レ・テュウール・デリ ハブ
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Sois éclairé.
聡明であれ。

Sois critique.
批判的であれ。

Doute et raille toutes les vérités.
全ての真理を疑い、嘲笑え。

Nous nions l'unification.
我々は単一化を否定する。


レ・テュウール・デリLes Tueurs d'Éris、「エリス殺し達」は芸術家団体の1つであり、習合的ディスコーディアニズムを思想として持ちます。元々別の習合的ディスコーディアニスト団体の所属であったヨルゴ・アデール氏が、その団体の創作の在り方を批判したことで、1960年代或いは1970年代に創立されました。初期メンバーはアデール氏と共に前述の団体から離れた人物と、アデール氏が個人的に勧誘した人物で構成されていました。当初は彼がレ・テュウール・デリのリーダーを務めていましたが、1980年代にブルーノ・ザイフリート氏が2代目のリーダーとなり、以降はリーダーを変えながら十数名程度の規模を維持してきました。

財団は星のシグナルが発刊された2005年以降に習合的ディスコーディアニズムの異常性を認知しましたが、それ以前にも習合的ディスコーディアニズムは存在していました。これは、星のシグナルを発刊した第五教会の1宗派が、1960年代或いは1970年代には既に存在していたことを示しています。壊れたる教会の信仰にも接触していることから、フランス共和国のどこかにおいて何らかの信仰的な氾濫があったと推測できますが、その詳細は現時点でも明らかになっていません。

注意すべき点として、彼らは習合的ディスコーディアニズム信奉者という異常存在ではあるものの、彼ら全員が異常芸術家アナーティストというわけではない、という点があります。むしろ、初期における異常芸術家の割合は非常に低かったことが知られています。

財団は彼らをオブジェクトとして追跡しているものの、現状発見はされていません。その点においては、彼らは「異常」よりの団体であると言えるかもしれません。ただし、彼らは必ずしも異常な芸術作品を作るわけではなく、あくまで正常・異常関係ない1芸術家として活動しています。

リンダ・バシュ

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