京極の提言
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瞳.jpg

SCP-001-JP

アイテム番号: SCP-001-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-001-JPは標準低脅威度オブジェクト収容ロッカーに収容してください。消失した場合、一般的な収容手順に基づき確保・収容を行ってください。曝露実験を希望する研究員は天測部門所属職員の講習を受けることが義務付けられます。SCP-001-JPから目を逸らすことは禁止されます。

説明: SCP-001-JPはオディロン・ルドン(Odilon Redon)の絵画作品、『眼=気球』の精巧なレプリカです。

SCP-001-JPはその周囲100m以内に存在した人物(以下、曝露者)の記憶、性格、一部曝露者の身体状況等を低確率で変化させます。曝露者は軽い動揺状態とパラノイアの傾向を見せ、多くの場合視線、瞳に対する軽度の恐怖症を発症します。その影響により、曝露者は頻繁に自身を何者かが観察していると証言することに留意してください。

これらの変化は一般的な人体構造を遥かに逸脱するものや、死亡、霊的実体等への変化、現場からの消失等も含まれます。変化は不可逆的なものであり、SCP-001-JPの周囲から離脱しない限り一定周期で断続的に発生し続けます。

以下は変化した曝露者の抜粋リストです。

対象者 変化後 備考
D-27 認識できないものの、悲鳴のみ確認された  
D-1104 消失 財団のデータベース及び実験担当者にD-1104の記録は存在しないことが判明している
D-17912 外見の変化はなし。D-17912は自身が19歳の女性であったと証言した 1ヶ月後に癌の悪化により死亡した
D-32414 消失 D-32414の位置情報は████県████市郊外へ移動していることが確認された
D-108211 脳出血により死亡した状態に変化 極度の性的興奮の痕跡が確認された

これまでに確認された曝露者の約90%は何らかの異常性を持った物品の記憶を所持しています。それら記憶を所持する曝露者はアノマリーの影響を直接、間接関わらず受けていると推測され、同種のアノマリーに対する追跡調査が行われています。

SCP-001-JPは定期的に消失、再出現を繰り返します。また、上記以外にSCP-001-JPと同様の異常性を持つオブジェクトが存在する可能性が示唆されています。

以下は天測部門におけるSCP-001-JP調査文章です。調査文章の閲覧には特定の職員コードを必要とします。




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