要注意団体-FR
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要注意団体-FR


ファイル概要: 財団フランス支部もまた、その活動を概してフランス語圏に絞っている(ただし例外も含む)要注意団体と、敵対的な関係を取り結んでいます。彼らに関連しているデータに全ての研究者がアクセス出来るよう、財団による情報の入手に応じて、このページは適宜更新しなければなりません。


リュミエール騎士団


注意: 当要注意団体は内容の改訂が行われたため、以下の説明は現状に即したものではありません。騎士団の中心的な情報が新たに策定され次第更新される予定です。ご理解とご協力をお願いいたします。


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概要: リュミエール騎士団は、おそらく財団が把握している中でも最古の要注意団体です。1224年に創立され、12世紀にユーグ・ド・ペインズによって創設されたテンプル騎士団から直接由来しており、軍事目的のために異常オブジェクトやエンティティを秘密裏に使用しようとしています。この支部の存在はそれまで判明していませんでしたが、1305年の秋までメンバーによって秘匿されていました。

全オーダーが教皇によって解散されたその後、この支部に所属するテンプル家の生き残りは、リュミエール騎士団のルネッサンスと後継者の決定を可能にするために統合されました。これらについての多くは憶測であるにも関わらず、この組織は常に世界からその行動を隠蔽し、こんにちまで数世紀に渡り活動し続けることを可能にしました。現在、Q.G.はフランスに位置しており、「司令塔」を通じて東アジアの無数の連絡先と情報を継続的に情報交換を行っています。石油や宝石などのような貴重な資源を奪う事は、オーダーに対して莫大な利益を生み出します。その結果、武装と介入の重要な手段を持っています。これは組織のすべての面において浸透しています。

この組織は、特にSCPという疑いのある最も影響力と意思決定権を持つメンバーを含みます。彼らの示す脅威の規模を把握する作業はアルファレベルの優先事項です。

リュミエール騎士団は、これまでに財団と対立が発生することもなく、協力・敵対の意思を表明していません。しかし、メンバーであると疑われる人物は評議会への報告の上、機動部隊オメガ-1エイリアス"神聖なる芳香"によって監視が行われる必要があります。

この要注意団体から保護/取得されたSCPオブジェクトは、最新の注意を払い処理する必要があります。

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神秘主義終焉のための無神論者協会(SAPHIR)

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概要: SAPHIRとしてよく知られている神秘主義終焉のための無神論者協会は、ヨーロッパに広く分布している過激な無神論者のグループです。そのメンバーの大半が識別の困難な国際的ネットワークに属している科学界のメンバーです。彼らはSCPオブジェクト(彼らは"シンギュラリティ"と呼称します)を、迷信と宗教的不信感を煽るために使用し、また科学的思考と合理主義への脅威として扱います。彼らの方針は、SCPの系統的破壊とその使用を交互に行い、宗教を標的にして世界的に攻撃を仕掛けます。

SAPHIRの行った攻撃は、主として民間人に対しての多大な影響を及ぼすため、各攻撃に対しての重要な隠蔽プロトコルが実行される必要があります。機動部隊オメガ-5"宝石商"は、これらの攻撃を追跡、防止、またそれが不可能な場合に偽装工作を行うために特別に設置されました。

SAPHIRは、それが正常か異常かにかかわらず、あらゆる形態のカルト組織と常に競合しています。科学界へも多数のコンタクトを持っており、財団の一部の研究者らが侵入者であるということも判明しました。SAPHIRは財団と財団の目的を尊重していますが、SCPの収容理念には同意せず、個人的な関心のために財団が収容したSCPを破壊または回収しようとし、その後に既にそれらのスパイのうち幾つかの者は確保されました。

SAPHIRから侵入したエージェントは報告・確保され、協会の活動と将来的な攻撃に関する尋問が行われねばなりません。

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ヒューマニストの貴族たち

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概要: 「ヒューマニストの貴族たち」、通称「貴族たち」は、18世紀の後半にジャン=バティスト・ラバン・ド・クールヴィルおよびドルバック男爵によって創設された、ヒューマニストの団体に起源を持ちます。この組織の目的は、異常現象を利用して人間の在り様を向上させること、および"優れたる人"という理想像に到達することで、かねてより一貫しています。「貴族たち」は事実、異常現象について、人類が屈することなく順応すべき自然現象と考えており、またそのために、"ネオ-リュミエール"なる運動を組織しています。現在「ヒューマニストの貴族たち」は、西欧に存在していますが、その大多数がフランスで活動しています。

「貴族たち」はSCPオブジェクトの破壊や、きわめて危険度の低いアノマリーの収容に強く反対しているほか、異常人物の"基本的権利"のための闘争を行っています。「貴族たち」の活動は主として、人間の在り様を改善しうるアノマリーの研究や製造に集中しています。そうしたアノマリーに効果的に対処したり、その製造者を確保するために、機動部隊Tau-3 "王の連隊"が創設されています。

ただし「貴族たち」は──水面下のアノーマル・シーンでは非常に活動的だと見られているにも関わらず──国際的なアノーマル・シーンにおいては非常に慎ましく行動するため、現状、この組織の活動にまつわる情報を収集するのは困難です。「貴族たち」は財団に敵意を示してはおらず、財団の快挙に対する敬意を、幾度となく表明していますが、それでも彼らは財団について、"思想上和解しえない"ものと考えています。さらにこの団体は、決まって既に財団職員である個人を懐柔するという手口で、フランス支部への潜入を何度も成功させています。

「貴族たち」に所属、あるいは支援していると思われる人物は、いずれも確保して尋問を行わなければなりません。

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プリモルディアル

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概要: 当初は他の多くの傭兵団と同じように単純な傭兵集団だったプリモルディアルは、SCP-194-FR-F(アンタイン・タイムレスとしても知られる)がトップに立ったことに伴い、その分野における有力組織へと発展しました。これは、競合相手の問題に干渉するというプリモルディアルの方針の始まりを示していました。プリモルディアルは主要な傭兵組織間の紛争を何度か調停し、それまでの他組織よりはるかに大きな影響力を持つようになりました。

この新たに獲得された権威の全盛期は疑いもなく1950年のカサブランカ協定の調印でした。この協定によって、プリモルディアルは超常傭兵制度に対し、今日まで適用・実施され続けている厳しい倫理、すなわち、超常存在をめぐる秘密を維持し、基本的な道徳的・倫理的原則を確立し、環境を内外の脅威から保護することを目的とする超常共通方針を受け入れること等を課しました。

1960年にSCP-194-FR-Fが消失して以来、プリモルディアルは首座主教プライメイトによって率いられてきました。プライメイトの正確な数は不明であり、傭兵運動におけるSCP財団との主要な接点でもあります。また、両団体は、プリモルディアルから財団への異常物品・人物の引き渡しを通じた協力体制も確立しています。

それにもかかわらず、プリモルディアルは何よりも自分の利益のために尽力することを隠そうとしないため、一般的に信頼できる相手とは考えられていません。

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