アイテム番号: SCP-037-KO
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-037-KOは特別な収容手順が不要であり、財団に勤める全ての職員が使用することが可能です。ただし、オブジェクトの近くを通過する行為とオブジェクトの使用はなるべく避けることが望ましく、1日に3回以上使用する場合はレベル2以上の許可を受けなければなりません。
説明: SCP-037-KOは地域司令部、サイト-██内部に存在する公共トイレです。対象と同じ階に設置されたトイレは数日以内に使用が不可能となります。トイレが壊れる原因はまだ解明されていません。対象は特有の耐久性のために、撤去と移動が不可能になっています。
SCP-037-KOの近くを通過する人物は、すぐに腹痛を感じてトイレを使用したい欲求を強く感じるようになります。これは1人の人間に限られており、他の種の生物や多数の人間には効果が現れません。もし対象の近くに存在する人物が2人以上である場合、対象の近くに1秒でも先に到着した人物に効果が現れます。
SCP-037-KOの影響を受けた人物はすぐに対象のドアを開こうとしますが、そうするとすぐに対象のドアが内側からロックされます。ドアを開けるためのいかなる試みも通じず、前述の理由により破壊も不可能です。
対象の影響を受けた人物が限界を感じてもう我慢ができなくなると、すぐさまSCP-037-KOのドアが開かれます。実験の結果、ロックが外れるだけではなく、ドアまで開かれることが確認されました。
SCP-037-KOを使用した人物は非常に大きな快感を覚え、分泌されるドーパミンの数値が通常のトイレ利用よりも約50%上昇します。他にもストレスの一時的解消、慢性の便秘の治癒、宿便の排出など肯定的な結果を示しました。
もしSCP-037-KOの影響を受けている人物が他のトイレを探してSCP-037-KOより3m以上離れてしまった場合、その人物は所定の位置で気絶すると同時に失禁してしまいます。