在りし日の記憶、または黒歴史
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200█年頃よりインターネット上である種のミーム的現象が確認されていました。
このミーム(SCP-XXX-JP-J。-0)の拡散は200█年頃に収束しましたが、収束する以前はEuclidクラスと同等の扱いがなされていました。
200█年当時、財団はSCP-XXX-JP-J。-0の調査のためミーム感染者を捜索しており、Neutralized指定されていたSCP-014-JP-Jがミーム感染者であることが確認されました。
財団によって秘密裡にSCP-014-JP-Jの行動観察が行われました。

観察ログ001:SCP-014-JP-JがSCP-XXX-JP-J。-0の影響によりサイト(以下SCP-XXX-JP-J。-A)を作成、運用している。以下は内容の一部。
「奈落の悪鬼、黒き翼の堕天使アザナエルの館へようこそ。貴方は██人目の眷属よ。」
「イラストありがとうございます~██さん、萌えますね!これからも我の肖像を描くことを許可する。なんてね(≧∇≦)。」
「キリ番オメです!██さん。よろしければ足跡残していって下さいね!」
「ち、力が暴走する…なーんて█年前はリアルで言っちゃってたんですよね…あの頃は痛い子だった。orz」

観察の際、その内容からオブジェクトクラスの再振り分けが検討されましたが、実生活の素行は良好だったため為されませんでした。
200█年以降SCP-XXX-JP-J。-Aの更新は停滞し、200█年█月以降更新が停止しました。

201█年以降SCP-XXX-JP-J。-0の持つ効果が変質していることが確認され、この効果を利用したSCP-XXX-JP-J。の作成、運用が始まりました。
運用するにあたり、エージェント██(元SCP-014-JP-J)への曝露実験が実施されました。

実験ログ002:対象者をSCP-XXX-JP-J。に曝露させる。
エージェント██「えーっとこれは…ああこういうのあったなあ…うーん懐かしい」
分析:若干の発汗、顔の紅潮が見られたがSCP-XXX-JP-J。の効果がうまく機能していると考えられる。

実験ログ003:対象者を財団サーバー内に収容されていたSCP-XXX-JP-J。-Aに曝露させる。
エージェント██「[削除済]~!!!なんでこれが[編集済][罵倒]」
分析:被験者に激しい動揺が見られた。SCP-XXX-JP-J。の利用は対象者を選び、慎重に行う必要がある。

実験結果を受けてSCP-XXX-JP-J。の収容プロトコルが見直されました。その後Thaumiel指定され今日に至ります。

SCP-XXX-JP-J。-Aの処分を申請します。-エージェント██

申請を却下します。-サイト-81██管理者

「なんで毎度毎度こんな目に遭うんですか、人権問題ですよこれは!」 -エージェント██

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