登録日:2024/12/17
タグ:やった方がよいこと 人間 恋愛 学業
5W1H+Then状況説明
| Who(誰が) | 筆者(自我不連続体、# 7552)が |
| When(いつ) | 生きることを定められた火曜日に |
| Where(どこで) | 通学先の高等学校で |
| Why(なぜ) | 顔に一目惚れしたので |
| How(どのように) | 同じクラスの長命種(18歳)に |
| What(何をした) | 即日でデートの誘いを持ちかけた |
| Then(どうなった) | 相手の都合で休日の土曜日にデートを決められた。私(# 7552)はそれまで生きていられない |
長命的行動ブレイクポイント
- 長命種は火曜から土曜まで連続した自我を維持でき、寝ることが死を意味しない
- 長命種にとって、今までに生きて死んだ全ての私は同一の存在でしかない
- だから、相手はデートの約束をした私と実際にデートに行く私を区別しようとしてくれなかった
- というか、# 7551より前の自分はこの相手の顔を見ていても特に何とも思わなかったらしい。圧倒的優良物件なのに何を考えていたの?
備考
- どうにか明日までにデートをねじ込んでくれるよう頼んだが無駄だった
- 一生に一度の機会を逃してしまったのは悲しすぎる。私には過去も未来もない。あるのは今の敗北だけ
- 次以降の自分にはくれぐれも失礼のないように振る舞って欲しいし、下手に感づかれないでほしい。学校からつまみ出されるわけにはいかない、家族の生活がかかっている
その後どうなったか
# 7553
昨日の私がとんでもないことを言ったと知って頭を抱えてる。# 7552は何を考えてこんな奴にデートを持ちかけたんだ?顔も言うほど好みじゃないし、なんか汗臭いし、頭も大して良くないし。それでも私の面目がかかってるから、邪険にはしてやらなかったけど。
私の一生、なんで自分でもない奴が決めたことのこと考えて過ごさなきゃならなかったんだろう。もっと気楽に生きたかったよ。
# 7554
前の私がなんだか辛そうにしてて残念。私は# 7552と好みが合うんだと思う。今日相手の子と学校で話した時は悪い気分はしなかったから。向こうもだいぶ気恥ずかしげだったみたい。
土曜日に何を持っていけばいいか、本人に聞こうとして思いとどまった。向こうは私がする質問を絶対覚えてるから。クラスで人伝てに好みを聞いたから、私であるうちに用意しておこう。一つの命を預ける勢いでやってあげる。頑張ってくれ、土曜の自分。
# 7555
この身体が疲れている時に生まれてしまったから何もできなかった。学校にいる間に死ななかっただけでも誉めてほしい。# 7554が遅くまで起きていたせいだ。土曜のことだけじゃなく今日のことも考えといて欲しかった。手編みのマフラーは机に置かれたままだったから、私が責任を持ってプレゼントの梱包をしておいた。これも書いておくから誉めてほしい。
私は、明日のデート相手がどんな人か全然知らない。身体の記憶を辿ってみても、そこまで親しかった時期はなかった。火曜の私が、本当に突然決めただけらしい。何かあった時に困るのは私じゃないから、別にいいけど。
母さんの時はどうしていたのかな。一番身近にいる経験者なんだから、父さんとの交際をどうやって切り抜けたのか聞いておいた方がいいんじゃないか。…と思ったけど、今日の母さんに聞いても覚えてるはずないんだった。頭回ってない。
私はもうだめだ。寝不足の身体だけは残さないようにして、この世から去ることにする。あとは、明日の私が好きにすればいい。恋ができるのは、生きている時だけだから。
# 7556
[内容の記載が確認できませんでした]
# 7557
私は# 7556を許さない。せめて何か書いてからいなくなってくれ。
あの人を、私の身体が覚えてしまっている。手の温もりを、汗の香りを、多分それ以上の何かを。というか私が生まれたら相手が目の前にいたんだけど。どこまでやったのかなんて面と向かって聞き直せるわけないから、ただお互いに愛想笑いするだけの時間を過ごすハメになっちゃった。
昨日の# 7556が体験したあれこれは、肉体の記憶から推測するしかない。私の後に来るものたちも、誰も# 7556を追体験できない。でも、あの人との相性がいかに良かったのか、失われた時間がいかに素晴らしかったのか、それを疑うことはもうできなくなった。私が私の身体にいる限り。
だから許さない。末永く爆発しろ!って奴。もう居ないけど。
結果論だけど# 7552は素晴らしい提案をしてくれた。ありがとう!これからの私もずっと、幸せに生きていけるだろう。記事タイトルは、私が直しておくことにした。
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