要注意団体-JP

要注意団体-JP


ファイル概要: 世界的にSCPオブジェクトは未だ収容の途上にあります。当然ながら、超常的性質を持つ現象・オブジェクトに関与すると思われるグループの活動には、他の地域以上に目を配らねばなりません。
そのような団体について十分な情報を知り得た職員は、概要及び対処法を作成し他の職員と知識を共有してください。


登録の条件

「その要注意団体が関与するSCP、Tale、GoIフォーマットが3人以上のメンバーによって5つ以上作成される」が登録の条件です。
複数いる筆者の誰が登録を行っても構いませんが、事前にフォーラムやプライベートメッセージを通して意見の統一をしておくと良いでしょう。
ページの形式は本家要注意団体を参考にして下さい。

日本生類創研

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概要: 日本生類創研は主に、特異な生物や生命体に関して言及されることがある存在です(これには動植物から昆虫、魚類、生命を持つように振る舞う物体等々、多岐にわたります)。

それらのほぼ全てに自然界、及び通常の現代科学ではあり得ない異常、改造が見受けられ、一般的な倫理観に縛られている様子は見えません。何らかの技術を保有する研究施設、もしくは研究者団体ではないかと考えられていますが、未だその実態は捕捉されていません。

尚、当初は日本生類創研が生み出した異常存在を直接流通、販売を行う事は無いものと考えられていましたが、まれにSCP-483-JPSCP-1919-JPのように、自身らの生成物を製品として流通させるような例も確認されています。しかし、依然としてその組織的な目的は不明なままです。

日本生類創研のタグが付いた全文書は、こちらを参照してください。

東弊重工

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概要: 東弊重工は、異常な性質を持つ製品を開発、製造、販売する営利団体です。

娯楽目的の物品から兵器まで重化学工業系全般の幅広い製品が見られます。特に時空間関連の技術に長けており、また生命体を無機質・人工物に転換する技術も有しているようです。

主に日本で活動しており、放棄された施設の規模などから、生産能力および資金力は中小企業程度だと推測されています。

高い情報収集能力と危機回避能力を擁し、財団による襲撃時には、すでに施設が放棄されている場合がほとんどです。そのため、詳細な組織構成や方針は明らかになっていません。

それでも、販売方法としてオーダーメイドの形態をとることが多いこと、他の異常物品を製造する要注意団体と共同開発を行うなどして異常な技術を組織外部に向けて積極的に提供していることが、押収した資料および物品等から判明しています。

その性質から速やかな実態の解明、対処が求められます。

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蒐集院

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概要: 蒐集院はかつて日本において、財団におけるSCPオブジェクトに当たる超常的存在を収集していた組織です。その手法は卜占や呪術、そして神道や修験道を中心とした宗教などを利用した非科学的・非論理的なものでしたが、そのうち有用なものは財団の特別収容プロトコルに引き継がれています。

財団が日本での影響力を強めて以降、ほとんどのメンバーは財団やその他のGOIに吸収されましたが、過激な一派は未だ集められたオブジェクトを手放さず、潜伏して再び蒐集院の復権を目論んでいると推測されています。

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犀賀派

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概要: 犀賀派は犀賀六巳氏というPOIおよびその信奉者からなる組織です。

犀賀六巳(さいがろくみ)は自身を時空物理学を専攻する科学者と称し、複数の平行宇宙で活動しているとみられる素性不明の人物です。その活動の目的は対象の宇宙およびその宇宙に属する人類を救うことが目的であると考えられています。

犀賀氏は様々な平行宇宙から取り寄せた特異な物品を多数隠し持っていると思われますが、その捜索はほとんど進んでいません。犀賀氏はおそらくは平行宇宙を行き来する過程で財団その他の異常性オブジェクトに関わる団体に関する知識を得ており、各組織から自身を隠蔽することに細心の注意を払っています。

犀賀氏はいくつかの平行宇宙の人類に一定数の信奉者を有しています。信奉者たちは「犀賀派」を名乗り、基本的には人類に友好的です。しかし彼らの保護対象である「人類」とは、平行宇宙を含むすべての宇宙の人類を指すため、しばしば「犀賀派」の活動は財団の属する現宇宙に深刻なダメージを与えます。「犀賀派」は現宇宙に固執しないため、人類またはより多くの宇宙を救うためであれば、現宇宙のダメージを予見していても躊躇なく行動を起こします。このため財団は「犀賀派」を要注意団体に指定しました。

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"博士"

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概要: "博士"は、他の要注意団体の活動を模倣する個人あるいは集団です。

要注意団体"ワンダーテインメント博士"を模倣したオブジェクトが多く確認されており、また"ファクトリー"や"日本生類創研"を模倣した例も存在します。"博士"の作成したオブジェクトは使用者に危害をもたらすものが多く、甚大な被害を発生させる恐れがあります。その活動目的は不明ですが、一部からは単なる愉快犯なのではないか、との指摘もなされています。

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大日本帝国陸軍特別医療部隊(通称"負号部隊")

概要: 大日本帝国陸軍特別医療部隊は1937年に陸軍と蒐集院の協力のもとで設立された、オカルトとテクノロジーを研究する帝国陸軍の部隊です。通称として、"負号部隊"という渾名が付けられていました。

部隊内には「ツチグモ」「ジョフク」「タタラ」という3部隊が存在し、それぞれが呪術、生命科学、機械工学を中心に研究を行っていました。不死の兵士を作り出す『トキジク計画』を始めとした、呪術と科学を融合させることによる兵器の研究と作成を目的とし、それらは量産こそされなかったものの実戦に使用されることもありました。

1945年、終戦時に組織は解体され、殆どの技術が財団によって回収されました。

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イワナガ美容組合

概要: イワナガ美容組合は、異常な特性を持った美容関連の商品・サービスを販売・提供する組織です。販売される商品は、その多くに"女性向け"や"ピンク色のパッケージ"といった共通点が見られる一方で、美容の範疇に留まらない商品や男性向け商品、医薬品なども確認されています。これらの商品の殆どは使用者の抱える悩みを解決するような効果を持つ反面、副作用的に使用者に甚大な被害をもたらします。

団体規模や所在地など不明な点が多いものの、組合の構成員として"ミヨコ"を自称するスーツ姿の販売員の存在が確認されています。その身体的特徴に関しては年齢・性別を含めいくつもの異なる報告がなされていることから、複数の構成員がミヨコとして活動していると推測されています。
販売員ミヨコによる異常物品の販売方式は、デパートなどでの広告や訪問販売など多岐に渡ります。未知の手法による空間転移を行う様子がたびたび目撃されており、その特性上、確保や追跡は非常に困難です。

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酩酊街

概要: 酩酊街は平行世界もしくは異空間に位置する存在であり、恐らくは大規模な居住区です。財団は酩酊街が起源と思われる幾つかのアノマリーを発見、収容しています。また、我々の世界と酩酊街とを繋ぐ双方通行性中継空間も幾つか発見されています。これらの発見位置の凡そは京都府ですが、それに限定されません。

一部の要注意団体が酩酊街の情報をある程度収集している一方で、財団は酩酊街についての情報をほとんど持ち合わせていません。大半の中継空間には知性のある存在が定住しており、その存在によれば酩酊街の存在理念は「酩酊・忘却・停滞」です。これは調査によって得られた資料にも散見されるキーワードです。中継地点の住民はこの理念に賛同していませんが、積極的に敵対したり、酩酊街か我々の世界のどちらかに移動しようとする意思は今のところ見せていません。

これまでに財団は酩酊街と対立しておらず、酩酊街がそもそも財団を認知しているかは不明です。財団は不測の事態を予防するために不干渉体制を立ち上げ、基本的には酩酊街にアクセスする行為を禁止しています。しかし、何人かのエージェントやDクラス職員が無許可、もしくは不干渉体制が整う前に酩酊街に侵入しており、帰還した例は極僅かです。

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日本超常組織平和友好条約機構

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概要: 日本超常組織平和友好条約機構(Japanese Anomalous Groups Peace and Amity Treaty Organization =JAGPATO)は、財団と世界オカルト連合が1959年に日本政府と締約した同名の条約を法的根拠として結成された要注意団体です。財団はJAGPATOにおける主要な加盟組織の一つとして、この要注意団体に対して大きな影響力を行使しています。

当初は独自の動きを強める政府機関に対する監視役として発足しましたが、その役割は拡大傾向にあります。現在は主に加盟組織間で発生した紛争の調停などを行っており、各機関の衝突を平和裏に処理しています。ときには加盟組織間の連携を支援し、大規模な連合軍の編成に貢献することもあります。
しかしながらJAGPATOには、財団が管轄しないアノマリーへの関与や、政府への情報漏洩の懸念が指摘されています。財団は加盟組織として協力関係を築きつつ、調査活動を続けています。

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石榴倶楽部

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概要: 石榴倶楽部(セキリュウクラブ)は、京都府京都市を中心に活動している秘密結社で、19世紀中盤には存在していたことが確認されています。人肉嗜食者である彼らは、鬼子母神の逸話に因み人肉を"ザクロ"と呼称しています。

定員は十名とされており、各構成員は橋詰・椎名・六角・早瀬・宇宿・東条・舟越・秋津・手塚・浮田を襲名します。脱退、死亡、除名などにより欠員が出ると新たな人物を招き入れるため、同名であっても同一人物であるとは限りません。

彼らの活動目的は"人肉食の享受"であり、定期的に会合を開いています。各構成員の思想や行動理念は統一されておらず、相互交流を超えた組織的な活動理念は明白になっていません。これまで財団に対し脅威的な勢力ではないとされていましたが、最近の調査によってアノマリーとの関連性や他GoIとの積極的な繋がりが示唆されており、より詳細な追加情報が求められています。

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夢見テクノロジー

概要: 夢見テクノロジーは異常物品の製造・販売を行う団体です。明確な活動目的や理念は現在のところ不明ですが、主として"誰かの願望、将来の夢"を叶える事に固執しています。これまでの調査により、彼らは未知の技術やそれによって生成されたアノマリーを用いて対象の"願望 / 夢"を実現させることが確認されています。

しかし、多くの事例において、彼らは夢を叶える"代償"として対象に関する重要な何か(記憶、肉体、周囲の人物、等)を改変もしくは消去します。そのこともあり、対象が本来望んでいた"願望 / 夢"とは似て非なる結末を迎える事例が散見されます。また、彼らのアノマリーには一般社会に大きな被害を及ぼすものも存在し、財団から強く警戒される要因となっています。

夢見テクノロジーの宣伝は主に地方紙やインターネット広告を通じて行われ、強い"願望 / 夢"を持つ人物に対する個別営業も散見されます。他GoIとの積極的な協力も確認されていますが、その全容は不明です。また過去には財団フロント企業においても異常物品が確認された事から、何らかの方法で財団内部の情報を得ている可能性があるとして、現在調査が行われています。

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トリスメギストス・トランスレーション&トランスポーテーション‬

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概要: トリスメギストス・トランスレーション&トランスポーテーション‬(略称:Ttt/Ttt社)は有知性異常存在により構成された、企業形態を取る団体です。現在までのところ、構成員として確認されている存在のほぼ全ては、世界各地の神話・伝承と関係性のある名称を名乗っています。例として、社長を務める個体はギリシャ神話の神格"ヘルメース"を、副社長を務める個体はエジプト神話の神格"トート"を自称しています。

その事業内容は、これまでに判明しているだけでも「翻訳業」「観光業」「飲食業」「通信サービス業」「リゾート事業」等と多岐に渡り、未確認の事業も多数存在すると推測されています。これらの事業は主な顧客として自身らと同様の異常存在を想定しており、それらは様々な地域、時代の文化的背景を持ちます。そのため、事業で使用されている言語には絶滅した古代言語や、希少な少数言語、典礼言語が確認されており、言語学的な研究資料としての価値が認められます。

この団体は財団および人類社会に対し、中立的または友好的な態度を示しており、明確な敵意を持って制作されたアノマリーの所持や使用は現在までのところ確認されていません。一方で、その異常な事業が一般社会に対し露見する可能性が高く、正常性維持の観点から、財団はこの団体を警戒すべき対象とみなしています。

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恋昏崎新聞社

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概要: 恋昏崎新聞社(こいがれざきしんぶんしゃ)は、超常社会での時事に関する情報発信を行う報道機関です。主にWebニュースを媒体に用いた報道を行い、正常性維持の観点から秘匿されるべき情報を一般社会の不特定多数に発信しています。特に財団に対しては敵対的な視点からの報道が目立ち、関連する記事には捏造や偏向報道が含まれます。

恋昏崎新聞社が本拠を構える恋昏崎は、LoI-0850に指定される要注意領域です。恋昏崎は渡航方法不明な異次元に存在し、複数の要注意団体の元構成員が多く在住しています。恋昏崎新聞社の構成員の大部分も、各要注意団体の元構成員であるとされています。そのため、恋昏崎新聞社は他の要注意団体との間に特殊なコネクションを持つ他、他団体由来の技術を用いてアノマリーを独自製造することが可能です。これらの要素は恋昏崎新聞社の行動を抑止することを困難にしています。

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如月工務店

概要: 如月工務店(きさらぎこうむてん)は幾つかの異常建造物並び関連物品等において言及される存在です。東北地方の小規模な民間建築企業を自称するとの証言がありますが、営利団体として不自然な事例が多数確認され、明確な活動目的は明らかではありません。

製作・建造の際に依頼者の要望へ積極的に応じる姿勢をみせていますが、その成果物は多くの事例で関係者に対し予期せぬ負の効果をもたらしています。これが一般社会との価値観の相違によるものか、あるいは害意など明確な意図に基づくものなのかは不明です。

如月工務店の活動には詳細不明な点が多く、これまでに得られた情報も限られます。しかし日本の古い伝承に見られる“鬼”と紐付けて語る資料・証言が一部存在しており、またその手法には呪術的痕跡や未解明の異常効果が多数確認されています。組織実態及び構成人員、外部との関係性について現在調査中です。

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幻島同盟

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概要: 幻島同盟は異世界に存在する島々から成る連合国家です。加盟島は14~16世紀頃までは我々の世界に存在していましたが、大国による調査・植民地化から逃れるため等の理由で、異世界への転移を決行しました。この出来事が元になり、幻島──かつては海図に記載されていたものの、後世の調査によって実在が否定された島──の伝説が生まれました。

幻島同盟世界には「遺物」と呼ばれる異常な物品群が存在しており、特に強力な物はTあるいは丁の頭文字を付けて呼称され、加盟島の防衛等に利用されています。加盟島の転移も遺物によるもので、「トゥーレ」と呼ばれる超常文明の援助者から譲渡されたと伝えられています。トゥーレは同盟成立後に姿を消したとされ、詳細は加盟島の住人達も知りません。

幻島同盟世界と我々の世界は、現在も複数の手段で行き来が可能です。幻島同盟世界に由来する異常存在も発見されており、周囲に被害を及ぼした事例もあります。加盟島の住人達がかつての故郷をどう考えているかは不明ですが、今後の動向次第では脅威になり得ることから、要注意団体に指定されています。

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警視庁公安部特事課

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概要: 警視庁公安部特事課、あるいは単に特事課は、異常現象・超常犯罪に対処するために組織された警視庁内部の秘密捜査機関です。

特事課はJAGPATO加盟組織である警察庁特事調査部の統制下にあり、日本国政府およびJAGPATOの方針に間接的な影響を受けています。その主要な活動は日本全国における要注意団体の動向の把握と行動の抑制、異常実体が社会に対して及ぼす影響の緩和、ならびに脅威となる異常存在からの一般市民の保護に向けられています — しかしながら、官僚組織上の問題と財源・人員・装備の不足から、彼らの活動はしばしば困難を伴います。

財団は特事課と協力体制を構築していますが、情報漏洩の懸念から、相互の交流は限定的です。

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闇寿司

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概要: 闇寿司は、主に食品に関連する異常存在を扱う寿司職人の集団です。組織形態は飲食業におけるチェーン店やのれん分けに類似しており、複数の店舗と店舗ごとの従業員から構成されています。

複数の構成員がSCP-1134-JPに類似した異常性を有しています。しかしながら、闇寿司によって利用される"寿司"には一般的に寿司に分類されない食品も含まれており、そのような食品から生成されるSCP-1134-JP-1が有する異常性は予測困難です。さらに、構成員は積極的にSCP-1134-JP-1に関する技術を拡張・開発しています。

設立時期、創設者など、その起源にまつわる情報は不明ですが、現在の指導者は"闇"と呼称される人物であることが判明しています。詳細な活動方針は不明であるものの、調査によれば、同団体は伝統的な寿司食文化に対して何らかの不満を抱いているようです。

闇寿司は超常食品を扱うコミュニティで近年急速に勢力を拡大していますが、同団体が保有する異常な精神操作技術によってこれを達成している可能性があります。また、ほとんどの構成員は暴力的・強硬的手段を厭わない傾向にあります。勢力の拡大に伴い、他のGoIとの積極的な繋がりが示唆されており、財団は警戒を続けています。

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無尽月導衆

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概要: 無尽月導衆は「忍者」や「忍術」に関連して言及されることのある団体です。恐らくは、金銭を対価として諜報活動・工作活動に従事しており、しばしば財団と対立します。

無尽月導衆の有する技術水準や保有する異常存在についての詳細は不明です。いくつかの目撃情報によれば、その構成員らは伝統的な武器・道具や技術を好んで使用する一方、異常・通常を問わず、最新のテクノロジーを組織的に利用している事を示唆する証拠も存在します。

日本を本拠地としていると推測されていますが、国外でもその活動が確認されています。同団体に関する情報は不足しており、財団は情報収集を進めています。

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エルマ外教

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概要: エルマ外教は"異世界跳躍"を教義、あるいは目的として汎次元的に活動する異常な宗教団体です。異世界跳躍とはエルマ外教の宗教的実践として実行される別世界への移動を指します。その移動対象は異次元、平行世界、過去、地球外異星、ポケット宇宙、夢界、下位・上位創作世界、高低次概念時空など多岐に渡り、構成員個々人の"異世界"に対する認識が反映されているようです。

異世界跳躍はエルマ外教が信奉する詳細不明な神格"女神エルマ"への奉仕としての宗教的意義を持ちますが、この実行を除きエルマ外教の宗教的戒律はほぼ存在しません。組織体系も非常に緩やかでカルト的行動や狂信的犠牲を忌避する傾向にあり、布教活動は"遷教師"と呼ばれる熱心な信者が自主的に行っているのみです。これは、彼らが宗教的理想像とする"教祖"と呼ばれる伝説的な遷教師の神話の影響があると考えられています。

"教祖"や遷教師の世界を超えた布教活動により、エルマ外教は当文書が執筆されている基底宇宙を含めて多くの世界に支部が点在しています。その中には孤立し未だに異世界跳躍の手段を確立していない小規模な支部もあれば、複数の世界の支部と相互扶助し、財団を上回る技術力を保有する支部も存在します。また彼らの保有する異世界跳躍技術の利用を目的として、あるいは依頼を受けてオブジェクト作成に協力する形で、多数の要注意団体・要注意人物がエルマ外教と友好的な関係を築いている疑いがあります。

現在までのところエルマ外教は財団に対し一貫的態度を示していませんが、異世界跳躍による生物学的/因果論的/時空物理学的危険性が未知数であることから、財団はエルマ外教を汎次元的脅威と見なし、他世界財団との交流によってその動向を追跡しています。

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神枷一族

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概要: 神枷一族は日本において古くから存続する血縁集団です。彼らは「語り」に秀でており、蒐集院の庇護の下、戦争の仲立ちや組織間の仲裁、歴史書の編纂といった幅広い範囲の職掌を持ちました。さらに、神枷一族が行う「話し合い」の相手は人間だけに限らなかったと言われています。現実改変や奇跡論といった「一般的な」対抗手段を持たないにも関わらず、動物や植物、果ては神格存在などと話し合い、穏便に説得を行うことができました。

神枷一族は武力を持たず、弱者の互助組織の中核としての役割を担ってきました。その一環として戦争孤児やいわゆる一族のはぐれ者、庇護を失った子供らを主に保護し、自らの血統に取り込んでいました。また、一部の地方では強い影響力を持ち、村落における日常的な諍いの仲裁といった役割をも持っていたと考えられます。

しかし現在では、血縁集団としての結びつきは崩壊し、若干の特性を残す末裔が各地に分散して存在しているのみとなっています。

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ライフラフト

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概要: ライフラフトは様々な異世界を出身とする知的生命体の互助組織の総称です。ライフラフトの名称はあくまで便宜的な呼称であり、各コミュニティや構成員によって自称されているものではないことに留意してください。構成員及び各コミュニティは世界各地に点在しており、コミュニティの構成・規模等は大きく異なる場合があります。コミュニティ間の交流が希薄であるのに対し協調がとれているため、指導者のような存在がいるのではないかと推測されています。

構成員は、主にこの文章が存在する世界とは異なる世界より偶発的に転移した知的生命体であり、既存の人類種及び生物種とは異なった形質、特性を持つ者も多く確認されています。各構成員の目的は出身世界への帰還であることもあれば、安定した生活環境の獲得であることもあり、一定ではありません。そのため、コミュニティによっては構成員の合流・離脱が高い頻度で行われていることが確認されています。

ライフラフトが初めて財団の注意を引いたのは19██年ですが、多くの関連資料や聞き取りの結果19世紀後半頃にはヨーロッパを中心にライフラフトの起源の組織が活動していたことが分かっています。また、現在のライフラフトとは直接的な関係はありませんが、19世紀以前の歴史上に同様の互助会がいくつか存在していたことも分かっています。このことや組織関係者からの聞き取りから、団体の組織的なアイデンティティは薄いと考えられています。

財団との関係はその性質上、大まかには緩やかな緊張関係にあります。一方で各コミュニティメンバーにより非常に敵対的な行動を取ることもあれば、徹底的に秘匿する、一定の関係を築く例も確認され、対応するコミュニティごとに判断が行われます。他団体との関係も同様であり、一時的にライフラフトへ在籍し、各団体に所属する構成員も確認されます。

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Imaginanimal

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概要: Imaginanimal(イマジナニマル)は、知性を持つ「動物の概念」による不特定規模の形而上集合です。組織としての体系は成しておらず、複数の当該実例から得られた情報からこの名称は外部呼称に由来する分類名であることが判明しています。

Imaginanimalを構成する各存在は、人類をはじめとする任意の実存知性が抱く「人類を除いた動物、または動物をモチーフとしたキャラクター」の概念に該当するもので、「人類に対する概念ホスト及び文化的隣人としての肯定的な認識」「実存知性による認識をアクセスルートとする形而下知的活動への干渉」によって定義されます。種および個体の区別はありますが、形而下の実体と比較するとその境界は遥かに不安定なものです。

彼らは実存知性への接触について非常に積極的な集合であり、その態度は総じて友好的ではあるものの、しばしば人類との価値観の乖離および人類社会への無理解が見られます。また、非組織的ながらも「接触ルートの安定化を目的とした不特定多数への当該概念の啓蒙」「霊体・夢界実体などを通した実存側への干渉」「既存の要注意団体構成員や異常技術保持者との接触」などの活動が散見され、それらは正常性維持の観点において無視できないリスクとなっています。

性質上、全貌の調査および実存側からの能動的な干渉が非常に難しい点も財団にとっては大きな懸念材料となっており、GoI-6636「Imaginanimal」として要注意団体指定がなされています。一方で財団との間に全体としての目立った緊張・対立関係は存在せず、接触が確立できたケースでは直接交渉による収容/隠蔽プロトコルの調整可能性は比較的高いものとなっています。

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遠野妖怪保護区

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概要: 遠野妖怪保護区は同名の異空間内に存在する超常コミュニティであり、遠野市外縁の北上山地を中心に、東北地方の随所からアクセスすることが可能です。域内には一般に"妖怪"と呼称される異常実体群が居住/生息しており、人間や人間とそれらの実体群の間の混血も少数ながら存在しています。保護区が立地する異空間は"寒戸郷"とも呼ばれ、複数の神格実体とそれらを信仰する住民からなる共同体が古来より築かれていました。

妖怪保護区では"区役所"による自治が浸透しており、規模としては財団におけるフリーポートの定義に相当します。財団を含む正常性維持機関に対し、区役所は戦後から一貫して非協力的な態度を示しており、政府系職員の滞在もわずかな例外を除き制限されています。成立以来、区役所は閉鎖的・孤立的な政策を取り続けてきましたが、平成初期を境に、区の対外方針は段階的な開放へとシフトしており、外部交流によるアノマリーの流入/流出が目下懸念されています。

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弟の食料品

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概要: 弟の食料品は異常な方法で個人に対し料理を提供する団体です。顧客にとって思い出深い料理や親しい人物を食材とした料理を提供しており、これらの料理について、「味覚だけでは感じ取れない心の奥底にある感覚を『味』として提供するものである」と自称しています。

弟の食料品は固定店舗でのサービスを行っていますが、しばしば移転を繰り返しながら営業を行っています。店舗の移転方法についても異常性が関与しているものと考えられており、店舗の移転先を特定することは困難です。また営業は主に個人を対象としており、大規模な広報を行わないことも財団による店舗の特定を困難とさせる一因となっています。

彼らの目的は異常な食事体験を提供するものであり、この目的を達成するため他の要注意団体を利用することや非合理的なリスクを負うこともあるようです。

弟の食料品による被害はこれまで小規模であり財団にとって脅威となる存在ではないとされてきましたが、近年、財団職員が顧客となる事例が多発しており、当該団体に対する積極的な調査を実施するべきだと判断されています。

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