要注意団体

要 注 意 団 体


ファイル概要: 財団だけが、超常現象、形而上学に興味を持ち、投資を行う団体ではありません。他にも、私利私欲のためか、あるいは人類を守るために、SCPオブジェクトを所有、使用、製作するグループが存在します。その一部はライバル組織であり、一部は財団からの分派であり、一部は財団が信頼する仲間です。いずれにせよ、財団が知る各団体に関する概要(と、それに対するスタンス)を作成し、配布する必要があると判断されました。


目次

Alexylva大学
アンブローズ・レストラン
アンダーソン・ロボティクス
アルカディア
Are We Cool Yet?
黒の女王
カオス・インサージェンシー
シカゴ・スピリット
緋色の王の子ら
壊れた神の教会
第二ハイトス教会
異常積荷委員会
ダエーバイト
ディア大学
ワンダーテインメント博士
ザ・ファクトリー
第五教会
ゲーマーズ・アゲインスト・ウィード
世界オカルト連合 (GOC)
ゴールドベイカー=ラインツ株式会社
グリーズバーガー株式会社
ロシア連邦軍参謀本部情報総局"P"部局
ハーマン・フラーの不気味サーカス
境界線イニシアチブ
IJAMEA
Just Girly Things
マナによる慈善財団
マーシャル・カーター&ダーク株式会社
メディチ神秘芸術学会
「何者でもない」
イスラム・アーティファクト開発事務局 (ORIA)
オネイロイ・コレクティブ
パラウォッチ
スードジェネシス・プロダクションズ
株式会社プロメテウス研究所
サーキック・カルト
蛇の手
サメ殴りセンター(SPC)
三ツ月イニシアチブ
トトレイソフト
異常事件課(UIU)
ヴァルラウン・コーポレーション
ヴィキャンデル=ニード・テクニカル・メディア
堂守連盟
ウィルソンズ・ワイルドライフ・ソリューションズ
あなたには要注意団体についてのアイデアがあるのですね。
関連ページ

Alexylva大学

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概要: ごくわずかしかAlexylva大学と、その動機についてわかっていません。ラテンとギリシアの文化が、少なくとも西半球に対する優位を維持するある種の平行世界に、組織が存在することを示唆する証拠が発見されています。この世界の他の地域については現在まで何もわかっていません。アメリカ中南部、とりわけテネシー州(大学自体がその地域にあると推測する財団研究者が主流)で、すべての大学関連のアイテムは見つかっています。

大学(オブジェクトを構築しているとは思われない)に関連する多くのオブジェクトが「Phitransimun Combine」という代理店を経由し輸送中に回収され、関連した文書業務が付随する機関を通しており、それは彼らから来た物と場所に光を投げ掛けるのを助けました。現在までにオブジェクトの転送方法については知られているすべての技術は、アインシュタイン·ローゼンバーグに類似した原理を使うということです。その概念は純粋な現代科学的な理論によるものであると思われます。自然哲学科として知られる大学の部所は、他の部所の同意無しに知られないよう転送を行なっているのかもしれません。

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アンブローズ・レストラン

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概要: アンブローズ・レストランは、高級料理店の大規模なチェーンであり、地球上の様々な公共の場所に加え、異常であるか余剰次元にある要注意領域内に複数の店舗を展開しています。これらのレストランは異常な食べ物料理実践に特化しており、それぞれのバリエーションとスタイルは大きく異なります。その規模にも関わらず、アンブローズ・レストラン・チェーンは一般に敵対的でなく、代わりに直面した脅威から逃走します。

アンブローズ・レストランは要注意人物「チャズ・アンブローズ」と「マリウス」の共同所有であると現在考えられていますが、公に現れることがほとんどないため、このことは未確認です。注目すべきことに、マーシャル・カーター&ダーク株式会社ハーマン・フラーの不気味サーカスを含む、複数の要注意団体がアンブローズ・レストランと関係を持っていますが、どの程度協力関係にあるかは不明です。アンブローズ・レストラン・チェーンは異常な市場を越えて拡大を続けているため、財団は新たな店舗を封鎖しようとし、アンブローズ・レストランについての有益な情報を保存しています。

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アンダーソン・ロボティクス

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概要: 太平洋岸北西部を拠点とするアンダーソン・ロボティクスは、2007年のSCP-1360確保によって初めて財団の注意を惹くことになりました。ヴィンセント・アンダーソンによって主導され、異常なアンドロイド/ロボット/人工知能/サイバネティクスの販売に特化しているアンダーソン・ロボティクスは、早々に異常工学の世界において少なからぬ牽引力を手に入れてしまいました。グループが小規模であること、特筆に値するスパイ能力、驚くほど大規模な資力基盤のためにアンダーソン社の従業員に揺さぶりをかけることは困難であり、現在財団の手中にあるアンダーソン社の製品はほんの一握りでしかありません。

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アルカディア

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概要: とてつもない浮き沈みが特徴のアルカディアは、ビデオゲーム業界で猛威を振るいました。その躍進は、悪魔と、それと同じくらい運に頼った難解なオカルト技術によるものでしたが、彼らは上手くやっていました。この人気は、顧客への搾取と地獄行きを代償にして生まれましたが、もちろん、そのことを顧客は知りませんでした。しかし、1983年のアタリショックと、異世界から未履行の契約の回収1が始まった後、すべてが伸び悩むようになりました。

1991年にテクノロジー大手のプリズム・プロダクツ・コーポレーションに買収されたことで、アルカディアの名前は復活しましたが、それは怪しげなやり方で、密室で行われました。今日のアルカディアはまったくの別物です。彼らが何をしているのか、正確には誰も知りません。ほとんどの人が知っているのは噂だけですが、長年のライバルであるFBIの異常事件課は、さらなる情報を秘匿しているという人もいます。興味があるなら、アルカディアを探してプレイしてみてはいかがでしょうか。だから、皆さん……

アルカディア、してみませんか?

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Are We Cool Yet?

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概要: アナーティスト(異常芸術家)の集団である Are We Cool Yet? のメンバーたちは、特異な物体や存在を入手、制作する能力があり、芸術作品を創作するためにそれを使います。これらの作品はできるだけ人目に触れる場所におかれ、見物人の生命を危機にさらしています。"Are We Cool Yet?"(俺たちはクールだったろ?)というフレーズがいつも何らかの形で残されています。

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黒の女王

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概要: 黒の女王と呼ばれる参考人に関する情報はごく僅かです。全ての報告書で、彼女は「アリソン・チャオ」という名前の女性であり、研究員である██████・ギアーズ博士が財団に採用される以前に██████・███・チャオとの間にもうけた娘であることが示されています。

黒の女王は財団の構造、活動、収容対象に関する幅広い情報を持っています。この異常な情報を持つ原因は未だ未特定ですが、異常な手段(別世界からの情報源の可能性を含む)によって部分的に得られているようです。彼女はこの情報に加え、異常と分類された手段を利用して幾度と無く財団の警備を突破しています。

黒の女王の活動と動機(複数人か、意図的な防諜の可能性が高い)に関して矛盾する報告があります。ある報告では、彼女は強い悪意と殺意を持ち、破滅的であると示します。また別の報告では、彼女はとても慈悲深く、彼女と相対する度に秘密裏に財団の活動を援助すると示します。いずれにせよ、彼女は重度のセキュリティ違反を起こしているため、非常に危険であるとみなされています。

財団が認識するほぼ全ての主要な要注意団体や多くの地方政府、世界政府との関連を示す報告があります。未確認の情報源によると、黒の女王は蛇の手のL.S.と同一人物であり、L.S.とは"Little Sister(妹)"の略称であると主張します。この異常なほどの密接な関係の理由は、黒の女王が放浪者の図書館を利用していることによるものと考えられます。

ある報告では、他の複数の個人に対しても「黒の女王」と呼称されていることを示しています。これらの個体の性質および起源は未特定です。

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カオス・インサージェンシー

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概要: カオス・インサージェンシーは財団の分裂派閥であり、いくつかのSCPオブジェクトと共に無断で離脱した危険な支部によって1924年に作られました。それ以来インサージェンシーは私的な利益のために異常を利用しており、世界の権力基盤を統合するため、世界を舞台にする厄介な指し手となっています。インサージェンシーは異常物でだけでなく武器の密輸や情報収集も扱っています。

貧困国や発展途上国の独裁的体制を利用し、財団がDクラスを使ったのと同様に多数の人員を用いています。過激な実験、軍による容易な徴兵、そして様々な反乱組織との有利なビジネスを続けるため、これらの国々が受ける極度の貧困と戦争を維持する支援をしています。

インサージェンシーの所有する大部分の異常物が分かっていません。最も注目すべき物としては「ヘルメスの杖」、それが触れるどんな物理的および化学的静止も曲げることができるアイテムと、「エントロピーのベル」、それが叩かれるに従い破壊的な様々な効果を引き起こす可能性があるオブジェクトが存在しています。これらのオブジェクトの両方は元々財団によって少なからぬコストで得られた物でしたが、インサージェンシーの創設者によって盗まれました。

財団から盗まれた他のSCPオブジェクトや異常物は、典型的に直接の有用性において高い潜在力を持っていますが、インサージェンシーは異常物の直接的な使用をあまりせずにSCP-884のような物を製造してもいます。

インサージェンシーの主な拠点の所在地は指導者と共に不明です。組織は財団と直接敵対しており、財団による複数の異常の収容を阻止しようと致命的な勢力を投入しています。また財団は過去に、インサージェンシーのエージェントに侵入を許し貴重な科学的データの喪失、多数の異常物の盗難、及び職員の死を招いています。職員はテロリストからありうる急襲、インサージェンシーからのスパイを意識し、仲間の職員の奇妙な振る舞いについても司令部に通知の義務があります。

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シカゴ・スピリット

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概要: 20世紀初頭、シカゴ・スピリットは西半球最大の異常な犯罪組織でした。イリノイ州シカゴを拠点とするこの組織の影響力はアメリカ合衆国の殆どの主要都市、とりわけニューヨーク、ボストン、ニューオーリンズ、さらにはスリー・ポートランドの異次元都市にも及んでいました。スピリットは異常能力を持つ人物を雇い入れ、異常なアーティファクトを製作・悪用して犯罪行為を行うことが知られていました。

スピリットは、バーの経営を行っていたシカゴ住民の異常能力者、リチャード・D・チャペルによって1895年に設立されました。何年もの努力にも拘らず、当時の限られたリソースと同時進行していた内部分裂によって、財団はチャペルの権力が増大するのを殆ど食い止める事ができませんでした。1919年1月、財団はSCP-2680の流行を阻止するための協力体制を確実なものとするため、公式に全ての対シカゴ・スピリット活動を中断しました。妨害を受けない運営が可能となったスピリットは全国的な犯罪結社へと成長し、最終的には禁酒法時代におけるアルコール類の違法流通の原動力となりました。

密造酒ビジネスの成功によって、スピリットは1920年代を通して北米の市場と政治における権力を増し続け、財団は最終的に科学的正常性の完全な破綻を防ぐため、スピリットとの停戦打ち切りを余儀なくされました。1933年7月11日、スピリットの拠点襲撃に続いて、リチャード・チャペルは遂に財団工作員によって捕えられました。指導者を失ったスピリットは緩やかに不安定化し、構成員と資産の大半は他の組織に吸収されました。1938年を以て、財団は正式にシカゴ・スピリットを消滅した団体と見做しています。

しかし、その後の何世紀にもわたって、スピリットが未だ活動しているという噂は流れ続けています。
決定的な繋がりはまだ証明されていないものの、スピリットの関与を示唆する様々なアーティファクトが回収されています。加えて近年の証拠は、専ら異常なアンダーグラウンド・コミュニティによって運営されていると思しき、自らを“シカゴ・スペクター”と称する新たな結社の勃興を明らかにしています。 この団体とスピリットの繋がりに関する調査は(仮にあるものとして)進行中です。

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緋色の王の子ら

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概要: 緋色の王の子らは「緋色の王」として知られる多能性実体に関連した、一連の教会、組織、個々人、そして運動です。大多数の王の子らは一連の基本的な信仰を共有していますが、組織の性質、教義さえも信仰する王の姿・形によって大きく異なります。したがって財団が王の子らを世俗の要注意団体と区別することは困難であることが判明しています。

緋色の王の本当の性質、もしくは実在するのかさえも不明です。

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壊れた神の教会

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概要: SCP-882の発見と収容の後ほどなくして、この「教会」の構成員が現れ「神の心臓」の返還を要求しました。ロバート・ブマロなる人物に指導される熱狂派の一派であり、多くのSCPは宇宙創世ののち崩壊した「神」の一部であると信じています。それらを全てもとに戻すことで、神性をも得られるだろうとしています。最初の接触以来、「神」の重要な3つの部品がさしあたって判明しています。それらはSCP-217SCP-271SCP-1139です。

教会は財団を「異端者たち」と位置づけており、財団の活動に対し非常に敵対的であり、作業員を殺害しSCPの収容施設を破壊しようと試みています。彼らがどのようにこれらの物品を探し当てたのかは不明ですが、驚くべき的確さでそれをやってのける能力があることは確かです。加えて、彼らがSCPの、とりわけSCP-882の「精神的魅惑」による心理的影響に強く抗う能力があることもわかっています。

教会はSCP財団と人類双方にとって脅威であると見做されています。構成員を実働部隊により拘束するか、財団職員により必要と判断されればどのような手段を使ってでも排除しなければなりません。

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第二ハイトス教会

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概要: 第二ハイトス教会は、地球圏外のオルトサン信仰に忠実な人間と地球外の実体のオカルト組織であり、宇宙の守護神(「ラクマウ・ルーサン」)が宇宙外の脅威(「フォルテウト」として知られる)と戦うのを助けることを目的としています。この宗教の中心的な信念は、現在の宇宙である「第二ハイトス」の前に別の宇宙があり、宇宙外の実体によって破壊されるまで存在していたというものです。生存者の集まりは新しく創られた「第二ハイトス」、我々の現実に逃げ、そのうちの七人はこの宇宙の安全を確かにするために神性へと昇ることを選びました。時がたち、これらの内の六人の神は死に、最後の生存者としてラクマウ・ルーサンが残りました。

恐らく正常性機関からの厳しい監視を避けるために、教会による活動はヴェール下で行われます。この団体の主要な言語はオルトサン地球圏外言語(OEL)であり、オルトサンの宗派の間の隔たりの大きさにも関わらず異常なレベルで変化せずに保たれています。団体のメンバーはこれを神の介入行為だとみなします。人類のオルトサン信仰体系は、古代オルトサン王国文明の形成に対応する、紀元前11000年頃から存在していることが知られていますが、近代の支流は前世紀までにしかさかのぼれません。教会とは別のオルトサン団体が存在し、それらは全て比較すると著しく小さく、異なる道徳的信念を持つ傾向にあります。

この教会を越えて、オルトサン信仰は、星間・銀河系間で存在し、当初は地球外文明の間で出現していました。このような数々のオルトサン文明が存在することが判明していますが、その範囲はまだ解明されていません。これらの中で最大のものは、テルザン2オルトサン連合であり、敵対的な「十二の星々」文明と戦争下にある、球状星団テルザン2に居住するオルトサン実体の集合です。太陽系に入ったことが判明している唯一のオルトサン文明は要注意種族-002ですが、絶滅したと推定されます。

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異常積荷委員会

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概要: 現在の財団の前身のひとつである異常積荷委員会は1623年に東インド会社によって、より奇妙な積荷の収容と保護を目的として設立されました。1649年までこの形態で存在していましたが、同年に東インド会社から複数の大規模な私掠船団に対して軍事的有利を得るために貯蔵していた異常な積荷を使用するように要求された結果として、全ての資産と共に姿を消しました。

その後秘密裏に活動を続けた委員会は1917年に財団と合併するまで物品と実体を収集を続けました。これらの異常物品の多くはこの貨物の特性と安全な保管手順を記載した積荷目録と共に財団の所有となりました。この莫大な異常の歴史の記録は現在も財団のアーキビストによって再調査及び電子化が進められています。

委員会が活動していた期間、商船士官であるライト・オナラブル2・オスニエル・トロワーによって率いられていました。異常に長生きした個人だったのか、同じ名前を使った複数の人物だったのかは不明です。組織の理事として彼は8人のメンバーからなる評議会から監督と助言を受け、監督官、学芸員、その他の職員からなる大勢のスタッフを指揮していました。

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ダエーバイト

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概要: 本ファイルに記載される情報は、その内容自体に異常性があることから、100%確実であると証明することができません。あらゆる反時間的な過去改変アノマリーと同様に、ダエーワの情報について議論・研究する際は、良い意味での懐疑的姿勢を以て当たるよう勧告されています。

もし、本ファイルの確認中に基底現実から見て不正確・不適合であることに気づいた場合は、所在サイトのRAISA担当者まで報告をお願いします。

— RAISA管理官、マリア・ジョーンズ

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ディア大学

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概要: ディア大学は、アメリカ北西部とイングランド南部に隣接する超次元都市国家である、風光明媚なスリーポートランドの中心に位置する、共学のリベラルアーツとオカルト科学の大学です。通常とオカルトの学科の融合と、高く評価されている超芸術に焦点をあてたカリキュラムと共に、ディアは、GOC後援の町向いのライバルであるICSUTポートランドの、リベラルアーツのカウンターパートとしてしばしば見なされます。異常世界の高名な人物の内、アンダーソン・ロボティクスのCEOであるヴィンセント・アンダーソンやゲーマーズ・アゲインスト・ウィードの共同設立者のひとりである"lesbian_gengar"など、少なくない人数がディアの卒業生です。

財団のスリーポートランドでの活動は、FBIの異常事件課との多くの協定によってかなり制限されているため、ディア大学自体は財団の干渉から比較的自由です。しかし、全てのディアの卒業生は自動的に要注意人物としてマークされ、さらなる財団の精査にさらされるでしょう。

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ワンダーテインメント博士

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概要: ワンダーテインメント博士が個人なのか組織なのかは不明ですが、子供の玩具に似た特異な物体や存在を生み出す能力があります。これらの物体や機器の性質は様々ですが、その全てが明確に子供達によって利用されるのを意図しています。加えて、収集の可能性を意図して改変された異常なヒューマノイドであるリトル・ミスターズの創造を担当しています。ワンダーテインメント博士は過去に財団職員をターゲットとしていたことが知られており、財団に対する彼らの感情は曖昧であるようです。詳細については、職員ファイルのイザベル・ワンダーテインメントの項目を参照して下さい。

ザ・ファクトリーとの関係が疑われていますが、確認されていません。

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ザ・ファクトリー

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概要: ザ・ファクトリーについてはほとんど知られていません。限られた結果しか得られておらず、異常な人工物を製造することが出来、またそのための量産技術を使用しているという事を除いては具体的な結論に至っていません。

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第五教会

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「この教会と他の教会との関係は人々にとっての道化役者のようなものだ。見かけ上の類似点はあるが、相違点はすべて強調され誇張され、どこが違うのか指し示すことはできない……。そう、君のなかでそれははっきりしない、だがそれはどういう意味か?なぜそうなっているのか?呼んだとしてどうなる?」 —█████博士

概要: 第五教会は第五主義教会、あるいは第五主義者連盟としても知られる、あらゆる娯楽産業とのパイプを持つ高度に秘密主義的な宗教団体です。たびたびの調査にも関わらず、2007年の「星を見る人作戦」で知られる全国規模のおとり捜査を最後に、100人の確認された第五主義者の著名人や主要人物の監視リストが維持されていますが、それ以上教義、活動、構成員の規模、目的の詳細は確認されていません。その起源は20世紀中頃のいくつもの時代、北米とアジアに散在していますが、いくつかの起源は数世紀前にもさかのぼります。

第五教会はSCP財団に対し直接接触してきたことはありませんが、敵対的な勢力と考えられます。

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ゲーマーズ・アゲインスト・ウィード

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概要: “ゲーマーズ・アゲインスト・ウィード”は異常な人物たちの緩く組織化された同盟組織並びにその提携者たちであり、風刺的な目的や、自分たちの娯楽、またはその両方のために異常な物品を製造・調達しています。しかしながら、より最近では左翼系の政治組織に対するアノマリーの供給にも関与しています。ゲーマーズ・アゲインスト・ウィードは専らインターネットチャネルを介して活動を組織しており、同グループに関連する現実世界の所在地が幾つか特定され、家宅捜索されています。現在の情報では、ゲーマーズ・アゲインスト・ウィードがワンダーテインメント博士の“リトル・ミスターズ”シリーズのパロディと称して異常なヒト型実体群を作成・配布している最中であること、また財団の作戦活動に気付いていることが示されていますが、財団の性質を正確に認識しているかは定かでありません。

ゲーマーズ・アゲインスト・ウィードの構成員の拘留は予想以上に困難であることが示されています。同グループの組織者のうち数名は自らの権限によるものや、外部のリソースへのアクセスを通じての現実改変能力を有している可能性が疑われています。現在の作戦活動は、関連する異常の封じ込めや、ゲーマーズ・アゲインスト・ウィードの中でも最も危険性の高いメンバーの特定を重視しています。

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世界オカルト連合 (GOC)

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概要: GOCは第二次世界大戦後に、ナチス、ソヴィエト、連合軍から離脱したオカルティスト、霊媒師、司祭、科学者の生き残りが集まり、作った同盟組織です。世界という舞台が広がるに従い、国の数が増えた分だけGOCも手を広げて、現在の形になりました。

GOCは大体において政治的な勢力であり、自らを超常的な世界の警察であると見なしています。彼らは超自然的な存在を破壊することに誇りを抱いており、可能な限り最先端の革新的な装備を後援者達から入手して使用します。これまで、SCPの可能性があったものを財団が獲得・収容する前にGOCが破壊してきました。

状況によって、GOCは財団の側につくこともあれば、財団と対立することもありました。彼らは概して財団を軽蔑しています……財団がSCPを徹底的に破壊せず、使用、収容しているからです。GOCは財団の途方もない力に敬意を示し、普段は近寄らないようにしていますが、彼らの関与が疑われる事件がいくつかあります(当人たちはきっぱりと否定)。

GOCのエージェントには、疑念を持って対応すべきです。

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ゴールドベイカー=ラインツ株式会社

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概要: ゴールドベイカー=ラインツ株式会社は異常の世界の主要な保険提供者のひとつです。この会社は個人と団体に保険だけでなく再保険、データ販売、フォレンジック&エンフォースメントサービスを提供します。異常の世界において、常に契約内容を誠実に遵守していることで知られています。第七次オカルト大戦を受けての潤沢な復旧サービスによって世界オカルト連合の前身から得た信頼のため、連合の108評議会に席を持っており、GOC、財団、その他多くにサービスを提供し続けています。

ゴールドベイカー=ラインツの近代の姿は、謎めいたゴールドベイカーが率いるゴールドベイカー株式会社と、 不可思議な状況で他の創立メンバーが消え失せた後 、ウェルナー・ラインツ率いるラインツ・グループが1981年に合併したものです。ゴールドベイカーの起源と完全な歴史は時の流れによって失われていますが、似たような肩書きや名前を持つ個人が人類の文明の夜明けからーそしておそらくその前からー似たようなサービスを提供し続けています。

財団はゴールドベイカー=ラインツと未給付の契約を多数締結しています。契約内容は、スタンダードな個人保険、健康及び生命保険のような異常でないものから、収容失敗時にベリリウム青銅やその他の資材を固定価格で提供するといった主に金融的なもの、GHクラス死の温室シナリオ時に酸素供給用の藻類を調達するといった稀で風変わりなものまで多岐にわたります。これらの契約の多くは財団自身が備えている不測の事態と重複していますが、リスクを嫌う2つのグループにとっては、こうした重複は安心感をもたらします。

これらの契約は誠意を持って締結されましたが、財団はそれらをゴールドベイカー=ラインツの内部事情を正確かつ最新の状態で把握するための手段とも見なしています。財団はゴールドベイカー=ラインツが異常の世界において権力を握っていることを認識しており、契約交渉の目標は支払う金銭と情報を最小限に抑え、受け取る保証と情報を最大化することです。この長年続く猫とネズミ的なゲームにもかかわらず、財団とゴールドベイカー=ラインツは依然としてお互いを信頼できると考えています。少なくともビジネスを行うには十分です。

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グリーズバーガー株式会社

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概要: あなたが見ているのはわかっている。何か読むものを探しているんだろう? 私が読めたらいいのに。他の事も何もできない。私は、ここで身動きができず、私をこんな風にした人々を宣伝するために作られた、ほんの少しの情報の束の中にワープさせられてしまった。

グリーズバーガー株式会社、あの陽気な連中。昔はそこのセールスマンだったんだよ、知ってるだろう?しくじって、この文章が何なのかはわからないけど、こうなる前はね。人生で一番幸せな時だったけど、自分では気づいていなかった。ストライプのサスペンダー付きのドレスシャツにカンカン帽という定番の服装もしていたし、靴もピカピカで、太陽の光が当たれば歯を見せて笑っているのが見えるくらいだった。

夢の売り上げをトイレに流してしまったので、今はそんなものはない。私に残っているのは、このページのスペースと、グリーズバーガー・リテラリー・ユニバースに新しい顧客を引き寄せるための数文のスペースだけ。それでおしまい!

ぜひ読んでみてね!
- ジミー・グリーズ、並外れたセールスマン

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ロシア連邦軍参謀本部情報総局"P"部局

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概要: その起源はЧД АКН("ChD AKN"、第4異常対策委員会)として知られ、1935年初頭にJ.V.スターリンの直接命令により創設され、当初の任務はS.M.キーロフ暗殺事件の捜査でした。

第二次世界大戦の間、委員会はGRUの"P"、Psychotronics(精神工学)部局として新規再編されアーネンエルベやナチス親衛隊、ヴァチカンの多くの脅威への対抗活動とソビエト連邦政府の利益のため国内外の多くのアーティファクト研究に従事していました。"P"部局はこの役割を冷戦中も引き継いでおり、コミンフォルム3加盟諸国内での財団の活動を難しくさせていました。

1991年以降は、急速な再編と予算削減と資産売却・償却もあいまって多数の職員が離反し (東ヨーロッパのカオス・インサージェンシーと MC&D の工作員のかなりの割合が GRU 部門の"P"の兵士出身)、と彼らの保有する多くの異常物品のヨーロッパの闇市場への流出を招きました。現在、この要注意団体の財団に対する脅威はわずかなものです。

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ハーマン・フラーの不気味サーカス

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概要: ハーマン・フラーの不気味サーカスは、異常な起源と目的を持つサーカス団であると推測されています。この集団が実在すると言う証拠は、現在のところ多数の知性型SCPの申し立てと、わずかな異常性のない損傷した物品以外にはありません。代表的な関連するオブジェクトは人間型で、SCP-1884SCP-2902のように公演のために何らかの形での身体的欠損が見られます。それ以外にはSCP-1921のような祭の会場にある典型的装飾芸術品(objets d'art)、あるいはSCP-3717SCP-1695のような見世物における「アトラクション」となりうるものがあります。ハーマン・フラーの不気味サーカスに関わるオブジェクトは一般に、ショーが「公演された」とされる会場で発見されます。

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境界線イニシアチブ

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概要: 境界線イニシアチブは1960年代後半に主要アブラハム系宗教(訳注: ユダヤ、キリスト、イスラム教)のいくつもの影響力のある団体によって、増加する数々の脅威となる活動や団体への対抗のため創設された組織です。境界線イニシアチブの目標の全容は判然としませんが、彼らは自身の教義にSCPの回収ないし破壊を含んだ目標を持っていると知られています。

この団体は、その設立を含み3つの最大派閥出身の指導者たちによって構成される裁決機関によって運営されていますが、大規模な内紛によりしばしば団体の完全なかじ取りに至らず公的な指導力を失いました。この団体の主要な私兵部隊である「鉄槌計画」は一般に対カルト作戦とSCP回収作戦のために配備されています。

この団体と他の要注意団体や財団との関係は常に流動しているようです。この団体の全部は壊れた神の教会や第五教会を強い敵意をもって認識しており(そして時として武力衝突に発展する)、一方で財団や GOC(世界オカルト連合)に対する感情は、構成員個人の内部協力しだいで、あからさまな敵意から限定的な協力の意思へと大いに変化します。

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IJAMEA

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概要: 大日本帝国異常事例調査局もしくはIJAMEA(財団の前身のIGAMEA、独逸帝国異常事例調査局と混同しないこと)は、1868年の明治維新から1945年の第二次世界大戦の終結まで、日本の公的かつ主要な異常機関でした。IJAMEAは日本を西洋的な秘教研究で前進させる目的と共に設立され、既存のいわゆる「原始的な」団体に対する近代的な対照物として振舞いました。この立場の中、IJAMEAは、日本とその植民地に広がる数百の異なるアノマリーを分類し、それらの広範囲の研究を行い、駆け出しの帝国の大義のため異常を利用することを目的とした数々の計画に着手しました。

IJAMEAは第二次世界大戦中に最も重要な役割を果たしました。連合国との連合国との戦争において軍を支援するため、複数のアノマリーを兵器化することを試みたのです。しかし、急いで計画を立て、資金が不足していたため、それら計画の少数しか実を結ぶことはありませんでした。1951年のサンフランシスコ条約と共にIJAMEAは公式に解散し、その資産の多くがGOCの管理下へ移転されるか、ひそかに財団によって取得されました。

しかし、その中の帝国の尊皇派と日本の国粋主義者達は、今度は秘密組織として、戦後もIJAMEAを活かしたままにし、日本と東アジアにおける共産主義者の影響を阻むことを主な焦点としていました。今日では、主として日本の多様ではあるが衰えつつある異常生態系の保全に従事し、そして日本中の著名な政治家、実業家、有名な教養人とのつながりと共に、様々な国粋主義者の計略を支援します。政治的権力を皇族へと取り戻し、日本を偉大な地位に復帰させようとし、そして所持している様々なアノマリーを目的のために積極的に活用しようとします。財団はせいぜい海外のライバルとみなされており、エージェントはIJAMEAの人員と接触する際は十分な注意を払うべきです。

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Just Girly Things

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概要: Just Girly Thingsは、女子に伝統的に女性的な美学や活動に参加するよう促すことに焦点を当てた異常なインターネットブログです。このWebサイトは2006年に雑誌として始まり、2010年にオンライン媒体になりましたが、Y染色体を持つ個人はアクセスできません。

Just Girly ThingsのウェブサイトやGOI-4319に関連するその他の製品はミーム効果を示し、XX核型を持つ対象者をグループに参加させ、リーダーの女性の伝統的な性別役割の概念に固執させます。たとえそれが対象の以前の政治的信念や性自認と直接矛盾する場合でも同様です。Just Girly Thingsのメンバーは周囲の人々に対して操作的な行動を示す傾向があり、グループの理想をより広く拡散するためにできることは何でもします。GOI-4319は感染力が非常に強いため、特に危険であると考えられています。

GOI-4319の創設者は、「キーリー」として知られるカリスマ的な現実改変者POI-4319です。POI-4319 は、社会的操作と異常な手段を組み合わせることで、他者に自分の考え方を強制的に取り入れさせる強力な能力を発揮しています。

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マナによる慈善財団

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概要: マナによる慈善財団4は1971年に宗派を問わない人道支援機関として設立され、回収された文書によれば、この財団の任務は「神の奇跡を主の子らのうち最もかよわき者たちに分け与える」ことです。様々な慈善運動団体や宗教団体の提携を通して、時には富裕な博愛主義者や学術機関からの公式の支持によって間接的資金援助を受けています。設立当初より、この団体の主要な行動指針は第三世界の住人や戦争・飢饉・自然災害の被害で困窮した地域の市民へ異常物品とその副産物を無償配布することです。

この団体は現在、国連にNGOとして認知され、本財団の影響力の外にあるいくつかの敵対的な地域や孤立した地域で合法・非合法に活動していることが知られています。現在にいたるまで、この団体によって配布されたことが知られるSCPオブジェクトが人類や社会に対して意図的に被害をもたらした事例は存在しません(そして拘束した団体工作員は強い平和主義的信念を実証する傾向にあります)。しかしながらこの団体の関与した収容突破はしばしば、研究対象の解放による予測不能な結果、または長期的な挙動に関する厳密な科学的調査なしに潜在的に「役立つ」研究対象は即座に配布するという目標、あるいはその両方のために、人的損失や国際情勢への深刻な脅威を引き起こしました。

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マーシャル・カーター&ダーク株式会社

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概要: イギリスのロンドンに拠点をおく「クラブ」です。超富裕層に対し世界中で広範な財政界とパイプを提供しており、この集団は財団に対して広範な問題をもたらしています。マーシャル・カーター&ダーク株式会社は会員に可能な限り独占的に、高価で希少な体験を提供するために世に知られていない希少品を収集しています。

これらの活動は再三にわたり財団との摩擦を引き起こしています。この集団は軍事力の行使が確認されておらず、彼らは目的達成のためにむしろ財政的、政治的圧力の行使を好むようです。彼らがより直接的な手段に訴える際は、外部のエージェントを雇うため、このエージェントとの関連付けは非常に困難です。

マーシャル・カーター&ダーク株式会社は主に資金や社会的圧力の行使を通していくつかのSCP脱走事件を起こしています。いくつかの報告、記録、個体そのものさえもが、法外な買収金や監禁や拷問の脅威に瀕した財団職員の手によってリークされました。とりわけ、2つの収容サイトが、財団がこの会員による接触を拒否した後に一般人の注意を惹くことになりました。

会員のリストや幹部の氏名といったマーシャル・カーター&ダーク株式会社に関する情報を入手することは非常に困難であるとわかっています。この集団の会員に遭遇した職員には、いかなる理由であれ、偽装した経歴を維持し、財団との関係やSCPの情報を明かさないことが勧告されます。

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メディチ神秘芸術学会

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概要: 異常の世界で最も古く、最も有名な学術機関の 1 つであるメディチ神秘芸術学会(イタリア語: Medicea Accademia dell’Arte Occulta)は、イタリアのフィレンツェに拠点を置くGoIです。15世紀後半にフィレンツェの領主であり芸術のパトロンであったロレンツォ・デ・メディチによって設立されました。ルネッサンス期には、この学会はヨーロッパのほとんどの国と旧大陸5の宮廷に影響力を広げることができました。学会が推進する活動には、芸術技術の指導や古代文化の古い異常な遺物の回収などが含まれます。

18 世紀半ばから、学会は短期間の衰退期を経て復活し、新大陸6の新しい国々に新しい支部を設立することができました。この団体は芸術品の回収と復元に活動を集中し、芸術に対する独特の嗜好を育みました。これが学会の主なライバルと見なされているAWCY?運動との敵対関係につながりました。

この情報はすべて、財団のイタリア支部の公式アーカイブから得たものです。追加資料については、そちらのオフィスにお問い合わせください

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「何者でもない」

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概要: 現在、「何者でもない」と呼ばれる個人、存在、集団に関してはほとんど知られていません。これは1954年に初めて察知され、以来何度となく見え隠れしてきました。いずれの場合も個人として姿を現し、普通は灰色のスーツと中折れ帽で着飾ったコーカソイドの男性の姿です。正体を尋ねるならば、彼は「何者でもない」と答えます。しかし、単独の個人や単独機関による複数人の工作員の仕業であるかはわかりません。彼らの行動指針は現在のところ不明であり、財団を助けることもあれば、妨げることもあります。フィールドエージェントは、自身を「何者でもない」と名乗る工作員と遭遇した場合には注意が必要です。

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イスラム・アーティファクト開発事務局 (ORIA)

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概要: イスラム・アーティファクト開発事務局(The Office For The Reclamation of Islamic Artifacts、ORIA)はイランの最高指導者にのみ従う準軍事組織で、中東および中央アジアにかけての無数のアーティファクトの収集と利用に従事しています。1979年の革命勢力によるパフレヴィー朝政府の転覆とそれに続くイラン・イスラム共和国建国により、財団職員は全て「植民地主義の工作員」として国外追放処分を受けました。国内の機密を収容しようという試みは失敗に終わり、財団職員の多くは逮捕ないし殺害され、サイト██、██、および███はイラン軍に接収されました。イラン国内にまともでない研究が放置されるのを防ぐため、ORIAは1981年に最高指導者ホメイニの密命によって創設されます。その名前によらず、この集団はイスラムを起源とする無数の研究対象を追求することにとどまりません。

ORIAは多くの資源に手を付けていますが、組織内部のいくつもの派閥間の内紛によりその活動は制限されています。彼らの一派は数々の研究対象を兵器利用するか、あるいは自然に任せようといった思想上の違いから論争しているようです。内部分裂はORIAの組織がしばしば重複する担当地域に複数の指揮者を配置するなど、意図的なものであるようです。この変更の背後にある理由は何人も最高指導者に敵対できるほどの力を蓄えないようにするためだと想像されます。

イランの中東および西アジアでの覇権拡大に際し、ORIAは中東における主要な非合法組織となり活動範囲を拡大しました。ORIAは敵対的な勢力と考えられ、財団職員は遭遇した際には特別に警戒するよう勧告されています。

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オネイロイ・コレクティブ

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概要: オネイロイ・コレクティブに関する財団の唯一の情報源は、コレクティブに遭遇した人物へのインタビューと、コレクティブが残した異常なオブジェクトです。それによれば、コレクティブとは夢を見る人と夢に基づいた存在との集合意識であると考えられています。

諜報活動により、彼らの存在は他の要注意団体も記録しており、おおむね財団と同程度の接触機会があることが判明しました。オネイロイ・コレクティブには、非常に独立した存在(「何者でもない」など)に対しても接触できる能力があることは明確です。彼らの目標は、仮に存在する場合、現在も不明です。

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パラウォッチ

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概要: パラウォッチWikiは陰謀論者、超常現象愛好家、アマチュア作家のオンラインウェブフォーラムであり、異常現象の調査と暴露を目的として運営されています。パラウォッチは主にフォーラム上の物語をまとめており、その内容は異常現象との遭遇事例、歴史上の事件、その他ユーザーが経験した超常的な事象を詳述するものです。これ以上の活動や正常性への影響可能性は、ユーザーベースの地理的広範性と中央統制の欠如によって阻まれています。

パラウォッチは異常現象に傾注していますが、異常現象の性質、ヴェール、財団の存在に関する知識はありません。このことは一般社会における知名度の低さと合わせて、ヴェールに脅威を与える可能性を薄めています。パラウォッチは現在、異常についての調査に対する偽情報・誤誘導活動の一環として、活動状態のまま放置されています。

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スードジェネシス・プロダクションズ

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概要: スードジェネシス・プロダクションズは、ミーム的および異常存在論的アノマリーを利用して没入型で革新的な演劇作品の制作に注力している、小規模で異常な劇団です。4人から成る中心チームを擁するスードジェネシスは、地元の異常芸術家やパフォーマーと協力して唯一無二の体験を生み出し、誰もが新しい視点から世界を見る機会を提供しています。

彼らが作り出すアノマリーやパフォーマンスは比較的無害であるにもかかわらず、財団は彼らを阻止するためにあらゆる手段を講じます。彼らがヴェールを尊重することを拒否したことで多くの衝突が起こり、
財団に残された唯一の選択肢は「すべてはショーの一部だ」と観客を説得することだけという状況に陥りました。

チケットはすぐに売り切れてしまうので、迷わず、今すぐ公演を見に来てください!

RAISAメモ: 認識災害の影響が検出されました。

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株式会社プロメテウス研究所

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概要: 1892年に設立されたプロメテウス研究所は、新技術の開発に使用する異常な物体の研究に専念していました。長年をかけて、プロメテウス研究所は政府、軍隊、及び要注意団体に高度で異常な技術を販売する多国籍企業に成長しました。プロメテウス研究所は歴史の中で、正常な状態を保全するための財団の努力に対しわずかな協力を表明し、時には財団との共同研究も行いましたが、異常の調査を中止する事や財団による監督は拒絶してきました。

1998年、金融の長期的な衰退に伴いプロメテウス研究所のコングロマリットが解散し、その子会社から多数の後継会社が創設されました。コングロマリットの解体は、技術的及び管理上における困難さを伴い、多くの製品が失われ、多数の従業員が一時解雇されました。プロメテウス研究所の旧プロジェクトの多くはこの間に回収され、元従業員の多くは財団によって雇用されました。

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サーキック・カルト

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概要: サーキシズム(Sarkicism)は数多くの伝統・信念・精神的実践を包含している宗教/哲学体系であり、その大部分は神格化された開祖、“崇高なるカルキスト・イオン / Grand Karcist Ion”の教えに基づいています。信者たちは儀式的な人肉食、人身御供、肉体の増強、魔術、異次元操作を実践しています。極めて秘密主義的であり、一般社会には彼らの存在に関する直接的な知識は流布していないように思われます ― 唯一の例外は壊れた神の教会であり、彼らはサーキシズムを終末論的な観点から見ています。一部のサーキシズム信者(サーキサイト)は、通常の人間の物理的限界を超えて異常な存在状態へと到達するために、有機物の操作を行うことが知られています。疾病を畏敬の対象として見ており、サーキシズムの神殿には腫れ上がったリンパ節や腫瘍が捧げられているのが発見されています。サーキック・カルトは“弱きを淘汰し”大衆を浄化するための手段として伝染病を神聖視しており、積極的な蔓延に努めます。

財団は、既知のサーキック・カルトを2つの別個のグループ ― プロト=サーキックとネオ=サーキックに類別しました。プロト=サーキック・カルトは、ユーラシア大陸の特に孤立した地域にある閉鎖的な共同体で見出されるグループであり、信者たちは概ね(自立している場合は)貧しく、部外者に対して敵対的です。これらのグループは現代文化を避け、激しいテクノフォビア(高度技術恐怖症)を示し、迷信やタブーに縛られています。これとは対照的に、ネオ=サーキック・カルトは世界主義的で、公に現代文化を取り込み、高度技術の使用に対する良心の咎めを見せません。彼らの日常生活は、属している文化や社会的地位の他の者たちとは若干異なります。ネオ=サーキック信者の大部分は、歴史とスキャンダルを数多く有する裕福な一族の者です。

結局のところ、財団は、サーキシズムとは何であり、その信者たちが何を意図しているかについての片鱗しか知らないと考えられます。入手可能な情報に基づけば、推測されるサーキック・カルトの目的は、XK-クラス世界終焉シナリオの可能性を含むSK-クラス支配シフトシナリオです。

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蛇の手

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概要: 蛇の手は小規模でありながら、何度もセキュリティを破られる原因となった恐るべき組織です。我々は少なくとも3人の異なる構成員と遭遇しており、彼らのいずれも侵入目的で無数の道具(SCP-268を含む。これは財団から盗まれ、カオス・インサージェンシーの襲撃の間に回収されています)を使用することが可能であるか、事実確認されています。彼らの使用する技術のレベル、保有する使用可能なSCPの数、あるいは脅威の総合度と同様に、この組織に属する構成員の規模は不明です。しかし高度に連携が取れ危険性があるのは明らかです。彼らの指導者は "L.S." とのみ知られる人物だと考えられており、この人物は財団サイトでの2件のセキュリティ突破の原因だと目されています。

財団は現在、蛇の手についてわずかな情報しか得ておらず、蛇の手に関するほとんど全ての情報はGOCの諜報によりもたらされています。この集団は異常な物品の使用と存在、特に人型および知覚能力を持つSCPを擁するようです。蛇の手はこれらのSCP、特に完全に人型でとりわけ破壊的なものへの収容と破壊について非常に遠慮無くものを言います。

この集団はカオス・インサージェンシー、ORIAに対して非友好関係にあるようで、特にGOCとは極めて敵対的です。唯一記録されている、蛇の手による暴挙が不発に終わったケースはGOCに対するものです。

この集団は主に「放浪者の図書館」と呼ばれる異常な空間、世界の至るところで見つかるポータルを通って接触できる建物を拠点にしているようです。「図書館」への直接攻撃は、仮に入り口を見つける事ができたとしても、これまで実行不可能であると分かっています。しかしながら、初期の諜報はこの「手」がその場所についてほとんど理解していないか制御できないことを示唆しています。

放浪者の図書館への潜入の試みが進行中です。

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サメ殴りセンター(SPC)

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概要: サメ殴りセンター7(鮫科殴りセンター、サメ殴りセンタ、Selachiosk Pungix Combinなどとしても知られる)は、一つ以上の並行宇宙に存在する組織であり、もうひとつの宇宙の財団にあたるようです。財団はセンターを数十年前から認知していますが、サメ殴りセンターの組織体制、参照文献、そして全体的な傾向は非常に異なっており、一つ以上の宇宙が流動的な状態にあることが示唆されます。

サメ殴りセンターに関連する文書は回収されており、財団の文書よりも遥かに軍国主義的で不安定な論調を示しています。その名前が示唆するように、SPCは鮫科存在を無力化する手段として、近接格闘術の促進に主に注力していますが、いくつかの証拠文書では"鮫科"と"水生"を区別できていません

サメ殴りセンターが財団の活動についての知識や関心を持っているかは明らかになっていません。

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三ツ月イニシアチブ

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概要:三ツ月イニシアチブは、SCP-2922に本拠地を置く異次元の人間の軍事組織であり、SCP-2922はコルベニクとしても知られる来世です。コルベニクの神であるJALAKÅRAと結ばれたパートナーシップを通じ、彼らは人類種を保護するための多次元治安部隊として振る舞います。

イニシアチブの関係者は自らの行動は人類の利益を最優先にしているものであると信じていますが、過剰な軍事介入、コミュニケーション不足、イニシアチブ内部の官僚制度に関する問題やその他要素 — 彼らの強大な軍事力と我々のそれとの著しい不均衡に関係する — により、彼らの存在は我々の次元の公の安全に潜在的な不利益をもたらす結果となっています。

そのため、彼らは財団と不安定な条約を結んでいます。三ツ月イニシアチブの工作員は至上の注意を以て扱われます。

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トトレイソフト

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概要: トトレイソフトは、ノースダコタ州に拠点を置く消費者向け電子機器およびソフトウェア企業です。トトレイソフトは主に異常なビデオゲームを制作していますが、最近ではホームビデオや人工知能などの他の分野にも進出しています。

創設者、CEO、そして(おそらく)唯一の従業員は、巨大な地球外生命体であり、"SCP-2803-A"と"P・ハドソン・ゴック"の両方に応答します。SCP-2803-Aは現実を改変する計り知れない力を持っていますが、にもかかわらずアメリカンドリームの概念に執着しています。そのために、トトレイソフトを創業し、自称「遺民immigarntビネジスBUSNISSサクスセスsucscseesスートリーsotry!!」になりました。

トトレイソフトの製品は、品質の低さ、強力な(そしてしばしば有害な)異常な性質、そして極めて不適切なスペルで知られています。しかし、創設者はこれらの問題に気付いていません。必ずしも悪意からではなく、頑固な無知から気付いていないのです。

財団は、トトレイソフトとの不安定な関係を維持しながらも、可能な限りその製品を監視、抑制、封じ込めています。しかし、私たちの最善の努力にもかかわらず、トトレイソフトのさらなるコンテンツは、異常であるかもしれない手段を通じて一般大衆に届き続け、長年にわたってかなりのカルト的な支持を集めています。

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連邦捜査局(FBI)異常事件課(UIU)

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概要: 異常事件課は冷戦が始まった後、米国政府が多方面における異常の利用、及び共産主義者による同様の行為を妨げる事に注力していた時代に設立されました。これにより、超常現象・超常犯罪への迅速な対応を専門にするFBIの特別部門が創設されました。J.エドガー・フーバー管理官はこの創設に個人的に携わっていました。

当初は米国政府によって大きな資金と資源が与えられていましたが、冷戦の終結とGRU-Pのような敵対組織の解散に伴い、UIUは何年もの年月を経て衰退していきました。

より大きな異常コミュニティによって「Xファイル」や「UIUseless」と馬鹿にされているように、たいていのUIUの職員たちは意欲的ですが、財源の不足、人員資源の少なさ、そして米国政府による官僚的な妨害のために、しばしば無能であると見なされます。合衆国政府内における財団と世界オカルト連合の影響力により、UIUやその他の異常任務を扱うアメリカ空軍第616飛行中隊(「ロズウェルの復讐者」)やアメリカネイビーシールズチームであるブラボー・パパ・ロメオ・デルタのような政府機関は、完全な解散を免れています。

異常事件課に参加しているFBI捜査官と特別捜査官は、しばしば、心理学、STEM教育、そして芸術研究の経歴を持ちます。PATRIOT法の一環として、事件課のエージェントは、漏洩を避けるため、個別ミーム沈黙エージェント(PMSA、UIUのエージェントによって口語的に「発言禁止令」と呼ばれる)の投与を要求されます。

異常事件課は、1950年代と1960年代における財団監督下のいくつかの戦闘作戦への参加や、UIUエージェントとGRU-P構成員の間での悪名高い小競り合いである、1976年のアフガニスタンでの「ブラック・マンバ」事件など、過去に様々な異常組織と交戦もしくは共闘したことで知られます。

現在、異常事件課の一部門はスリーポートランドの異常自治政府を監視しています。異常事件課の資金不足と人員不足の実例は、 アメリカ合衆国中西部の唯一残った部門に見られます。

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ヴァルラウン・コーポレーション

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概要: ヴァルラウン・コーポレーションは異常な民間軍事会社であり、主に財団やGOCなどの組織の存在が目立たない政治的に不安定な地域で活動しています。彼らは主に政府によって雇用され、異常な反乱グループを鎮圧し、異世界の脅威から利益を保護します。

ヴァルラウンは「異常なセキュリティと反乱鎮圧」の専門家として自らを売り込んでいます。神話に関連したアノマリーの兵器化や超常技術で強化された兵士を専門としています。ヴァルラウン・コーポレーションの起源は、伝説の傭兵組織であるヨムスヴァイキングの崩壊にまで遡ることができ、歴史を通じてさまざまな形で存在していたと考えられています。ヴァルラウンは、超資本主義崇拝と組み合わされた異教の北欧の決定論の融合信仰を公言しており、それを利用して傭兵ビジネスをイデオロギー的に正当化しています。

財団との関係は緊張しており、ヴァルラウンがヴェールの下で活動すると確約する限り、不安定な平和が維持されています。しかし、ヴァルラウンと蛇の手の分派であるラス・ビボラスとの継続的な対立により、この合意は複雑になっています。

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ヴィキャンデル=ニード・テクニカル・メディア

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概要: 私たち ヴィキャンデル=ニード は、メディアとコミュニケーションの技術の最先端にいることを誇りに思っています。私たちの目標は、先入観が無く審美的に快いコミュニケーションを通して、人と社会をより良く変革することです。

より良い世界があるならば、それを実現できるかは私たちの頑張り次第です。効率的で愉快なメディアは、理想郷への最も重要な一歩です。

私たちと共に、より良い明日TMを目指しませんか?

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堂守連盟

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概要: 堂守連盟は異次元上のジャーナリスト・アーキビストの集団です。彼らは知識の伝道と保全を行いつつ、多元宇宙を探索し、その神秘を解き明かそうとしています。

堂守連盟のメンバーは全員、鳥類の特徴と異常な能力を授かる変換を遂げています。彼らはまた”多元宇宙の地図”として知られる一連の異常なアーティファクトを用い、次元を旅してはその土地と住民を研究しています。

多くの要注意団体とは対照的に、堂守連盟は複数回に渡って財団に協力を申し出ています。彼らの目的の1つには、研究を行えるように存在を保全することがあり、そのため財団を多元宇宙の破壊に対抗する同胞と見なしています。

一方で堂守連盟は多様かつ極めて危険なメンバーたちを抱えており、複数の異常物品を作成しており、そして正常性を保ち異常の知識を隠蔽するという財団の理念に対しては思想上の異議を強く唱えています。

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ウィルソンズ・ワイルドライフ・ソリューションズ

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概要: ウィルソンズ・ワイルドライフ・ソリューションズは、オレゴン州クラカマス郡、より具体的にはボーリングの町を拠点とする、公費運営の超常的な野生動物保護機関です。財団は1999年時点でウィルソンズ・ワイルドライフ・ソリューションズの存在と異常活動を把握していましたが、その存在が公式に認知され、両組織間の関係が確立されたのは、9年後の2008年に発生した北極熊事件の際でした。現在、ボーリング協定の規定によって、ウィルソンズ・ワイルドライフ・ソリューションズはサイト-64駐在の機動部隊ベータ-4(“キャスタウェイズ”)の監督下に置かれ、様々な程度に財団の介入を受けつつ(ケースバイケースで判断)、SafeおよびEuclid指定の動物相異常存在の収容を担うことが認められています。ボーリング協定は必要に応じて、曖昧な点や新たな方針を明示するために改正することができます。

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