対話記録092-21
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以下の対話はインシデント092-04の3週間後に録音されたものであり、SCP-092-DEの機動部隊DE17-𝔶への参加要求の却下に関するものです。

対話記録092-21, 20██/08/12
クラニック博士とシュタイン博士によって実行された対話

クラニック博士: ハロー、092。今日は元気か?

SCP-092-DE: いいさ、博士、ありがとう。もう返答は受け取っているか?

クラニック博士: 機動部隊DE17-𝔶への参加要求に関しては……まあ、そうだな。

SCP-092-DE: ……お願いだから却下されたなんて言わないでくれ。

クラニック博士: 既に危惧していた通りだ、092。すまないな。

SCP-092-DE: クソッ。あんたらのボスは私がそれを殺せる唯一の存在だと知らないのか?

シュタイン博士: その証明はなされていません。それに職員を人質に取った者を信用するのは困難です。

クラニック博士: シュタイン、落ち着け。

SCP-092-DE: それが誰かを傷つける前に殺したかったからやっただけだ! それにあなたが私を行かせたとしても、あんなに多くの同僚が死ぬことはなかっただろうさ。

クラニック博士: わかっている、092。シュタイン博士は少しストレスを感じているんだ。

SCP-092-DE: どうして却下したんだ? 理由は教えられているか?

クラニック博士: ああ。お前はあまりにも予測ができないと思われたんだ。そしてお前が最初の機会を与えられた際に逃げ出すという推測を以前の脱走の試みが裏付けている。

シュタイン博士: 私はそうだと思いますが。

クラニック博士: 加えて、我々の組織は過去に似たような取り組みで苦い経験をしている。

SCP-092-DE: ダメだ。それは私の武器がないと殺せない、少なくともダガーがなくては!

シュタイン博士: ならダガーを渡してください。

クラニック博士: シュタイン、わかっているだろ、それは――

シュタイン博士: ほら、092。グダグダ抜かさず我々にダガーを渡しなさい。

SCP-092-DE: それはできない。これは私の剣と同じく体から離すことができない。鞘に入れた時だけ手から離すことができるようになるからだ。それに鞘は私の体から離れない。

シュタイン博士: 面白いですね。だからあなたはダガーを首元に紐で下げているんですね。そこで動くたびに自由に揺れていますが?

SCP-092-DE: ……私は……

シュタイン博士: もう1つ質問です。ダガーは怪物を殺せる唯一のものですよね? どうしてその長さが怪物の核に押し込むことが不可能なほどに短いのでしょう? もちろん、それはダガーが投擲を考慮していない場合に限りますが。

クラニック博士: ……092、一度首飾りを外してみてくれないか。

SCP-092-DE: ……それはできない、博士。

シュタイン博士: 嘘だ! あなたはいつでもダガーを渡せるし、そうすれば我々はあなたの息子やこちらの仲間をあれほど殺したクソったれな怪物を殺すことができるんだ、あんたが渡したくないだけだ!

SCP-092-DE: 私はそれを殺さねばならない。私の能力は――

シュタイン博士: ゴミと同じくらいの価値しかないですよ。牙を退ける? それに関する方法はたくさんあります。外層を切り離す? 我々はあなたの剣よりもはるかに高熱を出せる道具を持っています。ダガーを渡しなさい!
SCP-092-DE: いやだ!

シュタイン博士: なぜ嫌だと?

SCP-092-DE: 私が殺さなければならないからだ! 私が滅ぼす! あの忌々しい怪物に復讐するんだ、これは奪わせない!

(2秒間の沈黙)

クラニック博士: 我々に怪物を殺せる武器を渡さないのは、ただ自分が復讐したいからだと?

SCP-092-DE: それは私から息子を奪ったんだ。私には権利がある。

シュタイン博士: 怪物に殺された我々の仲間の1人1人が、誰かの息子でしたよ。彼らの権利はどうなるんです?

SCP-092-DE: 私はそれを殺さなければならないんだ!

クラニック博士: …092、やりたくはないのだが、ダガーを渡してくれ。さもなければ援軍を呼んでそれを手に入れることになる。

SCP-092-DE: 私は殺さなければならない。

クラニック博士: 答えなさい。

SCP-092-DE: 殺さなきゃならないんだ…

シュタイン博士: 今日はもうこれ以上の意味はないと思いますが。

クラニック博士: 同意だ。行こう。

SCP-092-DE: やらなくては…やらなければならないんだ。

その後SCP-092-DEからダガーを取り外す試みは全て失敗し、職員数名が負傷する結果となりました。SCP-092-DEは呼びかけられた際に返答を拒否しました。普段のSCP-092-DEはめったに会話をすることはありません。

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