MC&Dが新たなSCPを手に入れる。
- Day +26: 奇妙な男がサミュエル・ヴァリー氏に雇われる。
- Day +28: エージェントD████・M███████が司令部と連絡を取る。 (A Breath of Fresh Air: Holding It)
- Day +31: GOCが放浪者の図書館への襲撃に向けて準備を整える。ダーク氏がSCP-953に出会う。財団が攻撃態勢を取る。 (Angle of Attack)
- Day +35: SCP-682がサイト-17の拘留下から逃れる。 (Basking in the Light)
- Day +38: 激しい連続攻撃の後、共通の敵に対抗するために2つのグループが手を組む。 (Attacking The Darkness)
- Day +███: テンペストナイト 2" - 武装したPPRの一派が他の超常関連組織と共に多数の財団サイトへと組織的攻撃を行う。
ストーリーの索引
感染の媒介者ベクター (SCP-353)
ストーリーライン調整役: Clef
監禁下を逃れた病気を操る少女ベクターと、彼女に熱心な忠誠を誓って不承不承付き従う少数グループは皆々の彼女の目標へと突き進む。
- Point In Line: ベクターとPPRが話し合う。
捕食者 (SCP-953、超常権利擁護団)
ストーリーライン調整役: Clef
超常存在の保護論者グループと神話生物との間の円満とは言えない協定は奇妙な果実を実らせる。
- "And Then I Saw The Light." (Clef著)。取引がなされる。賽は投げられた。
- "The Light At the End of the Tunnel." (Clef著)。協定と裏切り。
- "Tunneling Between Worlds." (Clef著)。事態は複雑化する。
- Angle of Attack (Clef、Gears、Eric_H著) 事態は悪化する。
拡がりゆくトカゲを監視せよ (SCP-229、SCP-682)
ストーリーライン調整役: GrandEnder
サイト17にて、研究員達は襲撃による被害への対処を余儀なくされていた。その被害の1つがSCP-229とのクロスコンタミネーションにより急速に進化した、SCP-682由来のサイバー生命体である。
- アンチウィルス (GrandEnder著)。変身完了。
- 虫酸は走る (Drewbear著)。音がひどく大きくなった時。
- Basking in the Light (GrandEnder著)。ドラゴンが目を覚ます。
ペイン・トレイン (SCP-737、マーシャル・カーター&ダーク)
ストーリーライン調整役: Tanhony
不満を持ったMC&Dの元従業員がSCP-737の繁殖と販売を目論み、財団と元同僚双方との間で問題を起こす。
- A Little Chat (Tanhony著)。ジェイコブス氏は少し踏み込み過ぎた。
- Fun (Tanhony著)。サミュエル・ヴァリー氏はしばし楽しむと、仕事に取り掛かる。
そして待ち受けるは影 (多数の対象ならびにオブジェクト)
ストーリーライン調整役: Dr. Gears
自分たちの目的のために惨劇を利用する者達の活動と行動を追跡する。エージェント・クラマーとハーケン、バグマン等が活躍。
- A Working Lunch (著者Clef)。クラマーとハーケンは大義のために懇願する。
- Like Clockwork (Gears著、Clef編)。エージェント・クラマーによる局所的行動。
- Reflections (Gears著、Clef編) エージェント・クラマーとハーケンに新しい地位が与えられる。
- F.U.B.A.R (Gears著、Clef編) 簡単な調査任務は急変を遂げる。
- Discovered Attack (Gears、Eric_H、Clef著) ダーク氏が行動を開始する
- Point In Line (Gears、Clef著) MC&Dは専門家へと呼び込みをかけ、買収を図る。
- Angle of Attack (Clef、Gears、Eric_H著) 事態は深刻化する。
- Attacking The Darkness (Clef、Gears著) 事態はさらに深刻となる。
- Settling Tabs (Gears、Clef著)。エージェント・ハーケンは手がかりを追求する。
- Lost Time (Gears著)。孤独な屋根の上の孤独な任務。
新鮮な空気で深呼吸 (SCP-200)
ストーリーライン調整役: Drewbear
新しく現れたSCP-200は脱走後、小さな町に落ち着き、奇妙な結果をもたらす。
- Imago (Drewbear著)。長い眠りから覚めた成人は朝食にありつく。
- Inhale (Drewbear著)。小さな町は新たな住人に順応する。
- Holding It (Drewbear著)。少数の見慣れぬ者達がいなくなった知人を求めて来訪しにきたその一方で、町民達は交流の儀の準備をしていた。
- Exhale (Drewbear著) (更新未定)。辺り一面惨事と化し、彼らの目的を理解しているものは誰一人いない。
その他のインシデント
メインのストーリーラインから外れたインシデント
- ぜぇぇぇーったい逃げてやる! (Rights著) 『奇跡の旅』を思い浮かべて見よう。あるのは動物との会話ではなくSCPだけれども。
- "Sometimes You Get the Bear. . ." (Clef著)。作戦失敗後の物語。
- The World From a Different Angle (Clef著)。6つの視点から見た1つの事件。
- Rapture (azzleflux著)。天使が教会と相見える。