ようこそ、財団職員様。
先に自己紹介をさせて頂きます。陳詩君、木易蔵書閣の四代目管理人です。本日は貴方のガイド役でもあります。
当館は3千平方メートルの敷地を持ち、4千余りの蔵書と3千余りの骨董品を収蔵しています。我々は創始者・陳輝から始まり、民間の古書古物を蒐集して参りました。創始者は史書の編纂に長けており、彼の先祖も学者仲間のため、本の編修に携わってきました。そこで彼は、先祖代々の遺産と自身の収蔵物を研究するべく、この館を開きました。
我々は目下、アノマリーの歴史を研究していますが、これに関してはまず、二代目管理人について話す必要があるでしょう。彼は1954年、古代黄老術の研究をしている最中、当館の所蔵品に説明し難い特性を持つ物が多く含まれていることに気付きました。こうして、当館は異常な収蔵品に対する研究を始めることにしたのです。
財団と提携して以降、我々は市民に対して非公開の方針を続けています。また、民間に眠る異常文物を捜索すると共に、それらの収容と研究業務を行っています。
1922年—木易蔵書閣が正式に成立。
1932年—木易蔵書閣目録の第一次改訂。当改訂により、目録に簡易的な白話文化が施される。
1945年—台北大空襲で被害を受ける。初版・二版目録の損傷/遺失は3割にも上り、蔵書・収蔵品の4割が損傷/遺失した。その後、台湾花蓮(現住所)に移転。
1952年—木易蔵書閣目録の第二次改訂。外語本百余冊の目録を新たに設け、白話文化作業を完成させる。
1953年—初代管理人・陳輝が逝去。享年67歳。二代目管理人に陳華が就任。
1967年11月、二代目管理人が失踪。同年3月、匿名の人士から50万頁もの手稿が届けられるも、動機や起源については謎が残る。三代目管理人に陳拓が就任。
1977年—永衡教会が収蔵品の窃取を画策するも、情報が蔵書閣メンバーに思いがけず漏洩したため、失敗に終わる。今回の事件をきっかけに、財団が蔵書閣に注目し始める。
1978年—蔵書閣が所有するアノマリーは危険性が少ないこと、また、骨董品の多くは高い価値を有することを鑑みて、財団と蔵書閣は会談を行い、写本協約を締結した。これを受け、財団がSafeクラスと認定した異常な収蔵品については、引き続き蔵書閣が管理することとなった。ただし、一般への公開は禁止されている。
蔵書閣は協約の一環として地下室を増築し、地下1~2階を異常な収蔵品の保管エリアとした。それ以外の所蔵品は引き続き貸し出し/閲覧が許可される。
1992年—三代目管理人が退任、四代目管理人に陳詩君が就任。
1993年—木易小館を設立、陳清朗が初代管理人に就任。
2005年—台北大空襲で遺失した初版目録の一部が、競売を通じて蔵書閣に復帰する。目録の第三次改訂を開始。
2012年—財団の支援の下、木易蔵書閣目録と収蔵書籍の電子化が完了、財団データベースにアップロードされる。
一 木易蔵書閣本館
花蓮に所在する本館で、収蔵品の90%が存在。財団による改革後、アノマリーを収容するための地下室(3層)と30人分の歩兵用武器を貯蔵できる倉庫が非公開区域に増築され、25人からなる部隊を擁している。
二 木易小館
香港に所在する分館で、収蔵品の10%が存在。主に香港におけるロフィアやMC&Dの活動に対処しており、それらの団体からオブジェクトを買い取っている。財団による改革後、アノマリーを収容するための地下室(1層)と10人分の歩兵用武器を貯蔵できる倉庫が非公開区域に増築され、8人からなる部隊を擁している。
木易蔵書閣はオリジナルのCSSモジュールを持っています。使用する際は冒頭に以下のコードを挿入してください:
[[module CSS]]
@import url(/component:mu-yi-theme/code/1)
[[/module]]
収蔵品が現在、木易小館に収容されている場合は、以下のモジュールを使用してください:
[[module CSS]]
@import url(/component:mu-yi-mini-theme/code/1)
[[/module]]
上述のコードは当サイトのサンドボックスでも使用可能です。
木易藏書閣の目録フォーマットは以下の通りです:
古書用フォーマット
[[tabview]]
[[Tab 目録内容]]
> [[=image http://ja.scp-wiki.net/local--files/groups-of-interest-zh/muyi.png width="120px"]]
> [[=]]
> [[size 1.5em]]木易蔵書閣収蔵品資料[[/size]]
> [[/=]]
> ----
> **番号:** 登録番号、参照性向上のために付加
>
> **名称:** 書名
>
> **状態:** 完全/良い/普通/悪い
>
> **作者:** 無ければ不明とする
>
> **年代:**
>
> **類型:** 手稿/印刷/手抄
>
> **蔵法:** 収容プロトコル
>
> **説明:**
>
> **内容:** 書本内容の概括
>
> **歴史:** 関連する事件の他、借覧や納入された日付を記入する。通常は年表形式で書かれる
>
> **特性:** 異常性の説明
[[/tab]]
[[tab 付録]]
付録: 多くは記録・納入時に入手した関連文書/当物品のかつての所有者や製造者のまとめ/財団との提携後、財団の監督下で共同実施された実験記録です。付録をさらに追加する場合は、新たなタブを設けると良いでしょう
[[/tab]]
[[tab 付録]]
付録: 多くは記録・納入時に入手した関連文書/当物品のかつての所有者や製造者のまとめ/財団との提携後、財団の監督下で共同実施された実験記録です。付録をさらに追加する場合は、新たなタブを設けると良いでしょう
[[/tab]]
[[/tabview]]
古物用フォーマット
[[tabview]]
[[Tab 目録内容]]
> [[=image http://ja.scp-wiki.net/local--files/groups-of-interest-zh/muyi.png width="120px"]]
> [[=]]
> [[size 1.5em]]木易蔵書閣収蔵品資料[[/size]]
> [[/=]]
> ----
> **番号:** 登録番号、参照性向上のために付加
>
> **名称:** 書名
>
> **状態:** 完全/良い/普通/悪い
>
> **年代:**
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> **蔵法:** 収容プロトコル
>
> **説明:**
>
> **歴史:** 関連する事件の他、借覧や納入された日付を記入する。通常は年表形式で書かれる
>
> **特性:** 異常性の説明
[[/tab]]
[[tab 付録]]
付録: 多くは記録・納入時に入手した関連文書/当物品のかつての所有者や製造者のまとめ/財団との提携後、財団の監督下で共同実施された実験記録です。付録をさらに追加する場合は、新たなタブを設けると良いでしょう
[[/tab]]
[[tab 付録]]
付録: 多くは記録・納入時に入手した関連文書/当物品のかつての所有者や製造者のまとめ/財団との提携後、財団の監督下で共同実施された実験記録です。付録をさらに追加する場合は、新たなタブを設けると良いでしょう
[[/tab]]
[[/tabview]]
注意: 付録の内容は長くなりがちなので、通常はタブ分けされます(詳細は文末のフォーマット示範を参照のこと)。
風格
実際の所、木易蔵書閣はただの私立博物館です。普通の骨董品と共に、異常な文物をも収蔵しているだけに過ぎません。
木易を執筆するにあたっては、より文史的な角度からアノマリーを研究・説明することになります。そのため、木易はアノマリーの異常性を比較的簡潔に記す傾向にあります。反対に、彼らは異常な文物の辿った経緯やバックストーリーを重視します。加えて、蔵書閣にはアノマリーだけでなく、アノマリー関連の文献記録も無数に収蔵されているため、文物の原所有者やその歴史、いくつかの関連文献に関しては、大抵財団よりも進んだ研究を行っています。また、蔵書閣の文書には考古学や博物学の用語が比較的多く登場します。
どのように書くべきかどうしても分からない場合は、高校の歴史教科書を参考にすると良いでしょう。
字號
番号の先頭には一字の漢字が付けられており、これは当文物の館内における分類を表しています。意味については以下のリストをご覧ください:
陶 |
主に陶磁器で作られている物 |
石 |
主に石で作られている物 |
金 |
主に金属で作られている物 |
書 |
書籍や紙の文献記録 |
画 |
書道作品や絵画 |
偽 |
贋作や歴史的価値が無いと認められた物 |
木 |
主に木で作られている物 |
玉 |
主に玉ぎょくや他の宝石で作られている物 |
雑 |
主に多数の材料で作成・構成されている物(多くはセット物) |
古代の文物は多くが金張り・銀張りになっていることから、木易蔵書閣の分類体系は主に文物の主体となる材料に依拠します。ただし、「書」「画」については真贋を鑑定するのが極めて難しいことから、2つの独立した項目に分けられています。
詩號
詩號、又の名を出場詩。早くは元の時代の雑劇に登場した概念。主要人物が初めて登場する際、自身の身元や経歴を紹介するために詠まれる詩で、多くは五言詩や七言詩となっています。その後、各種の伝統演劇でも用いられ、特に口技表演を主とする劇(台湾の布袋劇など)に影響をもたらしました。
木易でアノマリーを研究するメンバーはそれぞれ、一首の詩號を人事ファイルとしており、隠密行動を取る際は自分の詩號から一句を抜き出し、暗号に用いることがあります。また、他組織と協約を結ぶ際も、詩號を以て締結を宣言します。