In His Own Image Interlude 6

ハッピーバースディ……トゥーユー。
2007年8月18日:
「すいません……本当……本当に……」
ラメントは言いながら、声がうわずらないように、つばを飲み込んだ。
「あなたは……あなたは、僕の父さんのようで……あなたが理解していないとしても僕は……ただ、僕は……これ以上は何もできない、でも……僕は現場任務に移動を頼んで。サイト14へ。」
ギアーズは彼を見ていた。空白の顔、無感情に。
「僕は……とにかく……」
ラメントは、小さな、四角く包装してある箱を、目の前の禿かかった男に押し付けた。
「ハッピー・バースデイ。」
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