«H»
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"Hopetown Theme"
by John Lyetacker

世界は終焉を迎えた。だが今なお、人類はそれに気づいていない。

説明

カノンハブ «H» が描き出すのは、とある世界の物語。ここではアノマリーの増加が指数関数的に進展している。そのため21世紀にはアノマリー自然発生件数が特異点に到達し、数年で異常領域が地球の大部分を侵食してしまった。

しかしながら、財団は己が為すべき務めを継続することに成功した。異常領域は収容下に置かれ、大衆の目から隠蔽された。だが増え続ける異常領域に財団のキャパシティが耐えられなくなった時、彼らは高正常性領域に    すなわち、それまで異常現象の発生が極めて少なかった土地に    活動の軸をシフトすることにした。

財団は感じていた    高正常性領域も、そう長くは保護し続けられないだろう、と。その懸念が確信に変わったのは2029年   異常現象に未だ侵されざる土地が、SCP-001-Hホ ー プ タ ウ ンだけになった年であった。それでも今なお財団は、業務の完遂を諦めてはいない。ホープタウンの住民たちが、自身を取り巻く環境の正常性を疑わずに生きられることを願って   

資料・記事

SCP-H

SCP-001-H — 最大正常性領域
著者: cleveremptYcleveremptY

財団は己の使命のピリオドを知らない。

SCP-002-H世界が闇となる刻
著者: ArbelictArbelict

カノン «ホープタウン1» でのCK-クラス: 現実改変事象と、局地的に発生したLK-クラス: 支配シフト事象。

SCP-003-H — 正常性こそ至上なれ
著者: ArbelictArbelictcleveremptYcleveremptYKardalakKardalakJohn LyetackerJohn Lyetacker。その他Blackbird5154Blackbird5154Agent LloydAgent Lloydの支援を経て執筆。

カノン «ホープタウン» におけるCK-クラス: 現実改変事象を描く。最も正常にして、一切の異常形質が封殺される州についてのお話。

SCP-004-Hコード: ボルドーレッドバ ル ド ヴ ィ ・ コ ー ト
著者: EvgeniyMartEvgeniyMart

南方異常領域を終了しますか?

Tale

καλοψίαカ ロ プ シ ヤ
著者: Mr Self DestructMr Self Destruct

καλοψίαカ ロ プ シ ヤとは、色覚過剰を伴う感覚過敏。物体がその本来のありさまよりも遥かに『美しく』見えるようになる。」

痴呆の頭蓋は何をか乞わん
著者: cleveremptYcleveremptY

異常なる世界はやがて現実をも疑わせる。

彩り無き彩色画
著者: cleveremptYcleveremptY

時には妥協することも止むなしだ。あらゆる意味で最も正常な町での生活を綴るTale。

OOZ «レゾナンス»2
著者: Ave_PerlovkaAve_Perlovka

目を逸らさず此方を見よ。我が祖国は死んだ、だがしかし、最後に凱歌を上げるのは、彼岸にて笑う我が祖国となるだろう。

著者向け情報



訳注

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