要 注 意 団 体 AF'18
ファイル概要: 漁団だけが、超甲殻類、経済水域に興味を持ち、投資を行う団体ではありません。他にも、食欲のためか、あるいは人類へ提供するために、蟹漁船を所有、使用、製作するグループが存在します。その一部はライバル組織であり、一部は漁団からの分派であり、一部は漁団が信頼する仲間です。いずれにせよ、漁団が知る各団体に関する概要（と、それに対するスタンス）を作成し、配布する必要があると判断されました。
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Table of Contents
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Are We Crab Yet?
概要: 異常料理人の集団である Are We Crab Yet? のメンバーたちは、特異な蟹を入手、調理する能力があり、芸術蟹食品を調理するためにそれを使います。これらの食品はできるだけ人目に触れる場所におかれ、見物人の食欲を刺激します。"Are We Crab Yet?"(俺たちは蟹だったろ？)というフレーズがいつも何らかの形で残されています。
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蟹の女王
概要: 蟹の女王と呼ばれる参考人に関する情報はごく僅かです。全ての報告書で、この蟹はアリソン・チャオという名前のメスの蟹であり、研究員である██████・ギアーズ漁師が漁団に採用される以前に██████・███・チャオという女性と飼っていた蟹であることが示されています。
蟹の女王は漁団の構造、活動、漁対象に関する幅広い情報を持っています。この異常な情報を持つ原因は未だ未特定ですが、異常な手段(別海域からの情報源の可能性を含む)によって部分的に得られているようです。彼女はこの情報に加え、異常と分類された手段を利用して幾度と無く漁団の漁網を突破しています。
蟹の女王の活動と動機(複数人か、意図的な防諜の可能性が高い)に関して矛盾する報告があります。ある報告では、彼女（？）は強い悪意と殺意を持ち、破滅的であると示します。また別の報告では、彼女はとても慈悲深く、彼女と相対する度に秘密裏に漁団の活動を援助すると示します。いずれにせよ、彼女は重度のフィッシング違反を起こしているため、非常に危険であるとみなされています。
ある報告では、他の複数の個体に対しても「蟹の女王」と呼称されていることを示しています。これらの個体の性質および起源は未特定です。
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クラブ・インサージェンシー
概要: クラブ・インサージェンシーは漁団の分裂派閥であり、いくつかの蟹漁船と共に無断で離脱した危険な支部によって1924年に作られました。それ以来反乱密漁組織は私的な食欲のために異常を利用しており、世界の排他的経済水域を統合するため、世界を舞台にする厄介な指し手となっています。反乱組織は蟹でだけでなく武器の密輸や情報収集も扱っています。
貧困国や発展途上国の独裁的体制を利用し、漁団がDクラスを使ったのと同様に多数の人員を用いています。過激な漁法、軍による容易な漁、そして様々な反乱組織との有利なビジネスを続けるため、これらの国々が受ける極度の貧困と戦争を維持する支援をしています。
反乱密漁組織の所有する大部分の漁船の実態が分かっていません。最も注目すべき物としては「ヘルメス丸」「エントロピー丸」が挙げられます。これらの漁船の両方は元々漁団によって少なからぬコストで得られた物でしたが、反乱組織の創設者によって盗まれました。
反乱密漁軍の主な拠点の所在地は指導者と共に不明です。組織は漁団と直接敵対しており、漁団による正当な漁を阻止しようと致命的な勢力を投入しています。また漁団は過去に、反乱密漁組織のエージェントに侵入を許し貴重な海域データの喪失、多数の漁船の盗難、及び漁師の死を招いています。漁師はテロリストからありうる急襲、反乱漁団組織からのスパイを意識し、仲間の漁師の奇妙な振る舞いについても司令部に通知の義務があります。
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ワンダーテインメント蟹博士
概要: ワンダーテインメント蟹博士が個人なのか組織なのかは不明ですが、子供の玩具に似た特異な蟹の見た目をした玩具や人形を生み出す能力があります。これらの玩具や人形の性質は様々ですが、その全てが明確に子供達によって利用されるのを意図しています。加えて、収集の可能性を意図して改変された異常なキャンサーノイドであるリトル・キャンサーの創造を担当しています。ワンダーテインメント蟹博士は過去に漁団漁師をターゲットとしていたことが知られており、漁団に対する彼らの感情は曖昧であるようです。詳細については、漁師書類のイザベル・ワンダーテインメントの項目を参照して下さい。
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世界オカルト蟹 (GOC)
概要: GOCは第二次世界大戦後に、ナチス、ソヴィエト、連合軍から離脱したズワイガニ、タカアシガニ、サワガニ、カブトガニの生き残りが集まり、作った同盟組織です。世界という舞台が広がるに従い、蟹の数が増えた分だけGOCも爪を広げて、現在の形になりました。
GOCは大体において攻撃的な勢力であり、自らを海洋における警察であると見なしています。彼らは漁船を破壊することに誇りを抱いており、可能な限り最先端の革新的な装備を後援者達から入手して使用します。これまで、漁団の漁の最中にGOCが乱入し、漁網・漁船の破壊をしてきました。
状況によって、GOCは漁団の側につくこともあれば、漁団と対立することもありました。彼らは概して漁団を軽蔑しています……漁団が蟹を保護せず、乱獲、捕食しているからです。GOCは漁団の途方もない力に敬意を示し、普段は近寄らないようにしていますが、彼らの関与が疑われる事件がいくつかあります(当人たちはきっぱりと否定)。
GOCの蟹には、疑念を持って対応すべきです。
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蟹による慈善漁団1
概要: 1971年に宗派を問わない人道支援機関として設立され、復元された文書によれば、この漁団の任務は「神の奇跡を残された彼の子らに分け与える」ことです。様々な慈善運動団体や宗教団体の提携を通して、時には富裕な博愛主義者や学術機関からの公式の支持によって間接的資金援助を受けています。設立以来この団体の主要な行動指針は、第三世界、戦争被害、飢饉や自然災害で困窮した地域の市民へ蟹とその副産物を無償配布することです。
この団体は現在、国連にNGOとして認知され、本漁団の影響力の外にあるいくつかの敵対的な地域や孤立した地域で合法・非合法に活動していることが知られています。現在にいたるまで、この団体によって配布されたと知られる蟹で人類へ蟹アレルギーをもたらしたものは存在しません(そして拘束した団体工作員は強い甲殻類に対し強いアレルギー反応を発症する傾向にありますが)。しかしながらこの団体の関与した漁は過剰なほど乱獲気味であり、世界中の貧困層に蟹を届けるという目標のために、蟹の個体数を大幅に減らすに至っています。
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マーシャル・クラブ&ダーク株式会社
概要: イギリスのロンドンに拠点をおく「クラブ」です。超富裕層に対し世界中で広範な財政界とパイプを提供しており、この集団は漁団に対して広範な問題をもたらしています。マーシャル・クラブ＆ダーク株式会社は会員に可能な限り独占的に、高価で希少な蟹を提供するために世に知られていない希少種を収集しています。
これらの活動は再三にわたり漁団との摩擦を引き起こしています。この集団は軍事力の行使が確認されておらず、彼らは目的達成のためにむしろ財政的、政治的圧力の行使を好むようです。彼らがより直接的な手段に訴える際は、外部のエージェントを雇うため、このエージェントとの関連付けは非常に困難です。
マーシャル・クラブ＆ダーク株式会社は主に資金や社会的圧力の行使を通していくつかの蟹脱走事件を起こしています。いくつかの報告、記録、個体そのものさえもが、法外な買収金や監禁や拷問の脅威に瀕した漁団漁師の手によってリークされました。とりわけ、2つの海女小屋が、漁団がこの会員による接触を拒否した後に一般人の注意を惹くことになりました。
会員のリストや幹部の氏名といったマーシャル・クラブ＆ダーク株式会社に関する情報を入手することは非常に困難であるとわかっています。この集団の会員に遭遇した漁師には、いかなる理由であれ、偽装した経歴を維持し、漁師との関係や蟹の情報を明かさないことが勧告されます。
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