
電磁収容場にあるSCP-065-CS
アイテム番号: SCP-065-CS
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-065-CSは物理的な素材では維持することができません。固形物に対するいかなる暴露も[データ削除済]という結果になるため、SCP-065-CSは、指定されたエリア内に存在する、対象を維持する少なくとも12つの強力な電磁場によって常に整備される必要があります。
コイルの電力供給は、エリア-██組織への電力供給とは独立していなければなりません。障害が発生した場合、SCP-065-CSは「電磁ケージ」から脱出し、エリア-██へ甚大な被害をもたらします。
SCP-065-CSは様々な方向から「圧縮」されており、電磁ケージの隙間から抜け出さないようにされています。実験には最低でも2人のセキュリティクリアランスレベル4以上の職員が要求されます。
説明: 対象は、大量の電磁エネルギーで構成される球体です。SCP-065-CSは電磁力の影響で非常に高速であり、その温度と電荷のために固形物に大変な悪影響を及ぼします。ただし、それは別の強力な電磁場のソースによって整流することができます。SCP-065-CSは、地球の磁気圏を破壊するのに十分なエネルギーを有しています。対象の周囲にある電磁場は非常に強力ですが、中心からわずか5m以内にのみ作用します。そのため、エリア-██内にある電子機器は、漏電が起こらない限りは損害を受けません。
対象がどれくらい前から存在しているかを判断することはできません。もしこの情報が判明すれば、SCP-065-CSの充電があとどれくらいで失われるかを推測することができるでしょう。
対象は、まさに存在することそれ自体によって多量のエネルギーを損失しています。SCP-065-CSがどのようにして充電しているかは不明ですが、その性質からして、SCP-065-CSはマグネター1として知られる宇宙物体の局限化された形であると仮説されています。
このオブジェクトは、 ██████市で大規模な物的被害を引き起こした後、[データ削除済]を用いることで████年██月██日に保管されました。財団が介入する以前、そのオブジェクトはエネルギー放電により人々に損害をもたらし致死させていました。
補遺D-065-1: SCP-065-CSは大気現象として隠蔽されていました。
補遺D-065-2: [データ削除済]チームは、対象の発生履歴を調査し、その履歴の信用性を低下させる任務を負っていました。