SCP-3548(記録用:A Clocking Madness / 時計の狂気)
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アイテム番号: SCP-3548

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-3548の周囲には半球状の障壁が設置され、破壊の可能性があるか定期的に検査されます。アノマリーと接する職員は適切な防音装置を着用してください。周囲の領域は、外に出る音波の最低90%を遮断するための防音を行います。

SCP-3548の影響を受けた全ての人間には、Aクラス記憶処理剤の投与の後、医療的及び心理的処置が現在も行われています。

説明: SCP-3548はタイマーがセットされた、0.5m×1mのLED表示板を持つ巨大なデジタル時計です。特に、機器は電源に繋がれていない場合でもタイマーを表示し続けます。SCP-3548を停止させる試みは失敗に終わりました。

SCP-3548は60秒ごとに、近くの人間へストレス、妄想、警戒心の増大、鼓膜の破裂の症状を引き起こす130dBの音を発します。対象はSCP-3548の影響下にいる間、黙示録的イベントのビジョン(SCP-3548-1に指定)を持つと報告しています。一般的に報告されているSCP-3548-1の様子は以下の通りですが、これらに限定されるわけではありません:

  • 影響を受けた対象は何もない黒い空の下、荒れた畑に輸送されていると報告する。地面が揺れている間、SCP-3548が遠くで鳴っているのが聞こえる。その後、幾つかの巨大な錠剤が空から落下し始め、遠くに存在する生命体を押し潰す。
  • ガラス繊維の巻きひげが任意の動いている人間を捕らえ、彼らを社会的活動(パーティー、ピクニック、買い物の会議など)に従事させる。
  • "忘れません、約束します。"と復唱することを強制させられている人間。

SCP-3548はPoI-3548の家の屋根の上で発見されました。カウントダウンの正確な目的は不明です。

補遺3548: インタビュー記録3548

インタビュー対象: PoI-3548

インタビュアー: ベアーズ博士

序文: PoI-3548は財団エージェントによって彼の母親の住居で発見され、更なる情報のためにインタビューが行われた。

<ログ開始、17:08:44>

ベアーズ博士: こんにちは?サー、簡単なインタビューを行いたいのですが、そこにいますか?

[ベアーズ博士は玄関のドアを2回ノックする。]

ベアーズ博士: 反応なし。おっと、待てよ、ドアベルがそこにあるのが見えるな?

[ベアーズ博士はドアベルを2回押す。遅れて、100dBの音がそこから放たれ、3秒間住宅の構造が揺れる。]

ベアーズ博士: クソ!一体何なん─

[PoI-3548はドアを開け、ベアーズ博士へジェスチャーを行い、口を開け、それを指さす。]

ベアーズ博士: ど、どういう意味だ?(静止)おっと、彼は耳が聴こえないのか。好都合だ。

付記: PoI-3548が部分的聴覚障害であるため、この時点からインタビューはアメリカ手話で行われる。

ベアーズ博士: 入ってもいいですか?オーケー、ありがとう。こんばんは。

PoI-3548: こんばんは。ここで何が行われるか教えてくれませんか?私は宿泊をとても楽しみました、ありがとうございます。予想していませんでしたね、束になった─

ベアーズ博士: いいですか、あなたは幾つかの質問に答えるだけでいいんです、そうしたのならばもう大丈夫です。

PoI-3548: 早くしましょう。

ベアーズ博士: あなたの機器のタイマーは何をカウントダウンしているのですか?あなたはその影響に気づいていますか?

PoI-3548: 機器?何について言っているのかわかりません。

ベアーズ博士: あなたの家の上にある大きな時計です、サー。それは人々を狂わせています。

[PoI-3548は急に彼の椅子から立ち上がり、ドアの方へ向かう。]

PoI-3548: 私のアラームがもう鳴っているんですか?

ベアーズ博士: アラーム?何のためのアラームですか?

PoI-3548: うわ、不安症の薬飲み遅れてる!

<ログ終了>

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