前記:
財団はこれ以上の研究は必要ない、あまり役に立ちそうにないアイテムを多く発見しました。将来、アイテムの知識が役に立つ時が来るかもしれません。
ここに記載されているのは日本で保管されているアイテムです。
- サイト-██、研究主任██ ██博士
ソート方法: 高評価順, 低評価順, 古い順, 新しい順, ランダム
クレジット
説明: 一般的なゲームコントローラーに酷似する操作端末四機1と、大理石で構成された小型の机状のオブジェクト2一個。いずれのアイテムも破壊不能であり、机の大きさ、形、机の上に構成される構造物群はコントローラーの状態に応じて不規則に変化する。コントローラーを男性3が握った際、被験者の陰茎は両の睾丸と陰嚢を伴いながら不明な手段により被験者の体から分離する4。この際被験者の股間部と陰茎の切断面は不明な技術により縫合され5、分離した陰茎は机の上に設置した際のみコントローラーによる自由操作が可能となる。
分離した陰茎はコントローラーの中央に位置するstartボタン、又はselectボタンを長押しすることで被験者の元に戻り、同じく不明な技術で接合される。接合後の機能不全、障害は現在まで確認されていない。
コマンド: 以下にコントローラーを用いた陰茎操作用のコマンドを記す。
・十字キー↑: 陰茎の先端部が向いている方向に進む。
・十字キー↓: 陰茎が後退する。
・十字キー←/→ 方向転換。
注記: 移動の原理は不明。各動作の速度は被験者の体調によって変化する。移動時の刺激、痛覚は被験者にフィードバックしない。
・Aボタン: 押した際に強制的な射精を引き起こす。被験者には射精時の快感や倦怠感がフィードバックする。精液の量や飛距離、射精可能回数は被験者の体調によって変化する。
・Bボタン: 押した際に陰茎を全体を囲う奇跡論由来の結界が出現する。後述の“攻撃”を防ぐ手段となる。被験者へのフィードバックは無い。
・Bボタン+十字キー各種: 十字キーの方向へ陰茎が小さく跳躍する。後述の“攻撃”を回避する手段となる。被験者には陰嚢を擦られるような感覚がフィードバックする。
・Aボタン+Bボタン: 長押しすることで縮小している陰茎を再度勃起させる。長時間押した場合、被験者には激痛がフィードバックする。
・start/selectボタン 長押しすることで分離中の陰茎を被験者に再接合する。
ゲームモード: 以下に“机”と“コントローラー”、被験者の陰茎を用いた各種ゲームモードを記す。これらのモード名は“机”の側面に浮き出てきた日本語を原文のままに書き記したものである。
・マトあて: 机の中央に直径100ミリメートル程度の大理石の球体が出現。被験者の精液がこの球体に付着するまでの時間や付着量、命中制度により点数が変わる。全10ステージで、徐々に球体の移動速度や数、動作パターンや高度、障害物の数が変化することでその難易度も上昇する。
・荒野のガンマン: 前述の“マトあて”の高難易度版。基本ルールや得点システムは“マトあて”と変わらないが、標的となる球体には長さ180ミリメートル程度の、陰茎を象った攻撃用モジュールが搭載されている。攻撃用モジュールからは不明な遺伝情報を持つ精液のような液体6が定期的に射出され、被験者の陰茎に“攻撃”が命中した際にゲームは終了し、陰茎は被験者の元へと戻る。この際被験者には未知の性的快感がフィードバックする。難易度の上昇パターンは“マトあて”のそれとほぼ一致する。
・マトあてガッセン: 二人~四人の被験者のみがプレイできるモード。ルールやシステムは“マトあて”と同じだが、得点数で他プレイヤーと競うという新システムが追加されている。
・荒野のガンマン──フロンティア──: “荒野のガンマン”の複数人バージョン。同じく得点数で他プレイヤーと競い合う。“攻撃”を受けた陰茎はリタイアし、被験者の元へ戻る。
・荒野のガンマン──バトルロワイヤル──: 二人~四人でのプレイ専用モード。20秒毎にランダムに変化する地形の中で被験者同士で精液を飛ばし合う。被弾した陰茎は各被験者の元へ戻る。通常の“荒野のガンマン”シリーズとは違い、被弾時の性的快感は発生しない。
回収日: 2020/11/29
回収場所: 東京都 新宿 歌舞伎町█████
現状: サイト8196低危険度Anomalousアイテム保管庫に保存中。管理官による許可を得れば使用可能。
追記:
研究開始から二ヶ月、ついに“荒野のガンマン”を全クリしたぜ!ヤッターーーー!! -利賀研究員
……どんな顔するべきなのか解らねえ。 -伊東博士