アイテム番号: SCP-089
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: オブジェクトは現在O5-3のデスクに保管されています。 オブジェクトをデスクから移動することはできません。暴行、窃盗、詐欺、薬物乱用の経歴、もしくは被験者に倫理的な問題があると思われる重大な経歴が存在する場合、被験者がオブジェクトを視認しないことが推奨されています。
説明: SCP-089はありふれた陶器製の″ホーボー″1の人形です。しかしながらその大部分は様式的でコミカルに明るいパステルカラーで塗装されています。 オブジェクトを直接視認した被検者は、強い罪悪感、羞恥心、さらに後悔の感情を引きおこし、「人生で最も最悪だと感じた瞬間」の鮮明な記憶を思い出したことを報告します。 被検者が受けるオブジェクトの曝露による影響は本人の道徳規範や記憶に依存し、それぞれ大きく異なります。
歴史: オブジェクトは1945年にウィスコンシン州にあるさまざまな国の業者から輸入された商品を販売する小さな街角の店で発見されました。これまでオブジェクトの起源を追跡する試みがなされていますが、成功には至っていません。
SCP-089は地方の些細な窃盗事件の後、その犯人によりオブジェクトに言及しているノートが残されていたことで、最終的に████████████(レベル3の職員)の注意を引き、確保されました。SCP-089と自殺の際に残されたノートは押収され、 2つの物品はレプリカに置き換えられました。また、彼の近親者は彼の自殺について非難されました。 幸運にも、そのノートの内容は一般人には公開されませんでした。そのオリジナルのノートを発見した警官はノートの暴力的性質のためにノートの内容に対して想起した物が間違いであったと説得されました。
補遺: SCP-089はO5-3が個人を叱責する際に文鎮として使用される傾向があるため、O5-3の下で働く職員により“小さな脅し屋”という愛称をつけられています。O5-3は伝説的な“オフィストーク”です。