魔術師学会 ハブ
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魔術師学会はドイツに本部を置き、欧州の数か国に教育機関を有する組織です。この組織は異常な能力を安全に使用する研究をしており、「魔術」という形式で教える事業をしています。財団が基本的に異常を危険なものと捉えてあらゆる手段で制御しようとする一方で、学会は異常を自然界の一部だと考え、主に非暴力的かつ科学的な手段によって異常との共生を実現しようとしています。彼らは自分たちを自然科学の新分野における先駆者であると考えています。

学会は異常を自然なものだと考えていますが、人類はその危険から、そして異常そのものからも保護されなければならないと考えています。破壊的な魔術品は人類には必要なく、魔術の信憑性のある知識が公開されることでさえも壊滅的な集団ヒステリーを招きます。そのため、学会は1950年代から、魔術的異常の確保や、無力化、あるいは財団にその存在を伝えたりその影響を必要に応じて緩和したりすることで密かに財団を支援してきました。彼らは時折障害を取り除いたり、財団に敵対的な人物を牽制したり、陽動作戦を計画したりすることもあります。そのためにドイツSCP財団のサイトの大部分と欧州の一部地域にエージェントを潜伏させています。このエージェントは財団の活動を監視し、いたる所で影響を及ぼすことで学会による秘密裏の支援や対抗措置をまとめています。それによって彼らは近年まで財団から身を隠すことができていましたが、最近になって4Rの罠に嵌められ、エージェントは偽装の放棄を余儀なくされました。これは学会の発見と、そのエージェントの潜伏を理由とした、財団に敵対的だと考えられている要注意団体への分類につながりました。財団は追って通知があるまで学会からの協力の申し出を拒否し、判明したエージェントを厳重な特別収容プロトコルの下でEクラス職員として拘留しています。しかしこれはエージェントの排除にはつながらず、むしろ偽装の強化へとつながりました。しかしながら、これは彼らの任務に支障をきたし、奇跡論的異常の発見が潜在的に増加し、それらのオブジェクトや4Rとの接触による事故や損害の増加につながっています。

学会は「黒魔術」を禁じており、悪魔学者であるラスを道徳的な観点からだけでなく魔術倫理的観点から敵視しており、4Rの構成員の中には学会の卒業生も含まれていることから、4Rに対して積極的かつ非常に攻撃的に行動する恐らく唯一の要注意団体です。財団の強固なスタンスは学会のマギスターからは次第に理解不能なものだと捉えられていき、結局的には、このスタンスは人命を確実に犠牲としています。

4Rとの確執や財団内部での活動があるとはいえ、魔術師学会は異常の教育・研究に関わる組織であることに変わりはありません。財団に潜伏するエージェントや4Rに対処するエージェント、または野外で魔術的異常を調査して確保するエージェントの全てが志願者であり、それは学会の活動のごく一部でしかありません。

学会の学生は、ガンダルフ風のなだらかなローブととんがり帽子を着用して歩き回っていたり、並行社会にてハリー・ポッター風に才能ある子供たちを教育する異常な城に住んでいたりするのではないかと現在推測されています。しかし、これは全く違います。この教育機関は、既に成人した学生が魔術に加えて民間の学位を取得する私立大学です。学会のほとんどの教育機関は技術学科と自然科学学科を有しています。

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