[対談開始]
Jiraku_Mogana: 皆様こんにちは。SCP-4000-JPコンテスト主催のJiraku_Moganaです。前々からコンテスト上位を集めて対談企画を見てみたいと思っていたのですが、今回コンテスト主催という機会を利用して入賞したお三方を招くことができました。SCP-4000-JPコンテスト事後対談ということで、あれやこれや伺っていきたいと思います。
Jiraku_Mogana: それではまず自己紹介からお願いいたします
renerd: こんにちは。『SCP-4040-JP - 木道の先』で4000-JPコンテスト3位をいただきました、renerdと申します。クックックッーーン
wavekey: こんにちは。『SCP-4001-JP - ざこざこ同位体♡短小半減期♡』で2位をいただきました、wavekeyと申します。クックックッーーン
stengan774: 『忌名』で1位をいただきました、stengan774です。あまりこういう場に立ったことが無いので今日はお手柔らかにおねがいします。ハムッ ハフハフ、ハフッ!!
wavekey: クックックッーーンって何です?
renerd: ジョジョの、吉良吉影です…………
wavekey: ジョジョを読んでないことがバレてしまった
renerd: 全てのネットミームを知っているJirakuさんが適宜注釈をつけてくれるでしょう
Jiraku_Mogana: ちなみに私もジョジョは読んでないです
renerd: でもご存知でしょう?
Jiraku_Mogana: まあ……
Jiraku_Mogana: さて、結果発表から時間は空きましたがまずは入賞おめでとうございます!そして今回の対談にご参加いただきありがとうございます。皆様のおかげで盛り上がったコンテストになりました
renerd: 全体のインプレッション的にも、JP史上類を見ない規模だった様な気がしますね。大きなコンテストでした
wavekey: 忌名は最速でRate300達成でしたっけ
renerd: +600くらいまで最速なんじゃないかしら?
wavekey: 今+626ですか やばい
stengan774: このコンテストのRateの動きは本当に激動でした。ただ忌名については早いと言われてもどれくらいだったか全然覚えてないんですよね……寝不足のまま書いて仕上げてその勢いで投稿まで行ったのでアドレナリンが止まらなくて時間感覚が曖昧になってて
Jiraku_Mogana: 開始数日でざこ同位体がドカンと伸びて、そこから忌名が投稿されそれを超える勢いで伸びていましたね
stengan774: 確かに投稿したとき、一日しか経ってないのに同位体の方が既に200近く行ってたので大分絶望してた記憶があります
wavekey: こんなこと言うのもアレなんですが、私も同位体がこんなに伸びると思ってなかったですね
Jiraku_Mogana: やっぱり著者本人からしてもそうだったんですね。けっこう外部SNSでの盛り上がりが大きかったと思いましたがその感触はありましたか?
wavekey: 私は大真面目に書いてましたが、人を選びすぎる記事ではあるので……
renerd: 外部SNSでの盛り上がりは、今までのコンテストとは一線を画すものでしたね。お二方の作品が大きな注目を浴びていたのは言うまでもないことですが、その余波かrenerdの作品投稿報告でさえも普段のそれと桁が違う量の反応をいただきました
Jiraku_Mogana: そうですね、もちろん上位2作の盛り上がりにとどまらず、SCP-4040-JPを始めとした多くの良記事も着目されていた印象があります。最終的に決着時テレキル越えが9記事だったのでほんとに大盛況でした
Jiraku_Mogana: 何か皆さんで印象に残った参加記事などありますか?
stengan774: 個人的なところで言うと4999-JP、4182-JP、4125-JP、4005-JPあたりですかね
wavekey: 4999-JP、2個あるのややこしすぎる
stengan774: どっちも好きではあります!ただアトランティックシティの方はサイト-333の空気感がしっかりエミュされているという点で333ファンとしてはかなり贔屓してます
Jiraku_Mogana: カノン色強めですがかなり評価も伸びていましたね。この記事でサイト-333を知ったという方も見かけましたし
stengan774: あとは評価が振るわず自主削除された
Amateria68さんのエントリー作も全体に流れてる雰囲気はとても好きでした。オチの唐突さだけ何とか改善されたらまた見てみたいですね
renerd: 個人的な印象に残っていたのは、
Witheriteさんのエントリー作と
OwlCatさんのエントリー作でした それぞれ、地誌・ミステリに正面から取り組まんとする試みが面白かったです
Jiraku_Mogana: この2作も既に削除されている記事ですよね?今は確認できませんがチャレンジングな記事だったんでしょうか
renerd: そうですね、現在はそうなっています。
Witheriteさんのそれは、地誌の方のジャンルの読み物である、という点が多くの読者に余り馴染みのないものだったのかしら、と、
OwlCatさんの方は、SCP報告書、それもノンカノニカルなものの範疇でミステリを展開させる腕が見事でしたが、終盤がかなり駆け足になっていたかしら、と、それぞれ雑感を述べさせていただきます
stengan774:
WitheriteさんのエントリーはVote悩みましたね。財団の対応と神格の扱いがちょっと合わなかったので結局DVしたんですが、あそこまで詰めた記事を書けるのは素直に尊敬しています。
OwlCatさんのエントリーは財団と警察の力関係の描き方がかなり好みでした
wavekey:
Witheriteさんの記事って、降水みたいなヤツでしたっけ
renerd: "治水安全度1/4000" ですね。主に鬼怒川をフィーチャーしつつ、治水やその歴史について語るものでした (大端折り)
wavekey: 私としては、4545-JPは当然として、かなり大暴れなさっていた4693-JPが印象的でしたね。また、4580-JPはUVこそしませんでしたが、題材的に印象的でした
Jiraku_Mogana: 4580-JPは横浜舞台の記事でしたね、たしかにあまりないタイプの記事だ
wavekey: 都市工学?に分類されるのでしょうか。いずれにせよ、このような分野を社会科学的に扱ったのはなかなかない記事だと思いました(私が知らないだけかも)
stengan774: 4693-JPは確かに京極節全開でしたね。終盤の勢いには思わずUVさせられましたが、クセの強さと題材が合わない人が居るのも分かる
wavekey: メタ系のネタがかなり好きですので、〆方がとても好きです。それでいいますと、4000JPで、コンテストハブのイメージイラスト使ったのもかなり好きでした
Jiraku_Mogana: 記憶に残る印象的な記事を多く投稿いただいて、運営としてはありがたい限りです。惜しくも削除されてしまった記事もどこかでまた日の目を浴びてほしいものです
Jiraku_Mogana: さて、今回はせっかく各著者に来ていただいたので、すでにちょっと触れていますが、そのコンテストのトップ3を飾った各受賞作についてそれぞれ伺っていきたいと思います
Jiraku_Mogana: まずrenerdさんのSCP-4040-JP - 木道の先から質問させていただければと思います。SCP-4040-JPでは探索記録が印象的で記事の大半を占めていますが、文量に対し読み進めやすいように感じました。探査記録を書くに当たって何か意識したことやコツなどはありますか?
renerd: それが、余り特にないのですよねぇ。普段からrenerdのSCPは、探索記録やそれに類するものが多用されているので、それを書く中で自然と……という気持ちです
Jiraku_Mogana: なるほどやはりそこは繰り返し書いてきた熟練の技という奴でしょうか
wavekey: 自然に書けるの、すごい
renerd: あえて申し上げるならば、書いてあることが読者の知る全てになるのだから、何を書いて何を書かないか、視線をどこに向け (させ) るのか、ということくらいでしょうか。なんだか説教くさいような気もしてアレですが
stengan774: 奪感者とその補佐をするAICという立て付けのお陰で、説明的なセリフに違和感が無かったのは結構大きい気がします
renerd: まさにそれは一つあります! 作中では、Macy.aicが目も見えず耳も聞こえないAgt. 赤沼に、状況の説明をする、というシーンが多数存在します。それは同時に、in-universeのものは直接見えず、聞こえない、読者という存在に語りかけている、ということでもあります
wavekey: >指点字による会話は全て、可読性のため一般的な日本語文章表現に変換されている。言葉が補われている箇所もある。また、両者間で使われている独特の表現 (感情伝達のための符号など) は、同等の日本語表現に置換されている。
この条件がかなり工夫だと感じました
renerd: どうしても、記録に残される文章は整形されたものですからね。ましてや奪感者のそれを直接推し量るのは難しいですから。よりin-universe的なことをいうなら、日本語の点字に漢字はそのままの形では存在しないので、単純な転写はひらがなの羅列になってしまうんですよね。他にも伸ばし棒の表現や母音の扱いなど、多少の差異もありますので、そういったところは補正しているよ、という意味も持たせています
renerd: 感情伝達の符号、は便利ですね! "あくまで記録は全編、Macy.aicの編集したものである" という建て付けも、非常に便利でした。突然ひらがなオンリーの表現をしてみたり、なども
Jiraku_Mogana: 視線をどこに向け (させ) るのか、ということですが、探査記録に画像や音声が多く挿入されていたのも読者の視線を向けさせる工夫でしょうかね
renerd: 画像や音声が多く挿入されているのは趣味が大きいです (仕掛けもありますが)。どうしても全ての読者がキッチリ注力して読んでくれる訳ではない、流し読みする方もいらっしゃいます。画像や音声は圧倒的な情報量があり、臨場感を増し、雰囲気を高めてくれるものです。探査記録の大きな味方ですね
stengan774: 実際それはWeb媒体ならではの強みだと思いますし、忌名の方でも要所要所で画像を入れるのは意識したところがあります。読者を楽しませるためにできることの1つとして画像は重視できるポイントですね。SCPは一枚の画像から生まれたコンテンツでもありますし
Jiraku_Mogana: 記事に合ういい画像は大きな味方ですがそれを見つけるのもなかなか大変ですよねぇ
Jiraku_Mogana: と思っていたんですが本記事のライセンスを見ると使用されている画像の大部分がrenerdさん撮影なことに驚きました。茜刺新聞前号のコメントでは「記事に使う写真を撮るべく奥日光・戦場ヶ原の木道をひねもす歩き回っていた際の経験を元に」したとおっしゃっていましたが普段の記事もそういった旅行や画像探しから着想を得ているのでしょうか?
renerd: ありがとうございます! 実はこの記事は、SCP-040-JPのリミックス的性格部分こそが、一番最初に思いついた箇所でした。そして040-JPの有名な "井戸小屋" の画像を見ると、木道とヨシの原が見えますので、どうせならここで記事に使えそうな写真をたくさん撮ろう、と思い立ったのです。条件に当てはまる場所としては、日本ですと戦場ヶ原が最も近かったので (元記事の画像はドイツ)、そちらに旅行に行き、写真をひとしきり撮りました。記事内の展開、起きるイベントなどはその経験を踏まえて持ってきたものが殆どです
renerd: ただ、このような旅行、画像探しは今回が全く初めての試みでした! 普段は比較的インドアなもので……しかしとても楽しかったので本当にオススメです。特に今回の記事は、木道を歩く探査記録が記事のほとんどを占めるという構成ですから、その雰囲気を味わうためにも、また描き方が単調にならないためにも、あの旅行は重要だったと思います。画像の他にも、小さな展開の引き出しがをたくさん得ることができました
Jiraku_Mogana: 聞いてるだけで楽しい思い出ですね!私も旅に出たくなりました。皆さんもアウトドア財カツ、しましょう
renerd: テーマ決め→画像探し→作品執筆という順番だったので今回は旅行ができましたが、簡単に応用できるかと言われると難しいですね。でもまぁ、とても楽しかったので他のところでも取り入れていきたいなぁと思ってはいます。上野公園 (81UT関連) とか……
wavekey: 外出は、大事
Jiraku_Mogana: さて、(時間がけっこう押していることに気づいたので)続いてwavekeyさんのSCP-4001-JP - ざこざこ同位体♡短小半減期♡について伺っていきたいと思います
Jiraku_Mogana: 改めて凄いタイトルですね
wavekey: タイトルは、我ながら凄いですね。一応、「メスガキ」と直接言わない、「放射線」と直接言わない、でも確実にそれらだと読み取れる、というのを意識しました
renerd: インターネットでは常用されている語彙ですが、普通に大アウトな言葉ですからね、前者は
Jiraku_Mogana: wavekeyさんは普段からチャレンジングな性的記事を書かれている印象がありますが、SCP-4000-JPコンテストにもそのような記事で挑もうと思った経緯や心境などをお聞かせいただければと
wavekey: 性的記事で挑もうと思った経緯ですが、何といいますか、性的記事が書いてて楽しいからですね。1人1作のコンテストですから、得意分野で挑もうと思いました。壮大な意図があったりはしないです
Jiraku_Mogana: 持ち味を生かすのは大事ですね。結果として大ホームランでした
stengan774: 気になってるのは、ああいう用語捻りは元から専門知識があったんですかね?それともアイデアを思いつかれてから放射線関連の用語を調べたんでしょうか
wavekey: 実は、大学である程度放射線について講義を受けており、ある程度知識はありました。それこそ、睾丸が感受性が高いのは講義で知ったことです。これでアイデアを思いついて、その上で放射線関連の用語を追加で調べました
stengan774: なるほど〜やっぱり実生活の経験が活きてるんですね
renerd: SCPを書くにあたって調べごとをする中でつく知識、というのも幅広くありますよね
Jiraku_Mogana: 「金玉めっちゃ感じやすいじゃん♡♡♡」がメスガキ記事の始まりだったんですね
wavekey: 実は始まりは「前髪スカスカ」だったのですが、金玉を思いついてしまったからには複数個ネタがいけるぞ、となりまして
Jiraku_Mogana: 私も理系ではあるんですが全然それを記事に活かせてないので、専門知識を創作に持ち込める人はすごいなぁと思っています
stengan774: >なるほど〜やっぱり実生活の経験が活きてるんですね
4001-JPの話題でこの書き方するとチャHの方の経験に取られる可能性があるな……
Jiraku_Mogana: おじさんとチャH!!!の経験が!?
wavekey: そっちの経験はないですね~……
renerd: チャレンジングな、とJirakuさんも仰っていましたが、wavekeyさんの得意とされている言葉遊びがふんだんに盛り込まれていて楽しかったです (と同時に、この類の常ではありますが、どんどん性的言葉遊びの次なる作品を出すのが難しくなっていきますよね)
stengan774: でも、あの後おせちでまた言葉遊び系の記事出したのは流石の腕でした
renerd: 確かに
wavekey: 言葉遊びは、財団内で先駆者が少なめかもしれないですね。ですから、性的にかぎらず言葉遊びはブルーオーシャンかもですね
Jiraku_Mogana: 先駆者というか普通に難しいんですよね言葉遊び。言葉遊びの入力と出力を納得させる理由の範疇内で火力ださないとなので。たぶん新人がやったら大やけどします
wavekey: 確かに、それこそじらくさんのエッセイで「言葉遊びで異常性が変わるアイテム」が危険だという内容を見たことがあります
stengan774: オチとかでちょっと上手いこと言うような記事はかなり多いんですけど、記事全体でやかましい言葉遊びしているのは結構ハイレベルですよね
renerd: 言葉遊び、読んでいて面白くとも自分が書けるかと言われると難しいですね〜 尊敬します
Jiraku_Mogana: さて、色々話は尽きませんがstengan774さんのSCP:/4000-JP/文書/Incōdex処理済ファイル.Doc - 忌名に移らせてください
Jiraku_Mogana: これもタイトルフック強いですね。もちろん強いのはタイトルだけではありませんが
stengan774: 今回のコンテストではメタタイトルで興味を惹く工夫がなされた記事が多かったんですが、ページタイトルでアイテム番号の方を弄るSCP-4000系の記事は意外と少なかった印象です
renerd: 現在の "禁忌肢" のコンテスト中の名称 (実技試験#4000-JP) などが少ない例として挙げられるでしょうか
Jiraku_Mogana: そういった中で本記事は「忌名」という項目名からしてもSCP-4000を強く意識した記事だと思いますが、記事の着想からSCP-4000を意識していたのでしょうか?
stengan774: 意識はしてましたね。やっぱり元の4000が秀逸な記事だということもあって、「科学VS幻想」のような物語内の構図はビシビシに影響を受けているところです
Jiraku_Mogana: 言われてみれば4000も4000-JPも「科学VS幻想」なんですね、立場は逆ですが。そういった構図は一番最初にテーマとして置かれたんですかね?それとも途中から盛り込まれていったんでしょうか。
stengan774: 4000のナンバーを冠したコンテストということで名前・名づけを題材にしようという考えは最初からありました。それを分解していった中にある「アイテム番号」「親子」「魔術的真名」などいくつかの要素を元に全体を構成していった形ですね
Jiraku_Mogana: なるほどなるほど。まだ先の話ですがSCP-5000-JPコンテストでSCP-5000オマージュ記事を書きたい方は参考にしましょう
renerd: (他のコンテスト出場作や、SCP全体に広がる様々な作品にも繋がっていることではあるんですが) stenganさんのおっしゃる "幻想" が個人的に気になっています。これは3000-JPのテーマでもありましたね。やはり規模の大きな物語を紡ごうとすると、そこにはファンタジックな要素が含まれてくるのかしら、と思っているのですが、それはSCPのSFライクな要素とは往々にして噛み合いづらい点もあるように感じます。忌名では、記録に入る直前でそのエクスキューズ(蛇の手の構成員が作った文章であるから〜) が入っていますね。あれは非常に見事だと思いますが、しかし今後も長い目で見たときに、後続の作品でもこれが効き続けるかと言われると、どうなのでしょうか
stengan774: そうですね。ただ、財団が科学的な思考をする組織であるという設定がここで意味を持つと思っていて、普段の財団がやっていることもそこにある程度の法則性が見出せるというだけの不条理に向き合うということなんですよね。そこに通すフィルターがサイエンティフィックなのかファンタジックなのかという話ではあるのかなと。その点で言うと忌名では語り手自体を財団から蛇の手に代わらせることで強引にフィルターを換えてしまったわけですが、他にもやりようはあると思っています。自分の他の記事だと、小規模なスケールではありますが2288-JPとかも科学の手が届かなかった幻想の話ですし
renerd: ごく個人的に思っていることなのですが、よりサイエンティフィックなフィルターを通しつつもマクロな話をする、みたいな記事は結構ブルーよりなのかも (あるいは貧酸素な死の海でありつつも……) という気持ちがあります。しかしながらともかく、ファンタジックなフィルターの通し方で言うと忌名は大変辣腕が振るわれていて、それこそが所以なのだな〜とも感じています
stengan774: 難しくはありますよね。完全に合理を突き詰めると報告書で物語を展開すること自体がおかしいということになってしまうので。全部に理屈と理論を通すのはファンタジーな要素という逃げが許されないということでもありますし、結局ソフトSFとして「それっぽく」見せることしかできない
Jiraku_Mogana: 最近アイデアとはどういうものか考えることがあるんですけど、そういうフィルターの通し方やそれっぽい理屈の組み立てを実現するのがアイデアであって高評価につながることなんじゃないかなと思ってます。こういう構造分析を通してもかなり掘り下げがいがある記事ですね忌名
Jiraku_Mogana: 色んな記事が下地になっていることもありますが、忌名は掘り下げられる「小ネタ」も満載な記事だと思います。以前定例会で作中の地図にシガスタン共和国がある、という小ネタを挙げられていたのが印象深いです。その他にまだ気づかれてないものや一押しの小ネタがあれば伺ってみたいです
stengan774: それでいうと、記事内で出てくる「若者を車でひき殺せば寿命が延びると信じる老人たちの話」に言及してる人は見たことないですね
wavekey: 元ネタあるんですか
renerd: これ何か元ネタがあるんですか? renerdが無知なだけだったら、編集で消してください 知っていたことにします
wavekey: わたしもそれでお願いします
stengan774: ギアーズ博士の読み聞かせ集の『ジェイウォーク』です。読み聞かせ集とかいうシリーズ名のわりに物騒なクリーピーパスタが多いなと前々から思ってたので、ギアーズ博士(作中人物)が本当にこういう話を娘に読み聞かせていたらというネタでした
Jiraku_Mogana: あ~クリーピーパスタ集の。ギアーズ博士つながりなんですね
wavekey: 敢えてこのように申し上げますが、わかるか!!!!!
renerd: ぜひ隠しリンクとかを
stengan774: そんな……Sa Jin(写真)に次ぐくらいにはRateも高いのに……
renerd: そういえば、回収されたエントリーの項目で "entry" が "entrie" とされているのは何か理由があるんでしたっけ
stengan774: こういうときは誠意を見せなきゃいけないと思っているので白状するんですけど、それは普通にコピペミスかもしれないです
renerd: なんと、entriesの単数形は、entry
wavekey: こっそり直せばバレない!
stengan774: いくつかの文書を整理したものという想定なのでこっそりsを追加してきました。
C-Divesさん、INT翻訳版で折りたたみのタイトルをentriesに訳していただいてた上で中身の方はそのままにさせてしまってて申し訳ない限りです。そこの表記には特に意図有りませんでした!
Jiraku_Mogana: さてそろそろ次の話題に移りましょうか。SCP-4000-JPコンテストTOP3に集まっていただいたらやはり聞きたいことと言えば……ズバリ、コンテストで好成績を残すにはどうするか、ですよね。どうしたら優勝できるンですかね?
stengan774: わからない……
wavekey: なんでざこざこが準優勝できたンすか?
renerd: バズらせる
Jiraku_Mogana: なるほどバズらせる、ではどうやってバズらせれば……?
renerd: 面白い記事を書くことですかね!
Jiraku_Mogana: なるほど~
renerd: 優勝してないから逆に何言ってもいい
wavekey: でも、バズっても、サイト外部の人の評価はRateに影響しないのでは?
Jiraku_Mogana: 単純に接触する機会が増えるのでサイト内の人も読む確率は上がるんですよね話題に上がれば
wavekey: なるほど、でしたら、影響はあるのですね
renerd: それに、4000-JPコンVoteを理由としてサイト参加した人も結構たくさんいらっしゃるようですよ
wavekey: そういえば、そんなお話を聞いたかもしれません
Jiraku_Mogana: 風のうわさですが実際参加申請書の参加理由にメスガキを書いた人もいたそうですね
wavekey: やめましょう サイトスタッフの方に優しくしてくださいね
wavekey: いや別にいいのか……?どうなんでしょう
Jiraku_Mogana: 人増えたのでよしとしましょう!
wavekey: うおおお!
renerd: 有益なことは何も言えません、優勝してないので
stengan774: コンテスト何回か優勝してますけど未だに法則はわからないです
wavekey: >コンテスト何回か優勝してますけど
つよい
stengan774: スタートダッシュが強いという風潮はありますけど、実際はスタダに間に合うくらい余裕をもって練り上げている記事が順当に強いだけではないかということを最近思っています
renerd: 最近はスタダが多いですから、スタダが強く見えるのかもしれません、母数的にも
Jiraku_Mogana: 今回はおおむねトップ3作ともスタダでしたね。練り上げが十分できていたということでしょうが、実際皆さんは今回準備期間どれくらいでした?いつ頃にアイデアが出たとか
stengan774: 大分ギリギリでした。筋書きは早め(コンテストハブ発表の前)には固まってたんですが構文との格闘とかシンプルに物語の筆が進まなかった影響で初日スタダ失敗しましたし、臨時定例会が無かったらコールドポストしてたかもしれません
Jiraku_Mogana: >実際はスタダに間に合うくらい余裕をもって練り上げている記事が順当に強い
本人が反証になってしまっている……。まあほぼスタダなので比較的早めだとは思いますが
wavekey: 当初、別の案「禁(て)忌」で参加する予定だったのですが、対話を中心にする構成になる展開のため、現在の実力では難しいと感じ、途中からざこざこに変更した、という経緯がありました。それでも、11/09にはおおよそ完成してましたね
Jiraku_Mogana: ハブ投稿が10/13、投稿開始が12/13なので大分早いですね
wavekey: そうですね、結構早いです。よって批評を受けて修正する余裕が比較的あったかもしれません
stengan774: 定例会でのあれ伏線だったんですか
Jiraku_Mogana: よく覚えてましたね
wavekey: はい。ただ、結果的には伏線失敗ですが……いつかリベンジしたいですね
renerd: renerdは、3日かかりました。投稿開始日3日前から2徹して作り上げ、間に合わせたという意味です。アイデアの核だったり旅行だったりはだいぶ前にしていたのですが……
Jiraku_Mogana: スタダであってもギリギリだったり余裕があったり分かれますね
stengan774: 早めに上がってた下書きとしては生命論と現 "禁忌肢" ことテンサイがあって、どちらも公式チャットで激賞されてたので焦りました
wavekey: 生命論はかなり評価されてましたね。確かに焦った
Jiraku_Mogana: 生命論大分盛り上がってましたね。砂箱の批評というか賞賛も多かったです。実際普通のコンテストなら優勝してもおかしくないくらいの票数ですしね
renerd: 3位だって+200オーバーで、普段のコンテストならダブルスコアでの優勝も見えている点数だったんですが……
Jiraku_Mogana: 今回のコンテストは「インフレ」という言葉が何度も頭によぎりました
renerd: 実際には、ダブルスコアをつけられました
Jiraku_Mogana: 怖すぎ屋敷
wavekey: デス・ヨシオが復活したので、堂々と屋敷をこすれますね
stengan774: 嘘だ、復活する前も堂々とこすられていた
wavekey: シャカ……
Jiraku_Mogana: スタダにしろラスパにしろ締め切りに向けたモチベーションを保つのも重要だと思うんですが、そういう焦りとかは執筆に寄与しますか?
stengan774: そうですね、投稿開始が迫ってる中で有力記事も出てきて尻に火を付けられているかどうかは大きかったです。ただ遅れてたお陰ですでに出ている下書きと自分の下書きとの差別点を意識して進められたのは良かったと思っています
renerd: スタダは強く意識して、間に合わせるために頑張りました。結局集中してガッと一気に書き上げてしまうのが個人的に楽だと感じているので、それと締切への焦りとがマッチはしました
wavekey: 普段から締切を意識して記事を投稿しないので、念のためこのコンテストではかなり早めに用意しようと気を付けていましたね。回答になってるか怪しいですが焦りは今回はなかったかもです
stengan774: やっぱりキリ番コンという換えの効かない舞台だからこそ、普段のコンテストよりいっそう投稿へのモチベはありますよね
Jiraku_Mogana: とにかく締め切りに間に合わせることと強いモチベを持つということですね。これで皆さん優勝間違いなしですね!
wavekey: まあ、マジな話、締め切りに間に合わなければ優勝可能性はゼロですし、投稿はしましょう!
renerd: (自分の3000-JP参加作の投稿時刻を見て、コンテスト委員に深く感謝を捧げる)
wavekey: > 疑存南極大陸の英雄時代 by renerd: 2022/12/19 00:00
なるほど
Jiraku_Mogana: あ~(スゴクナガイキジだギリギリになったんだろうなぁ)
stengan774: 間に合わせるためにも余裕をもって執筆を進めておくことが大切ですね!(3000-JPコン急なコロナ罹患で参加失敗)
wavekey: なんか、3000-JPコンのころに執筆してなかった私が言えたことじゃねえ気がしてきましたわ
Jiraku_Mogana: さてせっかく現役の最前線著者が集まってるので最近のSCP(-JP)の情勢や今後についても伺ってみたいです。最近どうですか(雑なフリ)
wavekey: 最近は、サイト外ですが、アニメ化と大百科4巻が浮かびますね
renerd: 確かに! 4巻は4000-JPコンテストにもフィーチャーするようですしね
wavekey: 4000-JPコンテスト、お子さんに見せられない記事が多い
stengan774: 大百科載っててほしいですね。今まで自記事は掲載全落ちだったので
Jiraku_Mogana: stenganさんも大百科載ってなかったんでしたっけ!?流石に4000-JPは載せてくれることでしょう
Jiraku_Mogana: SCPインディーアニメ化はクラファンが好調だとニュースで聞きました。SCPというコンテンツが大分強くなったなぁと感じますね
stengan774: そうですね。SCPのメディアミックスでいうと反ミーム部門の実写ドラマは結構良かったので、アニメ方面はどうなるか
Jiraku_Mogana: せっかくクリエイティブコモンズという利用しやすいライセンス下にあるのでもっと展開が広まってほしいところです
renerd: サイト内で上げるなら、ちょうど漢字ドリルの2学期が始まりましたね。2年生編には参加したい……
stengan774: サイト内でいうと、最近タグ化したサイト-81KKと81ETが個人的に熱いですかね。81UOともどもチームコン23で蒔いたセキュリティ施設の種がいい感じに芽吹いてきている
Jiraku_Mogana: アンソロジーもちょっとご無沙汰でしたね。サイト-81KKと81ETもですが巨大なコンテストが終わり皆さん一息ついて各自のやりたいことに手が割けるようになった感じでしょうか
renerd: 同じチームコン23出身の81UTも、今頑張ってなんとかしようと思っています。ちょうど学S選もありますし……
stengan774: それでいうと自分も、今はサイト-81AMプロジェクトを進めている真っ最中です。あなたの記事や人事キャラを保安施設ファイルに掲載してみませんか?参加者募集中!
wavekey: チムコン23ですと、最近は痕跡部門も成立しそうな予感がしてますね
Jiraku_Mogana: そうか痕跡部門もまだタグなかったんでしたっけ。2026年は色んなものが結実していく年になりそうですね
Jiraku_Mogana: 他に今後の予定で言うと、次のコンテストは新人コンテストが予定されています
renerd: 今回のメンバーは全員新人コンテストで優勝していますね
Jiraku_Mogana: え!?強い。それは是非とも来る新人コンに向けて参加予定者にアドバイスをお願いしたいところです
renerd: 虚心坦懐 これではないでしょうか
Jiraku_Mogana: 皆さん大体サイト加入は近いのに優勝は全員別の新人コンなんですね
renerd: うぐ
wavekey: ああ
renerd: ともあれ、完全新人の方に向けて言わせていただくなら、結局批評をどれだけものにできるかがかかっているような気がします。元からめちゃくちゃ強い人は置いておいて (別界隈での創作経験などもない方に向けて、の意)
Jiraku_Mogana: 最近の新人で評価されてる記事を見ると定例会で何度も見かけた記事だったりします
wavekey:
taneimosiitakeさんのSCP-2961-JPとかかなり見た気がしますね
stengan774: 己が身を振り返ってみると、1つのアイデアに固執しすぎないことは大事かもしれないですね。最初から記事書くぞ!という気持ちの人はいくつか煮詰まったアイデアを抱えた状態で入ってくると思うんですが、それを評価されるモノにするのって結構むずかしいです。いったんその宝物を手放して、界隈の空気感を知った上でゼロから出したアイデアの方が結局面白かったりします
Jiraku_Mogana: 1つのアイデアに固執してしまうケース、だいぶ見覚えがありますね……。先ほどrenerdさんがおっしゃっていた虚心坦懐にもつながるのではないでしょうか
renerd: なかなか難しい話ですが、その通りだと思います。そうして慣れた先で改めていつか、一番最初に持っていたアイデアを最高の形で仕上げられるかもしれませんしね
stengan774: そうですね。磨き方を知らない状態ではそれが石かダイヤかも判別できないわけで
Jiraku_Mogana: 原石をお持ちの皆さんは批評でたっぷり磨いてもらいましょう
Jiraku_Mogana: さて宴もたけなわではございますがそろそろ〆のお時間が迫ってまいりました。何か言い残したことはありますか?
wavekey: 色々申し上げましたが、新人の皆さんが挑戦なさる際に躊躇する必要はありません。サイトルールとガイドにだけ違反しなければ、まず問題ありません。といいますか、執筆はしなくてはならないものではないですし、執筆した人が特別偉かったりはしません。それでも執筆に挑戦してみたいという皆様は、記事とエッセイをよく読んで、頑張ってみてください。(←言い残したこと)
renerd: うお〜〜 新人コン、みなさん頑張ってください。夏コンでは、頑張らないでください
stengan774: ここまで読んでくださりありがとうございます!そしてすみません、自分語りばかりで4000-JPについてのめぼしい新情報はご用意できませんでした!本当は雑多な小ネタについてまとめてくるつもりだったんですが間に合わなかったので、それについては後日記事のディスカッションに載せておきます
Jiraku_Mogana: そういえば前号の茜刺財団新聞で「執筆の裏話などについてはまた後日に別の場所でお話ししたいと考えています」とおっしゃっていましたね。ぜひともお願いします
stengan774: 本当はこの場でやりたかった……自分で見返してみると思ったより引用してるネタが多くて
Jiraku_Mogana: じゃあ最後にここで1つ、何か対談の〆になりそうな小ネタありませんかね? (とんでもない無茶ぶり)
wavekey: [[size 1400%]]完[[/size]]
↑どうしてもなかったらこれを使いましょう
renerd:
Blade of
-The End-
stengan774: 図書館にある書籍『はむすたー と、くすりつくる と しほんしゅぎ』はお察しの通りdadoの本ですが、実はCNの蛇の手フォーマット "近期遗失图书清单" (未訳)に出てくる書籍名です
wavekey: 未訳にまで……
Jiraku_Mogana: わかるかい!!
renerd: 拾うの無理すぎる
Jiraku_Mogana: 完
[対談終了]